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明日の「飛ぶ教室」１コマ目の本は「ポスト3・11」社会を象徴的に描いた吉村萬壱の傑作『ボラード病』。「災厄」からの「復興」を目指す町の住民が作る「同調」空間とは。今読みべき本。２コマ目は「Suno AIではじめる音楽生成AI入門」のメディアクリエーター松尾公也さんにAIの最前線について伺います

明日の「飛ぶ教室」は愛宕山のＮＨＫ博物館からお送りする特別放送。１コマ目はヤクザ関係のライターで名高い鈴木智彦さんが５２歳にしてピアノを習う顛末『ヤクザときどきピアノ』を読みます。号泣必至。２コマ目のゲストはなんと詩人・ラジオＤＪ・漫画家その他諸々の杉作Ｊ太郎さん。楽しみ過ぎる！

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は先日亡くなられた料理研究家、枝元なほみさんの『枝元なほみのめし炊き日記』を読みます。枝元さんのラストメッセージといってもいい素敵な本だと思います。２コマ目のセンセイ、枝元さんの盟友でもある伊藤比呂美さんと一緒に枝元さんを忍ぶ時間にしたいと思います。

明日の「飛ぶ教室」は、齋藤塔子さんの『傷の声』を読みます。複雑性ＰＴＳＤに悩み、自傷と死への願望と戦ってきた著者が死の直前まで書き続けた真の闘争の記録です。２コマ目の先生は映画監督で音楽家の甫木元空さん。青山真治監督の遺作脚本をもとにとした映画『ＢＡＵＳ』にこめた思いを訊きます。

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は高倉美恵さんの『眼述記』を読みます。突然倒れた夫は全身マヒ、一切身動き出来なくなった夫が文字盤を眼で追いその意志を伝えるようになった、その衝撃の記録です。２コマ目のセンセイは「土の伝道師」藤井一至さん、土が「地球最後のナゾ」だったとは！　お楽しみに。

本日発売です。巻頭に、長い、「ラジオの、光と闇」という書き下ろし、いえ、「語り下ろし」を置きました。そこでは主として「ラジオの闇」の歴史について話しています。もちろん「ラジオの光」の歴史についてもまた。

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は筒井康隆さんの『敵』を読みます。映画化され、現在も公開中のこの作品、実は「老人文学」の一大傑作でもあります。独居老人の日常生活を緻密に描いていたはずなのに、いつの間にかどこかに「敵」が……。２コマ目のセンセイはもちろん伊藤比呂美さん、人生相談もね！

こんな記事を書きました。5月1日まで無料で読めるそうですので、お読みください。 ひとりで生き、ひとりで死ぬ社会で　私たちの死後は　高橋源一郎さん：朝日新聞 digital.asahi.com/articles/AST4T…

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は松家仁之さんの長篇『天使も踏むを畏れるところ』を読みます。前のオリンピックの頃、皇居「新宮殿」建設が始まります。その壮大なプロジェクトの参加者たちの物語の交響曲。美智子妃も重要な登場人物！ 2コマ目は著者の松家さんをお招きし長篇小説についてお話します。

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は幾多のノンフィクションの名作を産み出した梯久美子さんの『やなせたかしの生涯　アンパンマンとぼく』を読みます。朝ドラの主人公の驚くべき人生です。２コマ目のセンセイはシェイクスピアが友だち（？）の演出家・木村龍之介さん。演劇って何？　その秘密を訊きます。

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目の本は「新しい哲学」の担い手、岩内章太郎さんの『星になっても』。父の死をテーマにした、哲学的思索に満ちた美しいエッセイ。２コマ目のゲストは『透析を止めた日』で、透析を止める決断をし亡くなった夫の最後の日を綴った堀川惠子さん。死について考える４９分です。

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目の本は伊藤春奈さんの『ふたり暮らしの「女性」史』。百年前「結婚」ではないパートナーシップを選んだ女性たちがいた。埋もれた歴史から蘇った物語です。２コマ目のセンセイは、桜の下に眠る「桜葬」を作り出した社会学者の井上治代さん。葬儀って何？　お墓って何だ？

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は大宅壮一ノンフィクション賞と河合隼雄学芸賞をダブル受賞したノンフィクションの金字塔、小川さやかさんの『チョンキンマンションのボスは知っている』を読みます。香港に住む怪しいやつらの正体は何？　２コマ目のセンセイはもちろん伊藤比呂美さん。人生相談もね。

というわけで、今日は午後1時からこちらにお邪魔して、その後ラジオです。イタリア文学の和田忠彦さん、そして久しぶりに、柴田元幸さんとお会いします。楽しみ！

明日の「飛ぶ教室」１コマ目は最相葉月さんの『絶対音感』を読みます。音楽家最大の秘密「絶対音感」をテーマに音楽と創造の根源に挑んだ伝説の名著。２コマ目は誰よりもクラシック音楽の世界を愛する音楽プロデューサー（＆名文筆家）の山根悟郎さんをお招きし「クラシックの光と闇」をお訊きします。

明日の「飛ぶ教室」１コマ目は小原晩さんの『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を読みます。伝説の自費出版本が読まれ読まれて商業出版。更に読まれています。なぜかは読めばわかります。２コマ目のセンセイは禅僧で庭園デザイナー世界にその名を知られた枡野俊明・マスノシュンミョウさんです！

明日の「飛ぶ教室」、１コマ目は温又柔（おん・ゆうじゅう）さんの『台湾生まれ　日本語育ち』を読みます。３歳で日本に来た台湾人作家が台湾語・中国語・日本語３つの「母語」の間で揺れ動く物語。２コマ目のセンセイは台湾出身の漫画家・高 妍（ガオ・イェン）さん。傑作『隙間』が完結したばかり。