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日本現代詩歌文学館

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日本現代詩歌文学館は、詩歌専門の総合文学館です。このアカウントでは、当館の事業や詩歌関連の情報などをつぶやきます。ご連絡は公式HPの「お問い合わせ」よりお願いします。X運用ポリシーはこちらshiikabun.jp/twitterpolicy.…

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詩歌の未来へ4氏の表現 岩手・北上でシンポジウム | 毎日新聞 #井戸川射子 #小佐野彈 #堀田季何 #暮田真名 #神野紗希 #日本現代詩歌文学館 #詩歌文学館賞 #詩 #短歌 #俳句 #川柳 mainichi.jp/articles/20250…

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甘い香りが特徴のえごの木の花。 本日は、ときおり強い風が吹き、そのたびに花がくるくると回りながら散っています。 秋につける実は、山雀(やまがら)の好物です。 えごの花待つことは即祈ること 星野麥丘人 *『弟子』(1976年、永田書房)より

甘い香りが特徴のえごの木の花。
本日は、ときおり強い風が吹き、そのたびに花がくるくると回りながら散っています。
秋につける実は、山雀(やまがら)の好物です。

えごの花待つことは即祈ること 星野麥丘人
*『弟子』(1976年、永田書房)より
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詩歌の森公園をとぼとぼと歩いていた雀。 くちばしが黄色いので、巣立ったばかりの幼鳥でしょうか。 そうして見ると、なんとなく不安げな表情をしているようにも思えてきます。 巣立鳥にはかな風が野末より 中 拓夫 *『浦波』(1983年、卯辰山文庫)より

詩歌の森公園をとぼとぼと歩いていた雀。
くちばしが黄色いので、巣立ったばかりの幼鳥でしょうか。
そうして見ると、なんとなく不安げな表情をしているようにも思えてきます。

巣立鳥にはかな風が野末より 中 拓夫
*『浦波』(1983年、卯辰山文庫)より
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夏らしく気温の高い日となりました。 山法師が陽の光を受けていっそう生き生きとして見えます。 重なりあった花は、遠くからでも目を引くほどの華やかさ。 それぞれの咲きざまこれは山法師 清崎敏郎 *『凡』(1997年、ふらんす堂)より

夏らしく気温の高い日となりました。
山法師が陽の光を受けていっそう生き生きとして見えます。
重なりあった花は、遠くからでも目を引くほどの華やかさ。

それぞれの咲きざまこれは山法師 清崎敏郎
*『凡』(1997年、ふらんす堂)より
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白詰草(しろつめくさ)の間から顔を出す赤い実。 蛇苺(へびいちご)です。 食べても害はないですが、甘みも香りもなく、食用には向かないのだとか。 草むらに蛇苺赤し林中の暗きに向きて実を多くもつ 太田絢子 *『南北』(1964年、白玉書房)より

白詰草(しろつめくさ)の間から顔を出す赤い実。
蛇苺(へびいちご)です。
食べても害はないですが、甘みも香りもなく、食用には向かないのだとか。

草むらに蛇苺赤し林中の暗きに向きて実を多くもつ 太田絢子
*『南北』(1964年、白玉書房)より
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雑草園近くの梅の木が今年も大きな実をつけています。 つぶつぶと葉交に見えて梅の実の口酸く思ふまでになりたる 谷 鼎 *『冬日より』(1957年、近代詩歌社)所収/『定本 谷鼎全歌集』(2000年、砂子屋書房)より引用 鼎(かなえ/1896-1960)は、神奈川県生まれの歌人。窪田空穂に師事しました。

雑草園近くの梅の木が今年も大きな実をつけています。

つぶつぶと葉交に見えて梅の実の口酸く思ふまでになりたる 谷 鼎
*『冬日より』(1957年、近代詩歌社)所収/『定本 谷鼎全歌集』(2000年、砂子屋書房)より引用

鼎(かなえ/1896-1960)は、神奈川県生まれの歌人。窪田空穂に師事しました。
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いぼたの木に、花潜(はなむぐり)がとまっていました。 名のとおり、花に潜るようにして花粉を食べたり、蜜を吸ったりします。 黄金虫の仲間ですが、背中に模様があるのが特徴です。 昆蟲は日々にことばや文字を知り辭書から花の名をつづりだす 塚本邦雄 *『水葬物語』(1951年、メトード社)より

いぼたの木に、花潜(はなむぐり)がとまっていました。
名のとおり、花に潜るようにして花粉を食べたり、蜜を吸ったりします。
黄金虫の仲間ですが、背中に模様があるのが特徴です。

昆蟲は日々にことばや文字を知り辭書から花の名をつづりだす 塚本邦雄
*『水葬物語』(1951年、メトード社)より
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今年度の古典文学講座「万葉集の四季」が最終回を迎えました。万葉集の多くの歌に触れ、自然と交感する人々の姿も見えてくるようでした。 講師の佐々木民夫先生、受講いただいた皆さま、本当にありがとうございました。初回は桜が残る中での開講でしたが、今日は青葉風が心地よい一日となりました。

今年度の古典文学講座「万葉集の四季」が最終回を迎えました。万葉集の多くの歌に触れ、自然と交感する人々の姿も見えてくるようでした。

講師の佐々木民夫先生、受講いただいた皆さま、本当にありがとうございました。初回は桜が残る中での開講でしたが、今日は青葉風が心地よい一日となりました。
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蜜蜂が花粉まみれになりながら飛び回っています。 先日もポストした「いぼたの木」ですが、熊蜂、花潜のほか、花粉と蜜を好む虫たちで大混雑しています。 水無月の終りが近い 幸福の地方からときに蜜蜂が来る 岡井 隆 *『鉄の蜜蜂』(2018年、角川文化振興財団)より

蜜蜂が花粉まみれになりながら飛び回っています。
先日もポストした「いぼたの木」ですが、熊蜂、花潜のほか、花粉と蜜を好む虫たちで大混雑しています。

水無月の終りが近い 幸福の地方からときに蜜蜂が来る 岡井 隆
*『鉄の蜜蜂』(2018年、角川文化振興財団)より
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過ごしやすい気候となった本日、こどもの俳句教室 夏の部の第1回が開催されました。 まずは講師の片方みち子さんとともに、雑草園や詩歌の森を巡りながら季語探し。その後、俳句づくり&句会です。 見つけたもの、感じたことなど、実感がこもった俳句はきっと心に残るはず。第2回も楽しみです!

過ごしやすい気候となった本日、こどもの俳句教室 夏の部の第1回が開催されました。

まずは講師の片方みち子さんとともに、雑草園や詩歌の森を巡りながら季語探し。その後、俳句づくり&句会です。

見つけたもの、感じたことなど、実感がこもった俳句はきっと心に残るはず。第2回も楽しみです!
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おはようございます! 本日開催です!! 文学フリマ岩手10 🕙6/15(日) 11:00〜16:00 🎫入場無料✨ 👥合計156出店! 🏢岩手県産業会館(サンビル) 7F大ホール 📚詳細 bunfree.net/event/iwate10/ ご来場を心からお待ちしております!! #文学フリマ岩手

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第8回日本現代詩歌文学館館長賞は、小笠原望氏の『聴診器の向こう側』(2021年、看護の科学新社)に決定いたしました。 10月18日(土)に開催の「第8回現代川柳の集い」にて、贈賞および記念講演を予定しております。 shiikabun.jp/news/1777.html

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「文学フリマ岩手10」開催中! 詩歌文学館は今年も参加しています。 本日16:00まで、岩手県産業会館(サンビル) 7F大ホールでお待ちしています。 ぜひお立ち寄りください。 #文学フリマ岩手

「文学フリマ岩手10」開催中!
詩歌文学館は今年も参加しています。
本日16:00まで、岩手県産業会館(サンビル) 7F大ホールでお待ちしています。
ぜひお立ち寄りください。

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蒸し暑い一日でした。たっぷり水を湛えた文学館の周りの田んぼを見ていると、すこし涼しくなれる気がします。 いちまいの水田となりて暮れのこり 長谷川素逝 *『暦日』(1946年、宝書房)より 素逝(1907-46)は大阪府生まれの俳人。鈴鹿野風呂、高浜虚子に師事。『桐の葉』を創刊、主宰しました。

蒸し暑い一日でした。たっぷり水を湛えた文学館の周りの田んぼを見ていると、すこし涼しくなれる気がします。

いちまいの水田となりて暮れのこり 長谷川素逝
*『暦日』(1946年、宝書房)より

素逝(1907-46)は大阪府生まれの俳人。鈴鹿野風呂、高浜虚子に師事。『桐の葉』を創刊、主宰しました。
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白鶺鴒(はくせきれい)の幼鳥です。 巣立ったばかりでしょうか。 地面をつついたり、短い距離を飛んでみたり。 遊んでいるわけではないのでしょうが、どこか楽しそうです。 啼きすます小鳥は一羽あたりの木ひかりしづまり小鳥は一羽 若山牧水 *『くろ土』(1921年、新潮社)より

白鶺鴒(はくせきれい)の幼鳥です。
巣立ったばかりでしょうか。
地面をつついたり、短い距離を飛んでみたり。
遊んでいるわけではないのでしょうが、どこか楽しそうです。

啼きすます小鳥は一羽あたりの木ひかりしづまり小鳥は一羽 若山牧水 
*『くろ土』(1921年、新潮社)より
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筋黒白蝶(すじぐろしろちょう)が、飛び回って白詰草の蜜を吸っています。 ゆったりとした蝶のはばたきを見ていると、だんだん眠くなってきます。 ふかい ふかい なんともいへず 此處(ここ)はどこだらう あ、蝶々 山村暮鳥「蝶々」 *『雲』(1925年、イデア書院)より

筋黒白蝶(すじぐろしろちょう)が、飛び回って白詰草の蜜を吸っています。
ゆったりとした蝶のはばたきを見ていると、だんだん眠くなってきます。

ふかい
ふかい
なんともいへず
此處(ここ)はどこだらう
あ、蝶々

山村暮鳥「蝶々」
*『雲』(1925年、イデア書院)より
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真夏のように暑い日が続いています。雑草園の柘榴の花が鮮やかです。 夕ぞらへざくろの花は朱を献ず梅雨神のためわが生(いき)のため 雨宮雅子 *『悲神』(1980年、国文社)より 雅子(1929-2014)は東京生まれの歌人。『林間』『地中海』を経て『雅歌』主宰。第28回詩歌文学館賞を受賞しました。

真夏のように暑い日が続いています。雑草園の柘榴の花が鮮やかです。

夕ぞらへざくろの花は朱を献ず梅雨神のためわが生(いき)のため 雨宮雅子
*『悲神』(1980年、国文社)より

雅子(1929-2014)は東京生まれの歌人。『林間』『地中海』を経て『雅歌』主宰。第28回詩歌文学館賞を受賞しました。
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本日は当館講堂にて、第28回俳句甲子園地方大会・北上会場の試合が開催されています。 県内外の4つの高校より、全5チームが参加しています。 俳句に青春を懸けた高校生たちの熱いバトル。自由にご観覧いただけますので、是非会場へお越しください。

本日は当館講堂にて、第28回俳句甲子園地方大会・北上会場の試合が開催されています。
県内外の4つの高校より、全5チームが参加しています。
俳句に青春を懸けた高校生たちの熱いバトル。自由にご観覧いただけますので、是非会場へお越しください。