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大和田：兄弟とケーキ屋へ買い物に行った。「これとこれと……」と、指差してケーキを注文していたら、店員に「名前を言ってください」と言われた兄弟は「僕は希望ヶ峰学園第78期生、石丸清多夏だッ！」と自己紹介していた。負けてらんねぇからオレも「大和田紋土だ、よろしくな」っつって名乗った。

石丸「フランスでは最初のHは声を出さないそうだ」 大和田「オレ、フランスに生まれなくてよかったぜ……。オメェも初めてだったせいか不思議に思ってねぇだろうが、そうとう声デケェらしいしな///」 石丸「フランス語の話だが、確かに君も僕もうるさいな……///」

苗木：石丸クンがどこまで大きい声を出せるかに挑戦すると意気込んで「なんでやねーーーーーん！！」と叫んだら、大和田クンが教室に乗り込んできて「今オレの渾身のダジャレに突っ込んだ奴ぁ誰だーーー！！！」「僕だ！」っていうミラクルを起こしたことがあるよ

大和田「オメェにいい言葉を教えてやんよ」 石丸「ふむ」 大和田「『自』分を『曲』げる、で『自由』だ！どうだ？石頭を柔らかくする気になったか？」 石丸「縦の線が一つ多くないかね？」 大和田「あっ」

石丸：この前繋いでる僕の手をじーっと見て「ちっせぇのになぁ……」と嬉しそうにしみじみ呟いていた兄弟。その先は何も言わなかったが、兄弟の表情から、僕と繋いだ手を見て何かを感じたのだな、と思うとなんだか嬉しくなった。

大和田：22時を過ぎて寝てしまった兄弟の口に甘栗を入れてみたら、「……ん？なん……きょうだい……？なんd…………」と、言いながらまた寝た。諦めて明日の準備をしていたら5分後くらいに布団の方から小さく「くりだ( °∀°)」と聞こえてきた。

1：名無しの学生：X年X月X日ID:LpfQQddE0 食堂で石丸が牛乳飲んでたｗ 牛乳ヒゲできてて笑ったわｗ 2：名無しの学生：X年X月X日ID:Mes89ou6l0 >>1 かわいいだろ 3：名無しの学生：X年X月X日ID:LpfQQddE0 >>2大和田乙

大和田「やべぇ、出先で所持金200円になっちまった。単車のガスもねぇ……」 石丸「銀行から引き出せないのかね？」 大和田「銀行に口座なんか持ってねぇし。ゆうちょも残高二桁だっつぅの。……残り80円」 石丸「ジュースを飲んだのか！君というやつは！」

石丸「遊戯王カードの『人造人間5号』の「このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。」の直接攻撃の意味がわからず、いきなり腹部を直接殴ってきた兄弟を僕は絶対に……」 大和田「あんときゃ悪かったな、ルールわかんなくてよ」 石丸「構わんさ、兄弟だからな！」

大和田からのメール『HKB用に綿あめ買ってきてくれ』 石丸「HKB?　新しい暗号か何かかね？」 大和田「昼下がりの（H）コーヒー（K）ブレイク（B）だぜ」 石丸「兄弟、コーヒーはCだぞ！全く君というやつは！」

大和田：クラスで貰ったお菓子とか持って帰ると一緒に食べようと喜んでお茶を入れる兄弟。エンゼルパイ一個でもとにかく半分こして一緒に食べるのが幸せらしい。マジで可愛いぜ。

大和田：最近兄弟が何故か喧嘩腰で愛情表現してくる。「とても好きなのだが！一体何なのだ？本当に好きなのだが！何故だ！」みてぇな。「何か問題かよ？」って返すと「それほど好きではない！」って言うんだけどよ「別にいいぜ、オレは好きだし」って言うと「大好きだ……」ってしおらしくなんだよな。

葉隠：大和田っちと石丸っちが教室の隅で喧嘩し始めた。石丸っちが「これは校則違反だから受け取れないと言っている！」と薬指の指輪を思いっきり放り投げたのが、俺の頭にホールインワンした。なあ石丸っちは気づいてねーけど、大和田っちが超笑ってるのは、話を真剣に聞いていないからじゃねーべ。

石丸「『ちょっと……近づかないでくれ』という声がして、こんな所で変質者か？と思ってそっと振り返ったら、兄弟と足元ですりすりする猫。『あの……制服に毛がつくんで……すりすりは止めてくれませんか』と猫に言う、なぜか敬語の兄弟。それでも尚すりすりする猫。和むな！」

石丸「一時間キスして消費されるカロリーは三時間のウォーキングで消費されるカロリーに等しいらしい」 大和田「さ、最近太ったんじゃねぇか、兄弟。つまり」 石丸「つまり、三時間ウォーキングしたら一時間キスしたことになるのだな！？走るぞ兄弟！！」

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石丸「部屋の鍵がない」 大和田「どっかに落としたんじゃねぇ？」 石丸「心当たりがないのだ。確かにポケットに入れたはずなのだが」 大和田「ちょっとジャンプしてみろ」 石丸「（ぴょんぴょん）（ちゃりんちゃりん）」 大和田「あんじゃねぇか」 石丸「おお、確かに！」 苗（カツアゲだ……）

大和田：桑田とエロ話してたら、兄弟が来たんで話を中断した。 そしたら兄弟が「何の話だね？」って聞くから「別に大したことじゃねぇ」って言った。 兄弟は「隠されると余計に気になるではないか！」って言った後に、思いついた様に 「僕、お化けは怖くないぞ？！」って言った。 可愛くて噴いた。

石丸：些細なことでよく僕をからかう兄弟。この間は少ししつこくてつい「もう兄弟なんか嫌いだ！（`；ω；´）」と言ってしまった。そしたら「嫌いじゃねぇだろ！（`；ω；´）」と半泣きで返されて抱きしめられた。何なのだ……兄弟は可愛いなッ！

大和田「ピザって10回言ってみろ」 石丸 「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」 大和田「じゃあ、ここは？」 石丸「……わからない。一体ここは……？」 大和田「やっと気づいたか。どうやらオレたち、とんでもない所へ迷い込んじまったみたいだぜ……」 石丸「シッ！なにか来るぞ！」