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KIKO Paris

@kikopariskiko

Xの空から溢れ落ちた思想の星に、手を伸ばす。 揺らぎながら、狭い自分の世界をほどいていく。

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calendar_today23-12-2022 02:34:53

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ネコの椅子 スーツケースの鍵をかけ直すたび まだ続く旅を思い知る 恋は液体物扱い 100mlを超えると没収される 愛は持ち運べない荷物 それでも心に忍ばせてしまう 預け入れでなく 手荷物として抱えて歩こうか 脆さも強さも ここではぜんぶ遊び道具 人生はミニチュアみたいに 軽やかに飾ればいい

ネコの椅子

スーツケースの鍵をかけ直すたび
まだ続く旅を思い知る

恋は液体物扱い
100mlを超えると没収される

愛は持ち運べない荷物
それでも心に忍ばせてしまう

預け入れでなく
手荷物として抱えて歩こうか

脆さも強さも
ここではぜんぶ遊び道具

人生はミニチュアみたいに
軽やかに飾ればいい
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泡沫 中日に咲く午後 ランチとお茶したヒルズでは時計を見なかった 隣の横顔が針よりも確かに時を刻んでいたから 六本木女子会、渋谷で男友達と人生初の〆ラーメン 相手が変われば、遊園地のコーヒーカップみたいに心の回転速度も変わる 明かせない感情を抱えたまま、誰にも見せない赤道を越えていく

泡沫

中日に咲く午後
ランチとお茶したヒルズでは時計を見なかった
隣の横顔が針よりも確かに時を刻んでいたから
六本木女子会、渋谷で男友達と人生初の〆ラーメン
相手が変われば、遊園地のコーヒーカップみたいに心の回転速度も変わる
明かせない感情を抱えたまま、誰にも見せない赤道を越えていく
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運命なんて信じないあの人と、それでも運命があるのなら。 泣いた夜も笑った朝も、全部を越えた先で。 どんな選択を重ねても、導かれる先がある。 回り道の果てに、差し出す手が私でありますように。 9月の始まり、こんなことを想っていたらジェラートが溶けかけた。 時間は残酷で、けれど愛しい。

運命なんて信じないあの人と、それでも運命があるのなら。
泣いた夜も笑った朝も、全部を越えた先で。
どんな選択を重ねても、導かれる先がある。
回り道の果てに、差し出す手が私でありますように。

9月の始まり、こんなことを想っていたらジェラートが溶けかけた。
時間は残酷で、けれど愛しい。
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生きるとは、 他人ではなく、自分を訳し続けること 沈黙を今日の言葉に置き換え、 記憶は水色に、 孤独は青に、 希望はまだ名のない白に カフェの湯気の中で、 深夜の机の上で―― 私は自分を壊し、また組み替える 人に示すためではなく、 今日を明日へ手渡すために その作業こそ、生きること

生きるとは、
他人ではなく、自分を訳し続けること

沈黙を今日の言葉に置き換え、
記憶は水色に、
孤独は青に、
希望はまだ名のない白に

カフェの湯気の中で、
深夜の机の上で――

私は自分を壊し、また組み替える
人に示すためではなく、
今日を明日へ手渡すために

その作業こそ、生きること
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考えてみれば、友となるのは、ちゃんと傷ついたことのある人。 好きを交わせるのは、陽だまりの手前で。 悲しみを昇華した強さと優しさ、孤独を知る光と影。 その揺れを抱く存在は、私の世界の境界線となる。 どこにも行けない夜を、照らす灯台。 私の心は、その光にたゆたう。

考えてみれば、友となるのは、ちゃんと傷ついたことのある人。
好きを交わせるのは、陽だまりの手前で。
悲しみを昇華した強さと優しさ、孤独を知る光と影。
その揺れを抱く存在は、私の世界の境界線となる。

どこにも行けない夜を、照らす灯台。
私の心は、その光にたゆたう。
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華氏451度 ― 氷点 火車 ― ライ麦畑でつかまえて 海と毒薬 ― 博士の愛した数式 蜜蜂と遠雷 ― 檸檬 月と六ペンス ― わたしを離さないで 小説は中身だけではない。 扉の銘板ひとつで世界を揺らす。 言葉は、目に見えぬまま世界のかたちを変えていく。 そして次は、あなたの一冊が扉を開く番かもしれない

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ムーンアートナイト。 下北の夜に月が舞い降りた。 マジスパのビーフスープカレーにチーズを落とし、涅槃の辛さで体がほぐれる。 TSUTAYAラウンジで読書とカフェを楽しみ、〆蕎麦で乾杯。 街を見上げると、ルーク・ジェラムの7メートルの月が、夢の一場面のように輝いていた。 幻想と現実が溶け合う夜

ムーンアートナイト。
下北の夜に月が舞い降りた。

マジスパのビーフスープカレーにチーズを落とし、涅槃の辛さで体がほぐれる。
TSUTAYAラウンジで読書とカフェを楽しみ、〆蕎麦で乾杯。
街を見上げると、ルーク・ジェラムの7メートルの月が、夢の一場面のように輝いていた。
幻想と現実が溶け合う夜
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“In the midst of winter, I found there was, within me, an invincible summer.” ― Albert Camus 季節が心に問いかけてくる。 「あなたの中の夏は、まだ息づいていますか」と。 風が冷たくなるたびに、 それでも燃え続ける何かを確かめたくなる。 秋の光の中で思う。 私の中の夏は、まだ生きている

“In the midst of winter, I found there was, within me, an invincible summer.”
― Albert Camus

季節が心に問いかけてくる。
「あなたの中の夏は、まだ息づいていますか」と。
風が冷たくなるたびに、
それでも燃え続ける何かを確かめたくなる。

秋の光の中で思う。
私の中の夏は、まだ生きている
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ガウディの流線美を想わせる扉が、ゆっくりと夜を開く。 北村啓太シェフの手にかかると、食材は物語を語り始める。 虎ノ門の空に浮かぶApothéose――神格化。 フレンチガストロノミーの息吹が、東京の雨夜に滲む。 料理が芸術へと昇華するひととき。 お皿の上に、光が祈りのように咲いていた。

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毎年この時期は 教会に足を運ぶのが 私の小さな習慣だった 今年はそれが叶わないけれど 祈りやあたたかさは こんな静かな箱の中の日常にも あるのかもしれない 限られた人とだけ 言葉を交わせる今日も 私にとってはちゃんとクリスマス 緑と白の夜の底に やさしい重さが残っている

毎年この時期は
教会に足を運ぶのが
私の小さな習慣だった

今年はそれが叶わないけれど
祈りやあたたかさは
こんな静かな箱の中の日常にも
あるのかもしれない

限られた人とだけ
言葉を交わせる今日も
私にとってはちゃんとクリスマス

緑と白の夜の底に
やさしい重さが残っている
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「中心を失う練習」 世界は ちゃんとここにあるのに 一つの声 一つの横顔で 重さだけが傾く 理屈は遅れてやってきて 説明は間に合わない 歩きやすかった道が 少しだけ斜めになる それでも戻さない 戻せない —— 好きとは 世界の重心が 黙って、ずれること

「中心を失う練習」

世界は
ちゃんとここにあるのに

一つの声
一つの横顔で
重さだけが傾く

理屈は遅れてやってきて
説明は間に合わない

歩きやすかった道が
少しだけ斜めになる

それでも戻さない
戻せない

——

好きとは
世界の重心が
黙って、ずれること
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「あなたの海、わたしの海」 人は喪失のたびに 内側にひとつ海を持つ 悲しみの中にいる時ほど 遠くは見えなくなるけれど それでも海は続いていて 水平線は消えない 今、あなたの海に見える水平線が やさしく光っていますように

「あなたの海、わたしの海」

人は喪失のたびに
内側にひとつ海を持つ

悲しみの中にいる時ほど
遠くは見えなくなるけれど

それでも海は続いていて
水平線は消えない

今、あなたの海に見える水平線が
やさしく光っていますように
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わたりどりより遠くへ行けて あおいとりより深く沈めるのが この〈ひとり〉だと思っている 忘れられない じゃなくて 生きている限り連れて歩く鳥 寺山修司と、この作品を好きな理由 あの鳥を手放さずにいる その一人であること 群れの中で あなたの鳥は まだ空を見ていますか

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雨に濡れても満開を保っている 今日三月三十一日 ここまで来たものだけが分かる夜 花はいずれ散る それでも この想いは散らない 落ちていくものの中で 残るもの 五度目の春 伸ばした手を止めた 愛でるもののために 咲かなくていい 摘まずに あなたの桜を想い、祈る

雨に濡れても満開を保っている

今日三月三十一日
ここまで来たものだけが分かる夜

花はいずれ散る

それでも
この想いは散らない

落ちていくものの中で
残るもの

五度目の春
伸ばした手を止めた

愛でるもののために
咲かなくていい

摘まずに
あなたの桜を想い、祈る