なぜ起業しない、年収数千万円で小さく纏まるなと言われることもあるけど、数百億円のプロジェクト纏めたり少しミスったら百億円の損失出るようなスケールのある仕事を自分でイチから作ってられるほど人生長くないのよ。

2000年以上前に老子が悟ってるけど、これが真理だと思う...

最悪の尾崎豊みたいな歌いだし

酒の席で「みんなが強いITエンジニアにならなければいけない」と思っている使命感が「偽」そのもので 世の中は「平凡な能力のITエンジニア」がオンボロシステムを精一杯動かして、この世を動かしているのが現実なんだよ 「夢を見るな」って熱弁してきた。

「作った日は天才プログラマだったんですが、本来はバカなのでいまはよくわかりません」に陥るプログラム、ドキュメントを残せよと言われたらその通りなんだが

これは、過去にあった本当の話です。 ある日、フライスのリーダーが、人手が足りないということで、50代後半のフライス工を採用してほしいと言ってきました。私はその人物が過去に何度も何度も履歴書を送ってきていたので、人相が悪い事もあって採用する気にはなりませんでした。

システム化が難しい単純作業くらいどこにでもあるだろ。 金貰ってんだからやらなきゃいけない時はダルかろうがやるんだよ。 絶対弱音を吐くなと言われたら厳しいが、覚悟を決めてやってる最中に隣で文句言われたらうっとおしいのは理解できる。 空気読めや

これはわかる。 そしてその地味な作業をしてる間に人の作業の粗探しをして目の前で騒がれるとイラっとする。

「日本はシステムに合わせて業務フローを変えられないのが〜…DXに乗り遅れ〜…ﾌﾝﾀﾞﾗﾗ…」的な意識の高い怒り方してた人が、自分のお気に入りの仕事のやり方が導入システムではサポートしてされていないことが分かった瞬間に「なんだァ？てめぇ…」と愚地独歩になるのを見たことがあります

「頑張ってるかどうかは他人が決める」ので、自分には楽でも他人からは頑張っているように見える能力を磨くのが効率いい。 「スタートラインに到達するまでの努力」に関しては苦手分野を頑張る意味はあるけど、そこから先は到達したレベルによる。 結果の評価になる。

人がやるのを見て「簡単そうだ。自分はもっと上手くやれる」と思っていたものがいざ自分にお鉢が回ってきてみたら、外から見えなかったあらゆる問題があり全然上手くいかない。そうして前任者の偉大さを知ると共に、問題を一つずつ潰して先人に近付いていく。そういう事を成長という気がする

振り返って、サラリーマンやってても大きな仕事、海外駐在とか会社の看板と歴史、カネでレバ効かせて自分の能力以上の事出来る楽しみはあったと思うし、他の子達が持ってるおもちゃを奪いつづける赤子のようにパラレルワールドのもう一つの選択肢を貶さなくても今の自分の選択を自己肯定出来るようにな

今までコンサルが夢提案絵巻を描いて終わらせてたんだけど、コンサルが「作るのも俺たちがやれば儲かるんじゃね？」って思って開発部隊抱えたらコンサル各社で爆発し始めるってさ。 どこかでコンサルの夢提案を修正してた小人が居たんだよ…

まあそうなんだけど、関わるプロジェクトの桁が数百億である必要がホントにあるかを考えた結果、有象無象がワラワラ集まる場所で下働きするより、お客さんと一対一で真剣勝負する方が面白いという結論になった。

ペーパーテストの点数が良い、「出来る」って言ってる奴、大金かけて雇ったから出来るっしょ！ 的なノリでITプロジェクト始めるとお星様になるから注意な。

もっと大きな案件をやりませんか 130億と3年かけて何も成果が出ず損害賠償で全額取り返されるような案件です

ごめんこうむるw