[世界の伝統衣装] 🇬🇷ギリシャ - フスタネラ - ギリシャの男性が着用する伝統的な衣装。古代ギリシャに起源をもち、現在は儀仗部隊や民族舞踊の衣装として着られています。足元は、爪先に黒い “ポンポン”がついた「トラルヒ」と呼ばれる革靴を合わせます。

[世界の伝統衣装] 🇬🇪ジョージア - チョハ - ジョージアの男性が着用する伝統的な衣裳。この衣装は戦闘服であったため、胸には銃弾用のポケットが付けられ、腰には短剣を身に付けます。現在はカジュアルな場で着られることはほとんどありませんが、公式行事や婚礼など特別な日に着用されます。

[世界の伝統衣装] 🇦🇹オーストリア/🇩🇪ドイツ - ディアンドル - オーストリア及びドイツのバイエルン地方のエプロンドレス。胴衣やブラウス、ギャザースカート、エプロン等で構成されています。アルプス山岳地域に住む女性の作業着が原型と考えられており、19～20世紀頃に広く着られるようになりました。

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[世界の伝統衣装] 🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿スコットランド - キルト - スコットランドの巻きスカート状の伝統衣装。生地にはタータンチェックの毛織物が用いられており、この色柄は氏族や階級を表しているといわれています。現在でもキルトはスコットランドの軍服に採用されている他、祭日や儀式などで着用されます。

[世界の伝統衣装] 🇳🇱オランダ 北ホラント州・フォーレンダムの伝統的な衣装。「クラプラプ」と呼ばれる花柄の胴着や襟ぐりの深い上衣、スカート、エプロン、頭飾り、木靴などで構成されています。中でも最も特徴的なのが「フル」と呼ばれるレース製の頭飾りで、耳元に翼のような張出しがあります。

[世界の伝統衣装] 🇪🇸スペイン スペイン南部・アンダルシア発祥の伝統芸能「フラメンコ」の衣装。もともとアンダルシア地方の女性労働者やロマ族たちが身に着けていた柄物のワンピースとフリル付きのエプロンが原形と考えられており、後に上流階級の女性たちの間で注目を集めるようになりました。

[世界の伝統衣装] 🇨🇿チェコ - クロイ - チェコの女性が着用する衣装。地域によって様々なデザインがありますが、中でも特に華やかな衣装として知られるのがモラヴィア地方のクロイです。レースの装飾やカラフルで繊細な刺繍など手の込んだデザインが印象的です。

[世界の伝統衣装] 🇧🇬ブルガリア - スクマ―ン - ブルガリアの女性が身に付けるジャンパースカート型の衣装。腰には、色とりどりの刺繍やビーズ、スパンコールなど華やかな装飾が施されたエプロンを付けます。頭飾りは既婚・未婚・地域によって異なり、スカーフや帽子、花冠など様々なものがあります。

[世界の伝統衣装] 🇳🇴ノルウェー - ブーナッド - ノルウェーの民族衣装の総称。450種類を超える衣装があるといわれており、繊細で華やかな刺繍や銀細工の装飾が特徴です。現在は主に祝祭日に着用されることが多く、特に例年5月17日の憲法記念日ではブーナッドを着てお祝いする習慣があります。

[世界の伝統衣装] 🇷🇴ルーマニア - イエ - ルーマニアの伝統的なブラウス。地域によって色や柄に違いがあるものの、基本的には胸元や腕に繊細な刺繍やビーズの装飾が施されています。イエはルーマニア文化のシンボルの一つであり、毎年6月24日にはイエの展示会(イエ・デー)が行なわれます。

[世界の伝統衣装] 🇵🇱ポーランド ポーランド・ウォヴィチの民族衣装。19世紀頃から受け継がれていると考えられており、ブラウスやベスト、エプロン、スカートなどで構成されています。スカートやエプロンの色鮮やかなストライプ柄と衣装の至るところに施された美しい花柄の刺繍が特徴です。

[世界の伝統衣装] 🇷🇺ロシア - サラファン - 「ルバシカ」と呼ばれるブラウスの上に着用するジャンバースカート型の衣装。17世紀頃まで貴族の間で男女兼用の衣服として着用されていましたが、18世紀頃から農民および商人の女性の間で着られるようになりました。

[世界の伝統衣装] 🇲🇽メキシコ - チャロスーツ - メキシコの男性が着用する民族衣装。上着とズボンに銀や金の装飾が施された衣装で、つばの広い帽子「ソンブレロ」と組み合わせます。メキシコの乗馬競技「チャメリア」の騎手やメキシコの大衆的な楽団「マリアッチ」の奏者などが着用します。

[世界の伝統衣装] 🇵🇪ペルー - ポジェラ - ペルーの女性が着用するスカート。色鮮やかな生地や刺繍が印象的な衣装で、何枚も重ねて着用します。衣装のデザインは地域によって多種多様で、出身や階級などが一目で識別できるように作られています。

[世界の伝統衣装] 🇬🇹グアテマラ - ウィピル - グアテマラを代表する女性用の上衣。メキシコ~中米地域の先住民の間で継承されてきた伝統衣装で、生地を2～3枚縫い合わせて作られます。地域ごとに色や柄が異なり、生地に織り込まれた色鮮やかな刺繍は動物や自然、マヤ文明の神話などを表しているのだそう

[世界の伝統衣装] 🇬🇱グリーンランド グリーンランドの伝統衣装。かつてはアザラシやホッキョクグマなどの動物の毛皮から作られた衣装を身に着けていましたが、17~18世紀頃にヨーロッパからビーズや布地などが輸入されるようになり、彩り豊かな衣装が作られるようになりました。

[世界の伝統衣装] 🇳🇿ニュージーランド ニュージーランドの先住民/マオリ族の民族衣装。幾何学模様が特徴的な上衣や頭飾り、ハラケケ(亜麻)で作られた腰巻などを身に着けるのが一般的です。また「タ・モコ」という伝統的な刺青を身体や顔に施すことで自身のアイデンティティを表現する文化があります。

[世界の伝統衣装] 🇮🇷イラン - チャドル - イスラム教徒の女性が着用する大型の布。頭から全身すっぽり覆うように身に付けるもので、黒色の生地が衣装が一般的です。近年では、明るい色味の生地の衣装やカラフルなスカーフで頭部のみ覆うなどファッションの幅が広がっています。

[世界の伝統衣装] 🇦🇪アラブ首長国連邦 - カンドゥーラ - 男性が着用する長袖のゆったりとした衣装。「グトラ」と呼ばれる布で頭を多い、「アガル」という黒色の紐で固定をします。これらの衣装は、強い日差しや気温差の激しい砂漠の気候から身を守るのに役立ちます。