そしてやっと題名を決めることになった。 編集会議で、「漂流教室」と決定した。 けれど、ボクの心の中でもうひとつ、ひそかに決めている、裏タイトルがあったのだ。 それは「漂流教室」のテーマ、"ただいま” だった。 #楳図かずお

秋がやってきたー🍂✨

家へ帰ろう 楽しいことがありすぎて 日暮れたことに気づかなかったから 家へ帰ろう 「漂流教室」 作詞楳図かずお アルバム「闇のアルバム」収録。

（漂流教室の終盤について） かわいそうですが、これだけのことがあって誰も傷つかないのは、いくら娯楽作品でも悠長すぎると思うんです。 終盤、翔たちはみんなやつれて、目の下のクマが消えません。それを描くのも心が痛みました。 #楳図かずお #時代の証言者

怖がらせることって、ボクにとってはひとつのコミュニケーションなんですよ。怖がってもらえないと、凄いショックですよー、ボクの気持ちが通じなかったことだと思うから、怖がってもらえると、お互いの繋がりができたなあ、気持ちが通じたなあっていう楽しさがありますね。 #楳図かずお

「14歳」では三千年杉が切られることから地球上の植物がすべて枯れていくことを描きました。自然と人工のバランスがすべて壊れる日が来るんじゃないか、そういう怖さを僕はどこかで感じているんです。 #楳図かずお #14歳

ラストの幻で空に向かっていく翔くん達が笑顔で手を振ってるんだよな。 母子の繋がりと愛を知った上で子供が大人になって未来に向かっていく。

金沢開催では、完結した101点「ZOKU-SHINGO」にさらに続く、新作の素描が１点、最後に展示されています。図像はまだ、公開されていませんね。無料で入れる物販グッズ売り場から、作品自体は覗けます。意味不明な強烈な一枚ですが、思えば、アングレームの「マンガの手」と関係あるかも知れません。

「14歳」の大きな目的は、「漂流教室」（1972年）の先を描くことでした。「漂流教室」の最後、翔たちは母親の幻想の中で空に昇っていきます。彼らを、もう一度地上に降ろしてあげたいと思ったのです。 #楳図かずお #漂流教室

どういう道を通っても、一生懸命やっていることは必ず社会の役に立つ。一見ムダのようでも、必ずいつかは役に立つことがあるんですよね。 #楳図かずお

#楳図かずお