マッチングアプリの女性のプロフィールにおける体型表示の欄は、細身の人の場合でも自信のなさからややぽっちゃりと設定するし、太っている人の場合でも見栄から同じくややぽっちゃりと設定しがちなので、結果としてややぽっちゃり人口が突出して多くなるという話を友達から聞いて、そうですかと思った

インターネットの大人はみな確定申告をしているから、それが大人の合図だと勘違いしてしまう

スープはるさめにお湯を入れてから3分間も待たなければならないことに納得がいかないのだが、このことに対する不満を言い続けていたら3分間が経ち、おいしく食べれてしまったので、私の怒りというものがうやむやにされてしまった感じがある

初めてよふかしをして、初めて深夜1時が自分の時間と連続して存在していることを知ったとき

おじいちゃんなのかおばあちゃんなのか判別ができない老人に対して、中性的であると評した友達がいて、あまりの視座のフラットさに感心した

調布は穏やかで過ごしやすく、全体として好きな街なのだけれど、あちこちに点在する「特色を出そうとしている駐車場の広告」が、2年ほどのあいだにじわじわと目の端に、心の隙間に沈殿してきており、結果として訪れるたびに、漠然とした不快感を覚えるようになってしまった

理系共同体に属しているかを確認する儀式として、256や512が“良い数字”だと、授業中に教員から共感を強要される場面があり、大した面白みのない共感ユーモアを口にさせられるハラスメントって存在するなと思った

前橋ウィッチーズ8話に出会えたきっかけに、変な声優のオタクの影響があったことをなかったことしてはいけない

前橋ウィッチーズ8話、キョウカの前橋市長を目指す決意のことを考えてしまう。ケアの行き届いた社会のために、問題の根本から目を逸らさずに、制度・構造に働きかけられる立場を目指すことができるのはキョウカの強さそのものだな思うし、私は願うばかりで何の行動も起こせていないなと省みている。

弊学の1年生に"どうしてもこれだけは伝えたい"ということが一つだけあって、以前の西食堂のまんぷくカレーはなぜか生卵がセットで付いてきて、正解の食べ方が全く分からなかった

きちんとするとか当たり前のことを身につけるというプロセスを否定してきた人が魅力的に映るのは、その代替として継続的な制作や専門性への探究を行ってきたからであって、そうした積み重ねもなく"ちゃんとしない"ことだけでユニークな存在であると錯覚している人を見ると、その安易さに苛立ってしまう

「6月なのにこの暑さなのはおかしい」という形でのみ今夏への不満を説明していたせいで、今日からのこの暑さに対して「7月だし妥当か」と感じるほかなくなっている

現地で聞くチョコデート・サンデーの2番サビ前でしか感じ得ない緊張感が存在している なんかコワい

ドブ川の様子を見に来たら知らない同級生にバカ/大バカ認定されてた( ;ᯅ; )

むかし仲の良かった女の子と同じハンドルネームのアカウントが悪インターネットへの言及でバズっていて、どうか他人であってくれと願いながら過去ツイートを漁っている

東京出身者は世界への想像力が欠けているので、立川のように物語性の希薄な郊外都市を通じて閉塞感を覚えることができ、さらには均質化された風景の果てに待つ人間の未来まで憂うことができてしまう

カップ焼きそばを喉に詰まらせ冷えた麦茶で無理やり胃へと流し込む一連の流れを完遂して、おれの中でようやく夏が到来

立食パーティーが端っこで茶色い飯を食べる催しな人生