リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile
リラダン

@villiers_bot

ヴィリエ・ド・リラダン Villiers de l'Isle-Adam (1838-1889) フランスの詩人、作家、劇作家。
訳者名の表示なきは齋藤磯雄訳。たまにしか出現しません。

ID: 797301354

calendar_today02-09-2012 02:11:48

528 Tweet

726 Takipçi

229 Takip Edilen

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

Passant, va dire à Lacédémone que nous sommes ici, morts pour obéir à ses saintes lois. SIMONIDES. (Impatience de la foule 群衆の焦躁)

taq--x (@taqueshix) 's Twitter Profile Photo

すごい値段でいまこれの未来のイヴの音源がヤフオクに出ているけれども。日月は前にも三人の会パンフ出していたな。

すごい値段でいまこれの未来のイヴの音源がヤフオクに出ているけれども。日月は前にも三人の会パンフ出していたな。
リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

それは紫がかつた絹のクッションに載せられた一本の腕であつた。血は上膊部の切断面のまはりに凝結してゐるらしかつた。すぐそばに置いてあるバチスト麻の布屑についてゐる真紅の斑点から判じてどうやらそれは最近手術したばかりと察しがついた。 若い女の左の腕と手であつた。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

華奢な手頸のまはりには七宝細工の黄金の蝮蛇が巻きついてゐて、青ざめた手の薬指にはサファイヤの指輪がきらめいてゐた。この上もなく美しい指は、恐らく何度か嵌めたことのあるらしい真珠色の手袋を握つてゐた。(未來のイヴ)

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

夢想家夢想の一對象に觸る    いかんといふわけはありますまい。     當代の金言。((L’Ève future))

夢想家夢想の一對象に觸る
     いかんといふわけはありますまい。
     當代の金言。((L’Ève future))
リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

もう一つ実験をしませう。この手を握つて下さいませんか。どうなりますかな? もしかすると握りかへすかも知れませんよ。 エワルド卿は指をとつて、軽く握つてみた。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

その手は握りかへしたのであり、しかもその握りかたには、いともやさしい、いとも遙かな、情愛が籠つてゐたので、青年は、この手は恐らく或る眼には見えぬ肉体についてゐるのではあるまいか、と考へたくらゐであつた。深い不安を感じて、彼はこの暗黒世界の物体を手離してしまつた。(未來のイヴ)

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

――先程申上げたことはエディソン様に仰有らないで。あなたにだけ、なんですもの。(未來のイヴ) ― Ne lui parle pas de ce que je t'ai dit tout à l'heure : c'est pour toi seul.

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

――それまでの間は、……夢の世界でお逢ひしませうね!……(未來のイヴ) ― d'ici là nous nous reverrons... dans les mondes du sommeil !... (L’Ève future)

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

――「不可能なるもの」のために乾杯!(未來のイヴ) ― Je bois à l'Impossible ! (L’Ève future)

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

ステファヌ・マラルメ『ヴィリエ・ド・リラダン』岩田駿一訳(東京森開社 1977) 夢を見るのに慣れたひとりの人間が、いまは亡きもうひとりの仲間の話をするために、ここへやってまいりました。 さてみなさん、 (話し手、着席す)

ステファヌ・マラルメ『ヴィリエ・ド・リラダン』岩田駿一訳(東京森開社 1977)

夢を見るのに慣れたひとりの人間が、いまは亡きもうひとりの仲間の話をするために、ここへやってまいりました。

さてみなさん、

    (話し手、着席す)
リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

書くということは、そもそもいかなる業(わざ)なのでしょうか? 昔ながらの、きわめて漠とした、しかしひたむきに続けられる行為であり、その真義は人の心の神秘に宿っているのです。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

彼の生活――私はこの言葉にみあうような事実を何か探そうとは思いません。実際、尋常の意味で、果たして彼は生活したことがあったでしょうか?

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

彼はパリで、紋章なす落日に眼を据えながら、この世のものならぬ高雅な廃墟に住んでおりました(誰ひとり彼のもとを訪うた者はいませんでした)。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

そして気が向けばときどきそこから降りてきて巷を徘徊し、内心を忖度できる顔、つまり見知りごしの顔が眼にとまるとはじめて、雑踏から際立つ姿を現わすのです。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

そのとき、自己自身の絢爛たるこの対話相手、もしくは常に声高な夢想家は、歩みをとめます。《いったいあの男は本当におれを認めたのだろうか、おれの魂に則して、現にあるがままのこのおれを?》こういう疑問が、猜疑心にとらわれた彼の口をついて溢れ出します。

リラダン (@villiers_bot) 's Twitter Profile Photo

件の通行人の挙動がありありと想い起こされ、その知性が精細に吟味されたすえ、なにがしかの文句がきらびやかに、新鮮に、峻厳にほとばしり出て、周囲のあらゆる事物との違和によって、また他者の心情をわがものとする洞察力によっても、異彩を放つことになるのでした。