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鷺と野茨の花。入梅の日、長倉池。

ネペタファーセニー

【展覧会情報】《クリムト・アライブ東京展》 7/18〜 @日本橋三井ホール 展覧会でクリムトに浸ったあとは、クリムト表紙の『源氏物語 ウェイリー版』（左右社）をぜひ！ 書泉グランデ神保町店さんではまだまだ古典コーナーで展開してくださっています。サイン色紙もありますのでお寄りくださいね✨

三軒茶屋・茶沢通りの書店&ギャラリーtwililightさんが、詩集『むらさき野ゆき』（思潮社）をいち早く入荷してくださいました！ 店主・熊谷充紘の朗読もとても素敵で嬉しい。皆さま、ぜひお手に取ってご覧ください🙏

病身の男性と看病する女性の関係と言えば、ウルフの『ダロウェイ夫人』が思い出されます。戦争神経症に苛まされるセプティマスと妻ルクレツィア、そして主治医のホームズ医師。これと高橋たか子の「病身」について、主治医も交えた三人の関係、特にケアする者同士である女性と医者の心理的距離に

考えさせられました。ただ、ルクレツィアは外国人（イタリア人）という疎外感を得る要因が別にあります。そして、「病身」の年上の女性が相手の身体性に、冷たく執着する点が、「人形愛」や「秘儀」などでも見られるので、その流れと比べるとどうなのか気になっています。（石沢）

●1F●古典文学コーナー✨👘【✨待望の🥹✨】やっと『源氏物語』の雑貨が入荷しました‼️お財布香🌸と竹の栞🔖、クリアファイルあります☺️嬉しい😭✨嬉しすぎる🥹🙏 書店でこんなの買えるところ…ない気がする…🫠皆さんお早めに！ぜひお立ち寄りください😊 #神保町 #源氏物語 #紫式部 #光る君へ

石沢麻依さんから応答いただくとは！感激しております。ウルフの『ダロウェイ夫人』から高橋たか子の「病身」へ。「病身」は、セプティマスと妻ルクレツィア、そして主治医のホームズ医師をとりだしたとも言え、またセプティマスの戦争トラウマの内面から男の腰痛＝外面へ、→

妻ルクレツィアから制度上の性役割を欠く無名の「女」へ、の書換えがありますよね。「女たちの群像」第2回は元はかなり長く、15枚ぐらい削りました。わたしも「病身」の女の、男の身体への情動は、「人形愛」や「秘儀」の身体への冷淡な熱執とも通いあっていると思います。→

『ケアの物語　フランケンシュタインからはじめる』の見本が届きました。6/24発売です！ amzn.asia/d/7twNUVU

ケア実践に従事している人、ケアとは何かを考えている人、現代社会のアクチュアルな問題と接続される形で物語を考察してみたい人、大学で文学を学んでいる人、昨年『虎に翼』に熱狂した人などは特に読んでみてほしいです。はじめにと目次と第1章少しを「試し読み」で公開中！ iwanami.co.jp/book/b10135043…

この7年間、自分の中で、母の介護をしている経験と『フランケンシュタイン』をはじめとする様々なケアの物語が共振し続けました。今の社会は生きづらい、そう感じてしまうのはなぜなのか。人と人が繋がれないのはなぜなのかをありったけの言葉で紡ぎたいと思い、書いた本です。よろしくお願いします。

丁寧なご説明、どうもありがとうございます。ウルフや高橋たか子に関して、渡邊さんのさらなる論考を拝読したいと気になってきました。「女たちの群像」はたいへん面白い上に、こちらの感覚に深く絡みついてくるので、取り上げられた作品やテーマに近い小説を再読する楽しみがあります。（石沢）

午後から少し、長倉池のほとりを歩いた。 アザミの季節。この花にはキアゲハがよく似合う。

母の誕生日が近いので帰省。母はもういないのに今年もやっぱり帰ってしまった。母も帰ってくればいいのに。