【風の描き方と素材によっての違い】
風は目には見えない
漫画では曲線で描くこともあるけど、それだけでなく
髪やカーテンなどをなびかせたり、翻して風が吹いていることを表現しよう

また、画像2のように軽い素材は大きくなびき、
画像4のように重い素材はあまりなびかせないようにしよう

【昔話から物語を発想する】
昔話をモチーフに創作することも多いね
「桃太郎侍」だったり、ゲームでは「桃鉄」もある
昔話から創作するメリットは
・イメージが定着してるので説明を省ける
・パブリックドメインなので自由に使える
*・世間で知られていない真実を掘り起こすことで、キャラが起つ

【死がキャラを起たせる】
恋愛ものでも、愛するものの死を乗り越えることで感動が生まれる

また「プライベート・ライアン」などは
冒頭、乱戦で味方兵士が死んでいく中
主人公に焦点を当てることでキャラを起たせている

周囲の'死'により、
死なない主人公のキャラは起っていくよ

【タイトルはわかりやすく】
タイトルも口コミで広がることを想定し
キャラ名同様に耳で聞いてわかりやすいものを
また主人公のイメージに繋がるのがいい

タイトルに聞きなれない難しい言葉を入れる場合
簡単な言葉と組み合わせよう
(「ドラゴンクエスト」がそう 昔は'クエスト'は知られてなかった)

【キャラの名前はわかりやすく】
小池一夫先生の本名は'俵屋'
けど「タワラヤはどういう字ですか?」と聞き返されるので
'小池一夫'という伝わりやすく言いやすいカ行にしたとのこと

全てカ行は無理だけど
キャラの名前はできる限り
・わかりやすい
・覚えやすい
・伝わりやすい
を意識しよう

【キャラにギャップ・謎を】
見た目はゴツくて強面の男が
仔猫を優しく抱きしめる
そういうキャラはギャップがあって印象的

またそのギャップは「謎」であることもある
なぜその男は仔猫に対し優しいのか？
その謎の解明が物語になったりも

このように
ギャップ・謎はキャラの魅力を出す要素だよ

【キャラ箱を作ろう】
キャラの名前・年齢・好きな物・性格・言葉遣いなどの
プロフィールを書いたメモ

また、自分の経験・特技・雑学などを書いたメモを「キャラ箱」に入れていこう
創作する際に箱を開くと役立つよ

キャラは人物なので
知人を観察して性格や癖を知るのも
キャラ創りの糧になるかも

【主人公がわかるように描こう】
冒頭でキャラが複数いる場合、
どのキャラが主人公なのか、
明確に描く必要がある

主人公の方を目立たせ、
サブキャラは目立たせないよう工夫して描こう

また、主人公の魅力が物語早めに伝わるよう描くのが、
読者に読み進めてもらうコツだよ

【キャラに「秘密」を持たせよう】
主人公や主要人物に秘密を設定することで
読者は興味を持つ
人には隠されていることを明らかにしたいという心理があり
隠せば隠すほど、探求したくなる

では、キャラにどんな秘密を持たせたらいいか？
(次へ)

【毎日顔を描く練習を】
小池一夫先生曰く
「(簡単でいいから)毎日ノートに3つ顔を描く
これを1年続けた人はだいたい漫画家になるのでは」
とのこと

それが事実かはさておき
見る角度による顔の描き分けや
同じキャラを1コマ1コマ同一人物に見えるよう描くことなど
難しいので描いていくのは大事だよ

【'謎'を入れて漫画を読み進めたくしよう】
人は'謎'があると解きたくなる本能がある
謎が解けるとスッキリし快感を覚える、いわゆる'アハ体験'をする

漫画に謎を入れ込むことで
読者は謎の真相を確かめたくて読み進めたくなるよ

ドラえもんにも
宿題押し付けられてボロボロになった謎回があったね

【最初の7ページで主人公の魅力を見せよう】
冒頭7ページで
キャラが起ってなかったり
登場人物がわかりづらいと
担当編集者はその先を読んでくれない
もちろん読者だって読まない

逆境を前向きに立ち向かうポジティブさだったり
主人公の強さを見せるシーンを入れたり
魅力が伝わる展開を考えよう

【ケモナー漫画家がどうしても言いたい世間の誤解】
これぜひ知ってほしいので
フォロワー増えてから言うつもりだったけど
前日の'世界観'の描き方に関する話なので

見た目動物=動物キャラ→×
動物の特性がある=動物キャラ→〇

これを認識してないと設定が矛盾する恐れがある

#拡散希望
#しまじろう