昨日7月8日、無事、アパレルブランドSWEEPの1周年そして、オープンしたばかりのSWEEP Jiu Jitsu Academyのお披露目のイベントを開催させて頂きました。 1部では多くのメディアの方にお越し頂き、2部では想定を超える多くのお客様にお越し頂き、盛況のうちに終えることが出来ました。

いいのか悪いのか、最近は、 “エグジットマネジメント”についての講演依頼が増えてきた、、、 でも、いつも言っているように、 「投資だけなら、誰でも出来る。 　1社くらい当てることも運がよければ出来る。 　でも、ファンド全体をリクウップさせて出資者に 　リターンを返すのはGPの技術」

EXIT関連の投資委員会メモを作っているとき、いつもほろ苦い気持ちになる。 6－7年前に作った投資メモを読み返して、自分の投資仮説の拙さや組織の見立ての甘さなどを痛感する。

針の穴を通すというか、ギリギリのところを攻めてるというか、イカゲームの大縄びしながら細い橋を渡るゲームをしてるような、そんな感覚が、ここ1年くらい続いている。 刺激ジャンキーにはたまらないけど、よくやってるなと自分を褒めてあげたい。笑

金融(商品)にとって、流動性は最も重要なのは、言うまでもない。流動性こそが、金融を金融足らしめる最大の特徴と言っても過言ではない。

金融を少しでもかじっていた身としては、 No Free Lunch(タダ飯はない)という言葉をほど、芯をくった言葉はないなと思う。 にも関わらず、これは、絶対儲かります！的な話が、これほどまでにまかり通るのは、何故だろうか、、

想定通りだった。

個人的な感想でしかないのだが、年齢を重ねるといいことの一つに、気負わなくなる、ということがある。 若いときは、自分を実態以上に見せようととしたり、わかりやすく結果を出したいとか、人に気に入られたいとかいう我欲で、無意識に力が入ることが多かったが、最近は、めっきりそれがなくなった。

まさにそう。 EXIT MANAGEMENTの巧拙が、ファンドパフォーマンスを決める。

今週も今週も今週もめちゃ働いたな、、 まだ終わってないけど。。 三連休は、柔術して柔術して柔術するぞ！ 何気に試合まであと9日か。 やりきる！

リスクをとった者にしか、見えない世界がある。 その世界は時に残酷で、時に美しく、そして儚いなと。

久しぶりに父親からメールをもらった（彼はスマホ使ってないのでLINE等は使えない） 仕事が忙しいのはいいが、ほどほどにしとけという内容。 高齢の両親からしてみれば、50歳を過ぎても落ち着く気配なく、仕事ばかり、加えて柔術ばかりしている息子を見て、心配なのだろう。

中高時代の自分にとって、渋谷陽一氏は、ロックの伝道師みたいな存在だった。 毎月発売されるrockinonを心待ちにして、彼の著書である『ロックベストアルバムセレクション』何度も何度も読み返し、その中から、何枚のCDを買ったことか。。。 どうぞ安らかに。 ありがとうございました。

とっくのとうに腹は括っているが、改めて、その気持ちを確固たるものと感じることが出来た。 厳しいお言葉をほど、有り難いものはない。 プロとして何をして、何をしないかが、より明確になった。 全てをやり切るのみ。

光栄にも私のポストを引用して頂いております。 VCのファンドパフォーマンスは、いわゆる、'ホームラン'を当てられるかどうかで決まるのは言うまでもないが、それがないとファンド全体の3倍以上のリターンを出すことは極めて難しい。

この「VCを金融商品として見ない」 正確には見られていない、というのが現実。 以前話したことのある、著名な機関投資家でも、リターンはもちろん求めるが、どこかロマンを求めるところがある、と仰っていた。 逆にこれではダメなんだと思う。

『入門シュンペーター』中野剛志著　読了 シュンペーターというと、大学生の時に、彼の初期の主著である『経済発展の理論』を読み進めていたが、当時の自分には難解過ぎて途中で挫折した苦い経験がある。 今でも実家の本棚の奥底にあると思うが。。。

過去5年間で、総調達額10億円以上のスタートアップをピックアップして(ざっくり1000社くらい)分析しているのだけど、調達額と事業としての成長にはあまり相関がないのかもという気がしてくる。 つまりお金を集めるのはもちろん大変だけど、うまく使うのは、もっと大変ってことだなと。

偶然にも昨日、シュンペーターについてのポストしたが、こういうディールこそ、まさにシュンペーター的だなと思う。 関係者の皆さん、特に裏方で動かれていた方々、おめでとうございます！ nikkei.com/article/DGXZQO…

これ、とても大事ね。 大資本をレバレッジした方がよほど、大きなビジネスになる。 と、シュンペーターも言ってます。