［お弁当］ 豆ごはん、カボチャの豚肉巻き味噌だれ、玉子サラダ、きゅうりと新生姜の酢の物、湯むき塩トマト、エリンギのバター醤油。深夜に息子と最近気に入っている曲を披露しあう。息子が、音楽ってマジでいいよなぁって言う。音楽はこんなにもいいのになぁって言う。私は、ほんまなぁって応える。

［お弁当］ 海老と鶏チリ、サヤエンドウの塩炒め、クリチディルポテサラ、ピーマンと新生姜の塩昆布和え、梅とツナのひじき煮。直売所で季節の野菜を買う。エンドウ豆をかごに入れながら、もしも私が野うさぎだったらこの春と夏のはざまの季節に草原でカラスノエンドウを食べでいるかな、と想像する。

［お弁当］ 鶏唐甘酢あん、きのことナッツのバター醤油炒め、きゅうりと砂肝の生姜オイル、トマトおかか、茄子とじゃこのナムル、ゆで卵。どうせ私のこと飯炊き女やと思ってるんやろ？と息子に言ったら、そんなことない飯炊きガールやと思ってるで、ちゃうわ飯炊きプリティガールやった！と返される。

［お弁当］ とうもろこしごはん、手羽元のロースト、モロッコインゲンと人参の春巻き、玉子サラダ、トマトとバジルのサラダ、オクラの大蒜塩炒め。夕べ見たレシピ、バジルを爪の大きさにちぎるとあってその表現が好きだった。いろんな爪を思い浮かべながらちぎった私の指先から今バジルの匂いがする。

［お弁当］ アジフライ、梅紫蘇ポテサラ、いんげんの黒胡麻和え、茄子の揚げ浸し、トマトと木耳の卵炒め、きゅうりの新生姜炒め。やる気が出ない日々でも、ささいなきっかけでやる気ねずみが私を追い抜いてくことがある。その時にパッと手を伸ばしてしっぽを掴む。それを離さないでちょっとだけ進む。

［お弁当］ 鶏の塩唐揚げにすだち、オクラと大蒜の炒め、無花果のバターソテー、味付け玉子、大根の柚子ジャムなます、茄子とじゃこの炒め。前の投稿からこの投稿までの間に季節を丸ごとひとつ通り抜けました。その間に、知らなかった木の名前、短歌を作る難しさ、受験生の心の揺れなどを知りました。

［お弁当］ 焼ききのこの炊き込みご飯すだち絞ってね、大葉鶏団子、きゅうりと木耳と生姜の炒め、さつまいものレモン煮、つるむらさきのお浸し、パプリカの塩炒め。そのときどきに自然が用意してくれる色や香りや光に、いつもただただ魅了されていたいなぁ。なんとなく、それで大丈夫な気がするなぁ。

［お弁当］ 茄子と大葉の豚肉巻き、卵焼き、焼き明太子のポテサラ、二十世紀梨、オクラの梅和え、なめことじゃこの柚子胡椒ポン酢。息子が、最近、大葉もしめじもいけるようになったわーと言う。タングがアダルトになったからやと思う、と感慨深げに言う。そうねー。

［お弁当］ タンドリーチキン、トマトと生姜のサラダ、早生みかん、きのこのホイル蒸し塩すだち、空芯菜の炒め、塩味玉。食べたいと言っていたバナナを買っておいただけなのに、おかんって母親検定一級やな！って言ってくれるから、そこまでちゃうやろと一応謙遜したところ、最高は十段だそうです。

［お弁当］ 里芋としめじのバターライス、鶏照りの無花果ソース、つるむらさきと砂肝の塩レモン炒め、揚げ茄子の出汁酢浸し、オクラと海苔の生姜醤油、早生みかん。空が美しい青だったので見上げていると、友だちが通りがかって何？と見上げ、つられて他の住人も見上げ、３人でただただ青い空を見た。

［お弁当］ 手羽先のスパイシー甘辛、茄子ソテー生姜醤油、オクラの梅出汁浸し、みかん、蒸しきのこ塩すだち、玉子サラダ。幼い私に月や花や雲の名前を教えてくれたのは祖母なんだけど、あれは、すべてが曖昧なこの世を人となんとか分かちあう為の合言葉を教えてくれてたのかもしれないなぁと思った。

［お弁当］ きのこと梅の炊き込み、さばのカレームニエル、じゃがの明太子和え、オクラと水菜ときゅうりの柚子胡椒マヨ、マスカット、人参ナムル、シシトウとじゃこの炒め。一気に秋めいた日、帰宅した息子が「秋は…いいぞ…」「言葉は思い付かんけど、この思いだけ伝えたくて」って言ってました。

［お弁当］ お芋ご飯、鶏ももの味噌漬け焼き、きんぴら牛蒡、富有柿、ラディッシュの酢漬け、蒸し椎茸に塩すだち、ほうれん草とブロのバター炒め。また息子が秋のことを話している。私はうわの空だったけど「だって秋の心で愁いやぞ？」というのだけ聴こえてきた。だっての前、なんて言ったんだろう。

［お弁当］ チキンカツ柚子胡椒タルタル、カボチャの甘醤油バター、みかん、焼きブロッコリー、きのこのトマト炒め、ゆで卵。息子はたまに今日の夕焼けよかったとか言って撮った写真を送ってくれるんだけど、その内そういうのは好きな人にだけ送るようになるんだろなー、それもまたよきよなーと思う。

［お弁当］ バターライス、鶏と野菜のトマト煮込み、ほうれん草と舞茸のマヨ炒め、カボチャのクリチサラダ、富有柿に柚子果汁ときび砂糖をまぶして一日おいたもの、コールスロー。イマイチだった柿をこうやって食べるのが好きなのだ。こんなん柿への冒涜よなとか言いながら、深夜に食べたりするのが。

［お弁当］ 鶏＆海老チリ、ほうれん草と砂肝のバター炒め、柿柚子、ブロとじゃこのナムル、大人のポテサラ。帰宅するなり息子が、冬が本気だしてきたなぁ！おれ寒いの好き！と言っている。え？秋は？秋のことあんなに愛してたやん、もう冬に目移りしたん？まぁええよ、お母さんは秋を愛し続けるから。