@star_light_note
読書 / 自然 / 音楽 / 6歳くんと遊ぶ日々
ID: 3067328300
calendar_today08-03-2015 01:16:02
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8 months ago
【本を守ろうとする猫の話】 夏川 草介 古今東西の古典と呼ばれる名著には何が書いてあるんだろう。時代も場所も越えて「良い他者」に出会えること、それは読書の魅力なんだと思う。 筆者による「解説にかえて」からも、本へのまっすぐな思いが伝わってくる作品でした。 #読了
【小説8050】 林 真理子 言葉を投げつけ合うよりも、思いを伝え合うほうがいい。「正しさ」を押しつけ合うよりも、弱さを分け合うほうがいい。 親は子どものために何ができるのだろう。子どもの自立、親の子離れについても考えさせられました。 #読了
【闘う君の唄を】 中山 七里 闘う人には「唄」がある 唄を胸の内に秘めている 言葉にならない思い 声にならない声 人知れず流した涙 一人ぼっちの長い夜 そういった日々が唄になる 唄は未来の自分の素になる 私は私の唄を歌おうと思う #読了
7 months ago
【本屋、ひらく】 本の雑誌編集部 「当たり前」に疲れたら本屋に寄ってみるのもいい。本に囲まれて常識から自由になってみる。もしかしたら“未知”と出会えるかもしれない。退屈な世界が少し違って見えるかもしれない。 22人の仕事、本、人生――。 それぞれの「大切な一冊」も良かったです。 #読了
【夕映え天使 】 浅田 次郎 幼い頃の風景、忘れがたい人。 黄昏の光と影に遠い日の記憶が重なる。夕焼け空が美しいのは、あの茜色のどこかに哀しみと温もりが溶けているから。 心はまだ赤いのに、澄んだ宵の空にはもう一番星が輝いている。 「切符」「樹海の人」が心に残りました。 #読了
ロックンロールが降ってきた日 秋元 美乃・森内 淳 15人の人生を変えた音楽。 感性が共鳴し、心が震える体験。それは音楽だけじゃなく書物や自然、仕事や人との出会いの中にもある。その時の自分がどんな感情を抱いたかでも人生は変わる。 感動を味わえる感性、いつまでも持っていたいものです。
【さよならもいわずに 】 上野 顕太郎 いつもと同じ日々、 不意に訪れた悲しみ、 言えなかったさよなら――。 作品を描き上げたことで、あの日言えなかった「さよなら」を言えたんだと思う。心と時間を少しずつ取り戻し、やっと泣くことができたのかもしれない。そう思うと苦しくなりました。 #マンガ
【子どもへのまなざし】 佐々木正美 親として子どもとどう向き合うか、子育ての心構え、過保護と過干渉の違いなど、読んでいて頷くところの多い1冊でした。 親の勝手で伸びようとする芽を摘んではいけない。どこまでも一緒には行けないのだから。著者の子どもへの優しいまなざしが印象に残ります。
6 months ago
【小説にできること】 藤谷 治 何をどう書くかは自由であり、それをどう読むかもまた自由である。感情を言葉にするのは難しいけれど、登場人物の心情に触れることができるのは小説の素晴らしい一面だと思う。 小説の多様な側面を探った1冊でした。 #新書
【本日は、お日柄もよく】 原田マハ 上手な言葉じゃなくても心に響くスピーチがある。美しい文章ならAIが生成してくれるかもしれないけど、いいスピーチからは温度まで伝わってくるような気がする。 言葉にするのは難しいけれど、せめて大切な人を励ます為の言葉はもっていたいと思いました。 #読了
【葉っぱのフレディ 】 レオ・バスカーリア 散歩中、道端の木々や落ち葉を見て「家に葉っぱの絵本があったよね」と6歳くん。帰るなり本棚をゴソゴソ。 6歳くん、今はそれでいいと思うよ。現実と本の世界を行ったり来たりしながら、いつか自分の生きている世界をしっかりと掴まえてほしい。 #絵本
【物語の役割 】 小川洋子 著者の講演をもとにした文章で構成された1冊。 覚めた視点で事実をありのままに伝えるのがノンフィクションの役割なら、物語にもまた役割がある。物語には多くの「良い他者」が存在している。そんな「良い他者」との出会いが今の私の価値観を作る素になっている。 #新書
5 months ago
【こころ】 谷川俊太郎 こころは何処にあるのだろう。 かたちのないこころを見つめているうちに、また一つ好きな詩がふえました。 ―――――――――――― そのあとがある 大切なひとを失ったあと もうあとはないと思ったあと すべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある #詩集
【みかんとひよどり】 近藤 史恵 美味しいものを食べることと、美味しく頂くことは違うけれど、胃袋を満たすと同時に心を満たすことができれば、人生はきっと豊かになる。 不器用な生き方をしてきた2人の、お互いを肯定しながら変わっていく距離感が心地よかった。 #読了
ルリボシカミキリの青 福岡 伸一 大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける。 同書抜粋
【奇跡の本屋をつくりたい】 久住邦晴 資金繰りに窮する日々、時代の荒波の中で奮闘した本屋の記録。 本屋に行けば問題や悩みを解決する糸口が見つかるかもしれない。帯やポップから中身を想像するだけでも読書はもっと面白くなる。 本屋にしかできないことがある。 本屋のオヤジのお節介。 #読了
【慈雨 】 柚月 裕子 過去と向き合い、己を見つめ直すために妻とお遍路の旅へ。 決断することは難しいけれど、人生をやり直すのに遅すぎることなんてない。苦楽を共にした妻の言葉もまた、慈しみにあふれていると感じました。 『あの、何もないところから、私たちの人生は始まったんです。』 #読了
4 months ago
【 森岡毅 必勝の法則 】 中山 玲子 逆境を突破する異能集団「刀」の実像を解析した1冊。 挫折からの再始動、熱意に共鳴する人たちと共に新たな事業を生み続ける精鋭チームの挑戦。 挫折は何をもたらしたのか。 働くことでしか味わえない興奮、そういったものが伝わってくる1冊でした。 #読了
【 海をあげる 】 上間 陽子 海の向こうの問題と私の日常を考える。やり場のない苛立ち、ざらついた感情、答えのでない問い。怒りと哀しみは底なしの海に沈んでいく。 波の音に耳を澄ませ、誰かの絶望を知る。それでも海を探そうとするのは、希望と優しさの溶けた青い海を知っているから。 #読了
【日日是好日 】 森下 典子 いま、この時を生きる歓び――。 お茶の稽古に通う日々。人生で起こる嬉しいことや悲しいことはいつも突然訪れるから、幸せなときは幸せを感じていたい。自由になる道は、今ここにある。 平易な文章で書かれているにもかかわらず、凛とした「道」を感じました。 #読了