残夏「そーたんそーたぁん♡ ピザって10回言って〜！」 双熾「すみません夏目さん、僕はパスタ派なんです」 残夏「そっかぁ〜残念〜」

残夏「紙芝居『マッチ売りの少女』始まるよ〜☆ あるところに〜ブツがさばけず困っている売人がいました☆」 凜々蝶「言い方が…」 残夏「売人がブツを燃やすと煙が出て…幻覚を伴う強烈な多幸感を得ました☆」 凜々蝶「だから…」 残夏「神が見える…神が見えるよぉ！」 凜々蝶「もう止めろ！」

野ばら「エレベーターに乗ろうと廊下を歩いてたの。そしたら丁度エレベーターの扉が閉る時に着いちゃって。タイミング悪いわ…なんて思ってたらエレベーターの中から、自動音声の『下へ参ります』に続いて『参りましょー！』って叫ぶちのちゃんの楽しそうな声が聞こえて和んだわ」

蜻蛉「妖館の住人で、変化すると頭部に何やら生え、普段は目を隠して素顔を見せようとしないというドSな男の中で誰が1番好きか選ぶがいい！」 反ノ塚「それ蜻蛉しか…」 ちの「猫月さん！」 反ノ塚「おぉ…！」

反ノ塚「トイレの個室のドアをノックしたら『入るが悦い！』って返ってきた」

反ノ塚「この枝豆、塩薄くね？」 野ばら「塩切らしてるみたいだから今日ぐらい我慢しなさいよ」 残夏「ん？ちよたん何するの〜？」 凜々蝶「塩酸と水酸化ナトリウムを中和させ、塩を採取するんだ」 双熾「さすがです凜々蝶さま…！」

蜻蛉「良いか！本当に恐ろしいのは『大抵のことは笑って許し、しっかりしていて要領がよく、様々な者から慕われ、視野が広く周りに気を配れるような人間』が怒ったときだ！あれはなかなかのドSだぞ！ふははは！死人が出るかもしれんな！」 残夏「蜻たん、そーたんに何したの？」

先生「今からこの前言った祇園精舎の暗唱テストするぞ。その前に軽くウォーミングアップで…髏々宮、この『祇園精舎〜』の出典は？」 カルタ「…？」 先生「…分からないなら見てもいいぞ」 カルタ「光村国語3…」 ＿人人人人人＿ ＞ 教科書名 ＜ ￣ＹＹＹＹＹ￣

野ばら「街で突然知らない男に声かけられて『誰よアンタ』って言ったら『あ…そうだった…こっちの俺らはそういう関係じゃないんだよな……ごめん。忘れてくれ』って言われたわ。同じ先祖返りなのかと思ったじゃない」 反ノ塚「新手のナンパですね」

凜々蝶、幼少期の思い出 クラスメイトA「白鬼院さんって几帳面だからA型でしょ～！」 クラスメイトB「私もそう思うー！」 凜々蝶「ふん、君たちは『北へ向かって歩いている人間がいれば、北海道へ行く途中だ』とでも思うのか？安易な考えだな」 クラスメイトA・B「…」

凜々蝶「この部屋、先ほどから小さな虫が飛んでいるな…」 ？「デデンデンデデン！デデンデンデデン！」 残夏「あれ？蜻たんの声？」 カルタ「蜻さま…どこ…？」 蜻蛉「I'll be bug」 凜々蝶「うわぁ！僕の後ろに立つな！そして耳元で囁くな！」

凜々蝶「君は何か資格を持っているのか？」 蜻蛉「死角だと？あるわけなかろう！何故なら私は無敵だからだ！！ふははは！」

残夏「今日渡狸の学校の子に聞いたんだけど〜女の子って『俺のことどう思う？』って言われるとキュンとするんだって〜☆」 蜻蛉「そうなのか！」 蜻蛉「メス豚よ！貴様、私のことをどう思う！？」 野ばら「消えればいいと思う」

蜻蛉「『今まで付き合った異性の数』とは『上手くやれずに破綻した人間関係の数』なのだぞ！それを自慢するとはなかなかのドM！」 双熾「あぁ、そうでしたか。それで蜻蛉さまの『今まで付き合った異性の数』はゼ」 残夏「そーたんそれは言わないであげて〜☆」

残夏「だるまさんが転んだやろ〜！☆」 蜻蛉「よし！では卍里が鬼だな！」 渡狸「はぁ！？何で俺なんだよ！」 残夏「渡狸早く〜」 渡狸「チッ…やればいいんだろ」 残夏「…ねぇ渡狸まだ〜？」 渡狸「（目瞑る直前に見た変態ヤローがクラウチングスタートの構えしてて怖くて始められねぇ…）」

ﾊﾞﾝｯ 蜻蛉「残夏！！」 残夏「わ…っ！蜻たん！？んも〜！部屋に入る時はちゃんとイーノックしてって言ってるでしょ〜？」 蜻蛉「は！そうだったな！」 ﾊﾞﾀﾝ 蜻蛉「部屋に入って大丈夫か？」 残夏「大丈夫だ、問題ない」

残夏「渡狸またケンカしたの〜？傷だらけじゃーん」 蜻蛉「では家畜の消毒は、この私が直々にやってやろう！」 渡狸「え、いや…」 蜻蛉「ではいくぞ！痛かったら悲鳴を上げよ！」 渡狸「ぎゃぁあぁああぁあ！！！」

反ノ塚「『おい、こっち向けよ』って言いながら扇風機の首回すの楽しすぎー」 野ばら「惨めね」

蜻蛉「何を聞かれても答えぬが質問はあるか、家畜ども！」

双熾「本日は普段より2回も多く凜々蝶さまに『御狐神くん』と呼んでいただきました…！ふふ、本日分の運は全て使い果たしてしまったようです」 残夏「ヨカッタネー」