見えない扉｜土屋信 土屋 信 #note note.com/gentle_oxalis9…

ケルンスウィーターとかダルメイヤーとかは、フィルムの時代は人気が有ったのは Lマウント用で非常に高価だった。 ヒューゴメイヤーとか。 しかし、Cマウント用のレンズがデジカメで 使えるようになり手に入れ易くなった。 周辺はケラレているがそれはそれで。 kern paillard swiitar 16mm f1.8

銀紙の星 物質化したメロディが転がり 時にぶつかって結晶が砕ける　 のんびりとした猫の肢体 夜の川面に揺れ惑う光 金で買える物は実は買えない物 僕は空虚なむくろを 手にしている 虹に触れたいという願望 山の裾野の虹を目指して 駆けて行く子供たち　夜 中也の銀紙の星がまたたく

古本 たぶん外見が好ましければ 中身も美味しいに違いない 並んだ本をさらっと見て 目に止まった本を抜き取る 背表紙は重要だな ロクでも無い本はボロい 身なりでうらぶれている 古本屋に幾ら本があっても 出自の正しいものは すぐ目に入る　なんと ボロとクズで溢れているか ネットの世界も同様に

小説は基本的に2回は読まないので 何回もダンボール箱で売り払っている。 三島由紀夫の本で残っているのはこれだけ。 ダンボールの外箱に入っているのは 『不道徳教育講座』の入っている豪華版全集の一巻でバラで安かったので。

即興詩 たまに鉛筆で書いてみる 午後の窓辺の陽射しを 懐かしむように 透明になってゆく指先から 延びる鎖が吸い込まれて 白黒の海に溺れ 青空の翼が喘ぐ 瓶に封じ込められた 記憶が震える 空と海の一コマが 机の上に置かれている 何処でもないそこで 時が歩み始める

落書き帳 ゲームの幕開け 宇宙の穴蔵から記憶の 扉を開ける 一次元の綱渡りの果てに 終末への入口 若返った三毛猫が 誕生の出口へと跳躍する ゼロの起源から 十次元の流れを辿る　 落書き帳の夢想の足跡

The Doors - The End (Toronto, 1967) youtu.be/xDLQlzTf9Mw?si… YouTubeより 寝る前にドアーズのThe End。 このライブは見たことなかった。 これと、ボウイのサブタレニアンズを 聴くとあとその日は何も聴きたくなくなる傾向が自分には昔からあった。

雨止んであと1時間は降らなさそう。 マックでポテト🍟とコーヒー。

LANA DEL REY - GODS & MONSTERS (VIDEO) youtu.be/PIVkYAiAVAI?si… YouTubeより Gods & Monsters/Lana Del Rey 川田絢音の詩集、色々。

寺山修司の詩集の古本、色々買い漁り。 うかうかしてると安く買えなくなりそうで。 今持ってる『寺山修司コレクション2 毒薬物語 全詩集Ⅰ』、これ謎なのは全詩集Ⅱっていうのは出たのか出なかったのか？ これやけに活字小さいので、だったら現代詩文庫の物で良いだろうと言うことで。

秘密の物語 秘密でも何でもないが 黙っている 誰にも言わずに 秘密にしている 世界の誰も知らない だが　夜の頁に 書かれていて夢のなかで 開かれる物語がある あなたが湯浴みし 触れ合い 明かされる物語 いにしえから未知なる 微笑みにまで繋がり 流れ続ける地下水脈

襤褸を纏った麗人 水の中から現れて あなたは不在の地平にピンを刺す 襤褸の隙間が透明に滲んで 風と闇を取り込み震えている 半分透明な指で赤い林檎を 掴みがりりと齧る 抜け落ちたパーツの自由の証し 集合的無意識に湯浴みして あなたの裸身が闇に輝く

富永太郎の詩集色々。 やっぱり現代詩文庫は高くなってるな。 Amazonで4,000円？ 現代詩文庫は薄くて軽装なんで以前は 馬鹿にしてたが。