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他の参加者も上達中 趣味で「サッカーやってる」「ピアノ弾いてる」と言っても「へえ」で終わるのに、「小説書いてる」と言うと「へえ？」と思われる世界を変えたい プロになる事が全てではない 純粋に書くのを楽しみ、誰かに読まれるのを楽しみ、練習での上達を楽しむ そんな小説の楽しみ方だってある

チャールズ・ブコウスキー（都甲幸治）『郵便局』（光文社古典新訳文庫）。都甲さんによる新訳、さすがのグルーヴ感で、ぐいぐいと引き込まれる。積み上げ型の人生の対極、様々な重大な局面で投げやりともいえる振る舞いを示しつつ、一方で「弱きもの」への強烈なこだわりを感じる。解説もよかった。

都甲幸治『大人のための文学「再」入門』（立東舎）。まえがきで説く「大人のため」に得心しながらも、マイノリティに寄り添う姿勢は昔から変わりません。違和感を大切にする都甲さんは、こんな違和感があったか、と発見をよろこんで人生を豊かにしているよう。その感覚を読者とシェアする熟練の技。

トニ・モリスン（都甲幸治）『暗闇に戯れて』（岩波文庫）。解説を先に読むか、解説を読んでもう一度読むかすると理解が格段に深まります。見えないふりをしていた黒人・女性が、アメリカの社会・文学においていかに本質的か。マイノリティこそがじつはマジョリティだったという現実を突きつけます。

一時入手しづらい状況でしたが2021年に出版された本書が再版されました。『風刺画が描いたJAPAN 世界が見た近代日本』若林悠 編者(国書刊行会)。キャラクタライズされていく中で日本がどのように見られていたかだけではなく日本人イマージュの〈表現の系譜〉も見ることができます。

講演会の詳細はこちらの金井さんのポストをご覧ください！

生きることの悩みや、大人になることへの不安── いまなお読者を惹きつけてやまない、20世紀のアメリカ文学における青春の系譜を読み解きます。 都甲幸治さんの新連載「青春文学のアメリカ」がスタート！ 第１回は、「女性が焼かれる――シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』」 tanemaki.iwanami.co.jp/posts/8881

岩波書店のウェブマガジン「たねをまく」で新連載が始まりました。タイトルは「青春文学のアメリカ」で、第１回はシルヴィア・プラス『ベル・ジャー』についてです。ご興味があれば。tanemaki.iwanami.co.jp/posts/8881

【6/28 YouTube配信のお知らせ】 「もうダメだ！ AIの小説が上手すぎる――現代作家３人の緊急会議」笠井康平＋樋口恭介＋山本浩貴（いぬのせなか座） こんな配信を28日（土）にYouTubeで行ないます。

【予約開始🔥】若林悠『幕末＜暗号＞解読記［コードブレイキング］：国周の風刺画「善悪鬼人鏡」が明らかにする「江戸の情報知」 』。国内外の風刺画研究を専門とする著者が、謎多き幕末の人気浮世絵シリーズの真相に迫る。「善悪鬼人鏡」44セット・フルカラーにて掲載!

【『世界の土偶を読む』刊行記念論稿】モチーフ推定の方法論：「プロトタイプ」から読み解く｜竹倉史人『世界の土偶を読む』刊行に寄せて、『土偶を読む』刊行時に疑義を呈されていた「中空土偶のモチーフ」について、どのような論拠から「栗」と推定できるか、また、なぜ「田端東遺跡から出土した土偶

こちら最新刊です。様々な題材の中に散りばめられた批判的なコード（武士階級にバレたら大変なことになる）を、当時の庶民たちの感性に立ち戻って読み解く凄まじい労作です。

長らく謎であった新石器時代フィギュアの正体――その「不自然な姿」はなぜ？有力な新説が発表される | JBpress | jbpress.ismedia.jp/articles/-/889… JBpress（ジェイビープレス）より

【出版２社にフリーランス法違反で初勧告】 ㈱小学館及び㈱光文社が、フリーランスに対し、取引条件を明示せず、支払期日までに報酬を支払わなかったため、各社に対しフリーランス法に基づく勧告を行いました。 小学館 jftc.go.jp/houdou/250617_… 光文社 jftc.go.jp/houdou/250617_… #フリーランス法

身近な考古学を考えてみよう。編年や分布までならいけても、それより高次の復元・解釈となると「祭祀であろう」「交流があった」で片付けることがよくある。しかし祭祀も交流もいくつもパターンを包括するはずで、そのなかみ・具体的なあり方を復元しなければ何も言っていないのに等しい。そして、本当

【7/14発売予定】『幕末<暗号>解読記: 国周の風刺画「善悪鬼人鏡」が明らかにする「江戸の情報知」』若林悠、中村彰彦（晶文社）そこに込められた「暗号」の解読を通し、現代人がほとんど知らない江戸時代の庶民の情報力と両軍への評価を浮き彫りにする。amzn.to/3I0JMFn

日経新聞に掲載された秋元康隆さんインタビュー、ぜひご覧ください。 秋元康隆『その悩み、カントだったら、こう言うね。』 shobunsha.co.jp/?p=8828

『わたしに無害なひと』（チェ・ウニョン、古川綾子訳）に収録された「あの夏」がアニメ化されました。8月15日公開です。お楽しみ！

【重版出来📯】晶文社さんから上梓しました拙著『恋愛の哲学』が重版し、第6刷を数えることになりました。本書は、恋愛を横糸にしながら西洋哲学の主要な思想を横断する、ありそうでなかった試みかと思います。ぜひ！ shobunsha.co.jp/?p=8026