@saya_yusaki
主に本に関する情報収集のためのアカウント。
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calendar_today04-11-2017 13:17:30
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2 months ago
青崎勇吾『アンデッドガール•マーダーファルス4』 《鳥籠使い》の3人それぞれのエピソード0を含めた番外編集。本編で軽く触れられていただけの3人の過去は思っていた以上に壮絶。特に鴉夜が〈不死〉になるまでを描いた物語は、まさかの引用元の衝撃と余計に謎が深まる展開にいちばん圧倒された。
『スーパーマン』 誰よりも真っ直ぐな信念で人間を守るために戦う超痛快なスーパーヒーロー映画!映像の迫力はもちろん、予告見た時に心配だった「初っ端からキャラ詰め込み過ぎ感」を全然感じさせないくらい分かりやすいストーリーと暗過ぎず明る過ぎないちょうど良い温度の世界観が本当に良かった。
第173回芥川龍之介賞は、残念ながら「該当作なし」という結果に終わりました。 #芥川賞
第173回直木三十五賞は、残念ながら「該当作なし」という結果に終わりました。 #直木賞
めっちゃ良いじゃん!期待感しかない!
ドンキーコングバナンザ、やっぱスタッフ同じだけあって思ってたよりかなりマリオデ味を感じる。ポリーンと時系列の問題は無視するとして、オデッセイでマリオたちが飛行船で空と地上を旅してた一方その頃にDKは星の中心に向かって地下を旅してたってのがイイわ。
知念実希人『魔弾の射手』 肉体に一切の痕跡を残さず人を遠距離から狙撃することが医学で可能なの!?という回。毎度毎度「そんな病気知らんわ」ってなるんだけど伏線と論理がちゃんとしてるからぐうの音も出ない。まあそういう疾患なのは分かったけどそのトリック成立するの?という疑問は残るけど。
a month ago
鈴木光司『ユビキタス』 植物が人間に牙を剥く作品は数あれど流石は鈴木光司ワールド、規模が違う。静かに進行する人類の危機を科学的知見と小説的ハッタリを織り交ぜて描き「ヴィオニッチ手稿」も物語の鍵として登場する。その解釈も「もうこれが正解じゃん」と思えるくらい納得感があっておもろい。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』 Fantastic...!!ScreenXで観るヒューマン・トーチのアクション、シルバーサーファーとのチェイス、リードのパルクールは大迫力で、数百円余分に払ってでも観る価値があって良かった。そして遂にドゥームズデイが始まるポストクレジットに大興奮!
水見はがね『朝からブルマンの男』 誰も死なない"日常の謎"短編集。特に、「受験の朝のドッペルゲンガー」と「きみはリービッヒ」の2篇は謎解きのフィニッシュブローの鋭さに驚かされるだけでなく、思わずほろりとさせる読後感がたまらんかった。探偵と助手のコンビも微笑ましくて大変良い。
パリュスあや子『燃える息』 "依存"をテーマにした全6編。それぞれの主人公が対象に依存する心理的背景や禁断症状の描写が真に迫っていて、何かに依存している、依存した経験のある人には痛いほど伝わってくる。まだ苦しみは続くのかも知れなくてもみんな希望を持って前を向き始めたのが印象的だった。
上條一輝『ポルターガイストの囚人』 〈あしや超常現象調査〉のファミリー再集結!前作同様、地味な怪奇現象が徐々に凶悪な正体を現してくる過程が怖面白い。前作は超えられないか?という心配は一切不要で、ヒーロー映画さながらの最終決戦までずっと夢中で読める。
『ジュラシック・ワールド 復活の大地』 こういうのでいいんだよ!ロストワールドやパーク3に回帰した絶海の孤島de恐竜サバイバル。前作までの広げすぎた世界観をいったん無視してB級映画みたいなストーリーにしたのがかえって良かった。特に序盤のモササウルスとの海上戦はシリーズ随一の迫力。
アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』 あの大オチにどういう論理で辿り着くのかを考えながら読んでみた。犯人が分かっててもめちゃくちゃ面白いな。容疑者たちの嘘を暴いていく過程はスリリングだし、十二という数字に持たせた意味には鳥肌立った。あと何気に多重解決型だったことにも驚き。
24 days ago
藤崎翔『お梅は次こそ呪いたい』 伏線や仕掛けも前作よりパワーアップしていて、実力派コント師のネタのような緻密なお笑いは健在。今回は不幸な人が幸せになるだけじゃなく作中に出てきた嫌なヤツが、殺されるまではしなくてもお梅のせいでほどほどのお仕置きを食らうのもスカッとして良かった。
20 days ago
下村敦史『暴走正義』 下村敦史の"逆転"短編集第2弾!現代における"正義"の本質とネットリテラシーを問う社会派ミステリで、テーマ性の強い物語の最後に逆転のどんでん返しが待ち受けるんだけどこれがどれも綺麗にキマってる。前作のスピンオフ的な話もあるので、「逆転正義」と合わせて読みたい。
17 days ago
朝宮夕『アフターブルー』 傷ついた御遺体を復元し、綺麗な姿で遺族の元に送り返す「特殊修復」にあたる納棺師たちを描いた作品で、珍しい界隈のお仕事小説としても面白いけど、5人の納棺師たちがそれぞれの信念と作法で死者に尽くすことを通して、自身の人生や過去と向き合う物語に心から感動した。
10 days ago
『バレリーナ The world of John Wick』 バカ面白かった。ジョン・ウィックの雰囲気をちゃんと踏襲した近接戦闘アクションで、体感で100分くらいは戦ってた気がする。特に終盤の火炎放射器無双は後世に語り継がれるレベルの名シーン。ちょい役だけどやっぱりキアヌが出ると画面が引き締まるね。
9 days ago
櫻田智也『失われた貌』 こりゃ帯でこれだけ煽りたくなるわけだ。ハードボイルドな中年刑事を主人公にした警察捜査×本格ミステリ。作中に一つも無駄なピースが存在せず、すべて綺麗にはまり合って複雑な一枚絵が完成する様がお見事。洒落た台詞回しも海外ミステリみたいでカッコいい。
5 days ago
香坂鮪『どうせそろそろ死ぬんだし』 やられた〜。まんまと作者の罠にハマった。「クローズドサークルな館で末期患者が死んでいたらそれは他殺か?自然死か?」という前提の謎解きが辿り着くまさかの真相に気持ち良く騙された。変なキャラの探偵が語るクセの強い文体がまた翻弄してくるのがイイ。