「ナヴァラートリ祭は、十日間神を想い続け、自分の中のあらゆる不純を清め、内在の神を体験するために行われます。ナヴァラートリ祭の最終日の前日は、アーユダプージャー（武器の礼拝）という名の儀式が捧げられます。礼拝されるべき武器とは、人間の中の神性な力です。」サイババ 1994年10月14日

「ナヴァラートリ（九夜祭）は善が悪に勝利したことを祝うお祭りです…人間の六つの敵は、人の内なる意識に深く留まり、人の活力を蝕んでいます。それらこそが殺されるべき鬼たちです。それらは情欲、怒り、貪欲、妄執、慢心、憎悪です。これらは人間を鬼の程度にまで貶めます。」サイババ 1969.10.12

「至高の神性を授与されていながら、私たちはそれが自分の中にあることに気づけずにいます。自分の中に貴重な真珠があるということがわかったら、外に真珠を探しには行かないでしょう…神は自分のハートの中にいることに気づいたら、あなたは他の場所に行く必要はないのです。」サイババ 1993年5月20日

「クリシュナはギーターで、主はアヴァターとなって悪を懲らしめ、善を守ると宣言しました。これは、アヴァターの目的は悪事を働く者を滅ぼすことだという意味ではありません。悪とは悪い思考のことです。悪い思考は誰の中にもあります。滅ぼされなければならないのはそれらです」サイババ 1987.9.28

「心（マインド）は多くの幻惑を生み出し、人は真実を忘れてしまいます…蝿や蚊はあらゆるものに付着しますが、火には近づきません。同じように、心は物質的事物に魅了され、どこへでもさまよい、常に神から遠ざかります…全ての霊性修行は心を制するために行われるべきです。」サイババ 2002.8.21

「地球には引力があります。もし人が滑ったら、転ぶのは当然のことであり、怪我を負うこともあるでしょう。肉体は自然の法則に支配されています。…時たま、困難はあるでしょうが、それは体というものの性質に付随するものです。しかし、それは流れ行く雲のようなものです。」サイババ 1988年8月26日

「過去の聖仙たちは無知な愚か者ではありませんでした。聖仙たちが組み立てて規定したマントラと儀式は、未熟者の熱意から生まれたものではありません。それらは英知と実体験の結果です。」サイババ 1982年10月21日

「一つひとつの行いが種であり、それは必ずや甘い果実か苦い果実のいずれかを実らせ、あなたはそれらを喜んだり悲しんだりして食べなければなりません。ですから人は、善を行い、善を見、善を聞き、善になろうと決意する必要があるのです。というのも、善は人間の本性だからです」サイババ 1982.10.27

「寺社や礼拝堂にあるゴープラム（塔）は、疲労した巡礼者に向かって神が手を掲げ、一息ついて休みなさい、それから、己の求める到着地へ向かってより速く歩を進めなさい、と呼んでいるかのようなものなのです。」サイババ 1972年10月25日

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「私たちが肉体に衣を着けるのと同じように、肉体そのものが神聖な魂の衣なのです…服が古くなって擦り切れたとき、それを悲しむ人が誰かいますか？ 肉体が失われるとき、誰もそれを悲しむ必要はありません…死は肉体にとって自然なことです。」サイババ 1979年12月25日

「水は、喉の渇きを癒しもするし、人を溺れさせもします。火は、光と暖かさを与えますが、物を焼き尽くして灰にもします。音は、人を怖がらせもすれば、わくわくさせもします。水と火と音は三つの神です。神性は不可解です…神は、利己的も慢心も、貪欲も妬みも持っていません。」サイババ 1982.10.27

「サティヤ（真実・真理）、ダルマ、シャーンティ（平安）、プレーマ（愛）という言葉を繰り返すだけでは、渇きは癒されません。ご飯、カレー、ラッサムという言葉だけでは、空腹は満たされません。どうやって言葉から至福を得ることができますか？ 実行しなさい。」サイババ 1963年3月29日

「緑のヘチマは水に沈みますが、乾燥させたヘチマは水に浮きます。あなたも、ドライになって、執着と欲望を取り除き、不安になったり心配したりするのをやめなさい。そうすれば、変化と運命という水の影響を受けずに浮かんでいることができます。」サイババ 1966年10月 17日

「海の滴は、蒸発して上昇し、雲と呼ばれる集合体と一つになって地上に降り、谷に沿って流れ、最終的に海へと辿り着きます。それと同じように、あなたが見失ってしまった海へ辿り着きなさい。その旅を始め、早く、軽快に旅をしなさい。」サイババ 1966年10月17日

「行動のルールは、政治家も、王も、その家来も、お坊さんも、共同体の指導者も、アシュラムの長も、学者等々も、守らなければならないものです。というのは、彼らは手本であり導き手であり、その人たちの責任はずっと大きなものだからです。」サイババ 1965年11月23日

「何か自分が嫌だと思うことが起こったとき、どうしてそれも神の恩寵のしるしとして受けとめないのですか？ ...神はあなたを強くすることに熱心なのか、あるいは、長い目で見ればそれはあなたにとって良いことなのかもしれません。どうしてあなたに判断などできますか？」サイババ 1963年10月22日

「どの政党にも派閥がある…派閥は政党をバラバラにしています。このような分裂が続くなら、どうやって国は進歩できますか？ 国の福利に関心がある人は、私利私欲を捨て、団結の精神を養い、国の進歩のために働くべきです。これは国の第一のモットーであるべきです。」サイババ 1992年11月23日

「結婚生活において、相互理解はとても大切です…お互いに理解し合わねばなりません。過去を考えてはなりません。過去は水に流しなさい。何か誤解があったとしても、それを悔やむのはやめなさい…今この瞬間を行き、全力を尽くしなさい。」サイババ『霊性と結婚』144-145ｐ

「時間は私たちの想像や空想を映し出す鏡にすぎません。時間には好みも独創性もありません。時間には独自の考えや同情心はありません。時間が私たちに与える喜びや悲しみは、私たち自身の行い、善悪の反映にすぎません。その反映は、鏡にすぐに映ったり、遅く映ったりします」サイババ 1982年10月27日