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9月に入り時間的な限界が見えてきたので今回書けないことは勇気を持って次の本（存在するかは不明）に譲ることにする……

今年の進振りが終わったタイミング？かもしれませんが、私が学んだ地域文化のロシア東欧コースは一週間のカリキュラムがソ連史・ウクライナ史・ロシア経済・ロシア文学という感じですごく楽しかったのでおすすめです（今はまた開講科目が多少変わっているとは思うけれど）

ただあまりにも旧ソ連に寄っていくと飽きるので、本郷にギリシャ語を受けにいくようなバランスが私には必要だった

フロレンスキイ研究の次は何やるのとよく聞かれるのだけど、そしてその案もたしかに沢山ありはするのだけど、でもフロレンスキイ研究もまだ全然できていないしなあと思う。フロレンスキイの研究をするために知らないといけないことが多すぎる。

たとえば今日読まないといけない本は（フロレンスキイが収容所で執筆に関わったとされる）『永久凍土とその上の建設について』。科学関係の著作はネットで比較的簡単に入手できるのでそれは有り難い。

まあ話題が涼しいのは嬉しい

でもこうやって探して読んで書くのって根本的に楽しいことなのよね、と初ゼミの小論文をAIに投げた人達に言いたい

昨夜は塩竈コーデで「融」を観にいった。銀色の月と水面。

ちなみにiPhoneケースに描かれているのはペテルブルクの地図です、削れるたび少しずつ街が水没してゆく

「たった一人でも、あなたの魂の美しさを見た者がいただろうか、あなたが何によって生き、苦しんでいるのかを、あなたがなにゆえに夜に眠れないのかを、あなたが散歩中に何を考えているのかを、理解した人がいただろうか。」不遇の生を送った修道士へフロレンスキイが書いた追悼文の中の一節。

【新刊告知、拡散大希望！】 弊博士論文が『ニコス・カザンザキス研究ーギリシア・ナショナリズムの構造と処方箋としての文学・哲学』として書籍されました！19世紀以降のギリシア人思想家や影響を与えた西欧の思想家にも触れつつ、日本を含む東方と彼の民族意識形成について論じました！

重陽の節句だけれど薔薇を供えに。墓碑に映る空が綺麗だった。

総長対話（対話になっていなかった）の意味が全くない

私の研究室は図書館機能を兼ねているのだが、本棚に立ったままの代本板の貸出人欄にすでに亡くなった先生の名が書かれているのをぼんやり眺めている

友人が、月末の弟の誕生日に薔薇を贈ってくれるという。その人は弟に会ったことはないけれど、死後に始まる関係もあるものだなと思う。考えてみれば人文学は大体いつもそう。

通勤用にヴェスパを買うに至って気づいたのだけど、本郷は構内にバイクの駐輪場があるのに駒場は入構禁止なの何故？（正門の外に有料の駐輪場はあるけれど）（教員も駄目ですよね？）

【拡散希望】 大学執行部、学生、教職員、全ての皆様。 東京大学執行部は9月24日、学費値上げ案発表から2週間で正式決定。 値上げ自体の不当性および閉鎖的なプロセスを強く批判します。国政の問題を指摘し、自治再建に向けて呼びかけます。 声明は全4節です。ぜひご一読、ご拡散ください。 (1/7)

私は弟に死を選ばせたこの世界も私の人生も全部間違いだと思っているけれど、間違っていることと嫌うことは等しくはなくて、それが私の苦しみの原因になっている