〈インフルエンザ　前倒し流行〉 ようやくインフルBを見なくなったなと思ったら今度はインフルAをよく見るようになってきました 昨年は7-8月から沖縄で少しずつ増え始め、1ヶ月遅れで本州も増加に転じました 9月の夏休み明けで学校で流行し、既に学級閉鎖↓

<肝硬変> アルコール摂取、肝炎ウイルス、薬物、自己免疫疾患などで生じるすべての慢性進行性肝疾患の終末像 高度の線維化を伴う偽小葉、再生結節のびまん性の出現 骨髄での血球産生量低下、脾腫による血球破壊で汎血球減少 肝性脳症で有名な三相波は尿毒症やCO₂ナルコーシスでも出現する↓

野球選手がデント病と闘病されているとタイムラインで流れてきました。 診察したことは無いですが、早期に腎不全に至る近位尿細管を構成する細胞遺伝子異常とのこと（原因不明もあると） 伴性劣性遺伝なので男性がその疾患の主体。 体調に気を付けていただきながらスポーツを続けて頂きたいです

「こちらの発表にCOIはあり（まして、なんなら講演お食事なんでもござれです大変申し訳ござい）ません」的な感じなんでしょうか

<オーグメンチン®による下痢> アモキシシリン・クラブラン酸は外来で処方する経口抗菌薬としては極上のスペクトラムを持つものですが、代償に肝障害や下痢などの副作用の可能性もそこそこあります。 下痢を引き起こす理由は「正常細菌叢の崩壊」という他の抗菌薬と似たものもありますが、他にも↓

<大建中湯> 第6回NDBオープンデータによると、大建中湯は漢方薬の中では最も処方量が多くなっています。 「建中湯」とは中焦（腹部）を温め脾胃の機能を建てる（丈夫にする）という意味で、特にその機能が強いものを大建中湯と呼称しています（若干意訳） 便秘に使うことが多いですが腹痛にも↓

大谷サン50-50達成マジおめでとうございます！！！ #大谷翔平

<声音振盪> 「せいおんしんとう」と読みます。 患者さんの発生を手や聴診器で胸壁から感じる診察方法として昔から知られてきました。 レントゲンや採血含めた検査が難しい地域やセッティングでの診療ではとっても有用な身体所見です。 手を胸壁に沿えて感じる振盪もそうですが有名なのは「ヤギ音」↓