悲しみを避けなさい 自分のハートを クジャクのように鮮やかな色彩で満たすがいい しかも、何の理由もなく-- 理由があって幸せな人間は本当には幸せではない 踊り、歌いなさい 他人のためではなく ある理由のためではなく ただ踊りだけのために-- 歌うだけのために歌いなさい

自分の人生を、愛と笑いの人生にしなさい そうすれば、自分自身の中に 繊細な祈りの心の存在を感じるようになる そして、その祈りの心はキリスト教でも ヒンズー教でも、イスラム教でもない それはただ祈りの心であるだけだ

愛は起こるものであり、あなたがすることではない。愛はあなたより大きいもの、あなたよりも広大なものだ。それを手なずけ、操ることはできない。これを覚えておきなさい、そしてオープンでいなさい。愛するふりをしてはならない。愛がやってきたら感謝し、なくなったら、また待ちなさい--

私は生涯このように生きてきた--どんな前もった決定もなく、未来へのどんな関わりもなく、次の瞬間のための私自身に対する、または他の誰かに対するどんな約束もなく--。その生き方は私に最も貴重な生の贈り物を与えてくれた。私は存在と同調するようになった。

見守る者になる--それが瞑想のすべてだ。失敗が来て、成功が来る。賞賛され、非難され、敬われ、侮辱される--ありとあらゆる物事がやってくる。それらはすべて二元性だ。あなたは見守り続ける。二元性を見守ることで、第三の力、第三の次元があなたのなかに生まれる。

戦っていないとき、あなたは生そのものとなる 戦っていないとき あなたは広大なるもの、無限なるものになっている あなたが戦っていないとき 東洋においてその状態は＜明け渡し＞として知られてきた

生そのもの以外にどんな神も存在せず 存在そのもの以外にどんな寺院も存在しない そうあってこそ、すべてが神聖なる祝祭となる 私がすべてと言うときには、まさにすべてを指している 生が祝祭なら死も祝祭であり 出会いが祝祭なら別れも祝祭だ 幼年期、青年期が祝祭なら、壮年期も祝祭だ

あなたは自分の人格から抜け出す力を持っていなくちゃいけない あなたはもし状況がそれを要求したときには まったく新しい応え方をできる力を持つべきなのだ もしこの能力がなくなってしまったら あなたは固まってしまう そうしたら、ゆったりとなどしていられない そしたらあなたは柔軟じゃない

あなたは酔っ払いだ すべての根本的な宗教の教えが 自己留意を強調して止まないのはそのためだ （内なる炎への）忘れっぽさが病であれば 自己留意はその解毒剤ということになるだろう 自分自身を覚えておこうとしてごらん

この瞬間から、誰でもない人になりなさい そして誰でもない人であることと それがもたらす自由を楽しみなさい 無名となり、悦びを味わいなさい！ そこには何の憂いも何の不安もない そもそも自我がないのだから傷つくことがない 何者もあなたを傷つけることはできない

醒めていなさい！そして聴きなさい！まさにあるがままのあなたで--まさにあるがままのあなたで、と私はくり返す--あなたはブッダなのだ。あなたにつけ加えなければならないものなど何もない。あなたから取り去らなければならないものなど何もない。

もし、あなたがサトリを得たら、もっと謙虚になりなさい、もっと感謝するがいい。そして、それを分かち合い、他の人々に降り注ぎなさい。それを握りしめてはいけない--。それは守るべき宝ではなく、分かち合われるべき宝だ。あなたが分かち合えば分かち合うほど、それはますますあなたにやって来る。

霊的な経験とは、あたかも原子の爆発のようなものだ 原子は極めて小さいものだが 爆発するときは実に大きく、巨大だ 自分自身を経験することは、まさにこの爆発のようなものだ それは爆発、原子の意識の爆発だ 突然に自分自身を存在として見る 無限で、果てしない それが私たちの光輝だ--

私のものの見方は、選択する必要はないということだ。選択しないままでいきなさい。そしてあなたは両極のゲームを見るだろう。両方とも、あなたの極だ。両方とも生きなければならない。そう、あなたは深く強く真正に、情熱的にあらねばならないのと同様に、冷めて沈黙し、静かでなくてはいけない。

漂う・・と私は言う。 動き進むのではない。どこか一点にむかって動いていくのではない。ただ漂うのみ 風のみちびき行くところへはどこへでもただ漂う たとえどこにいようとも、あなたがいるところ、そこがゴールだ。ゴールとはどこかで終着するところではない。 ゴールとは瞬間瞬間のことだ。

あなたがやり手でなかったら どうして執着が起こり得る？ いまのあなたはちっぽけなことをやっては執着する あなたは全員に あなたがこれをやり あなたがあれをやったということを知ってほしい この自我こそ、至高の理解を妨げているバリアーだ やり手を落とし、ものごとを起こらせなさい

愛--このひとことの中に 人生の中で持つ価値のあるものすべて 人生の中で手に入れるべきものすべてが含まれている 神を忘れても失うものは何もないが 愛を忘れたら、すべてを失う 愛があれば、神は必ず訪れる なぜなら、愛を経験することの絶頂が神であるからだ

自分自身を切り離してはならない バラを見て、バラになる 夕焼けを見て、その中に入っていく 遠く離れ、冷淡でいてはならない ただの観客でいてはならない 参加者となるのだ 星がちりばめられた空を見るとき その一部、小さな星となる そしてダンスに参加しなさい

もし何かがあなたの行為によって達成できるとすれば それはこの世に属する 行為によって達成できるものはすべて物質の世界に属する そして、精神の世界に属するものは どれも行為によっては達成できない それは無為によって、リラックスによって 全面的な明け渡しによってしか達せられないのだ

あなたが逃げずに退屈に見入りつづけたら、爆発が起こる。退屈を見つめていると、ある日突然、あなたは自らの＜無＞を貫く。退屈はたんなる覆い、あなたの内なる＜無＞を内蔵する容器にすぎない。退屈から逃げると、あなたは自分の＜無＞から逃げている。