オフィスアルパカ通信（1410)🦙🏘🏢🎆🥩💴
『ポップ・ラッキー・ポトラッチ』奥田亜希子（U-NEXT）は価値観揺らめく物語。2億円当選、無職の従姉妹との共同生活。正しさだけを基準に生きてきた私の人生が一気に転がり始める。理不尽な社会に不器用な自分。悩ましくとも憎めない人間味に満ちた一冊だ！

オフィスアルパカ通信（1409) 🦙🌊📜⛏⛰
『佐渡絢爛』赤神諒（徳間書店）は濃密にして痛快な歴史ミステリー。血生臭い事件の連鎖。現場に残された能面の謎。欲に塗れた金銀山の危機の裏には驚愕の真実が。土地に根づいた人々の魂が新たな伝説を生み出す。まさに圧巻の読み応え。血湧き肉躍る一冊だ！

＃三省堂書店めくる塾 本屋大賞など14冠！今もっとも勢いのある著者・宮島未奈さんをお迎えして、「成瀬シリーズ」執筆の裏話はもちろん、受賞して間もない本屋大賞体験談や、本屋や書店員に対する想いなどをお伺いします。＃本屋大賞 ＃宮島未奈 ＃成瀬は天下を取りにいく
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#三省堂書店めくる塾
・受講者の皆様と宮島さんの質疑応答の時間がございます！
・クラブ三省堂会員で今回の受講者の中から抽選で5名様に宮島未奈さんのサイン本プレゼントも予定！

まだまだ、申込お待ちしております！

#本屋大賞
#宮島未奈
#成瀬は天下を取りにいく
#成天
peatix.com/event/3905261

オフィスアルパカ通信（1408) 🦙📨🏣📮〠📪
『ゆうびんの父』門井慶喜（幻冬舎）は郵便制度の祖・前島密の物語。生まれ持った才気と旅によって広めた見聞が新時代を切り拓いた。曲がりくねった道行きの道標となったのは、尊き母の教えと愛おしい妻の理解。圧巻のパワーと底知れぬ家族愛が突き刺さる！

オフィスアルパカ通信（1407) 🦙📖📚🗞🚔🚨
『書棚の番人』碧野圭（PHP文芸文庫）は出版業界の問題にも切りこむミステリー。社会を震撼させた少年犯罪者の告発本。当事者でもある書店員の苦悩。職業人の矜持を持ちつつ違和感の真相を追求する。過去の記憶が繋がった瞬間の光景に魂の震えが止まらない！

オフィスアルパカ通信（1406)🦙⛰🦌🏡🪵🕷
『山に抱かれた家』はらだみずき（小学館文庫）は生きている実感を追体験できる。たどり着いた先は限界集落。大自然の中で我が家を探しつつ生活の糧を見つけていく。家とは何か？暮らしとは何か？素朴な疑問の答えがここに。清々しいはじめの一歩に心が躍る！

オフィスアルパカ通信（1405)🦙💐🍷🎻🧱
『浅草蜃気楼オペラ』乾緑郎（宝島社）は大正の香り豊かな物語。変革期の時代に花開いた鮮やかな舞台。抗えない運命に翻弄される少女たちの現実。激しく揺らめく光と影。世界は変われど尊い絆は朽ち果てない。ドラマティックな展開に心がときめく見事な悲喜劇!

オフィスアルパカ通信（1404)🦙💇‍♀️💇‍♂️✂️🏢🌱
『め生える』高瀬隼子（U-NEXT）は価値観が激しく揺らぐ物語。根こそぎ抜ける感染症でまさかの「はげ世界」に。生えることは罪なのか？真の平等とは何なのか？尽きることのない髪の悩み。切実な想いが駆け抜ける。理不尽なこの世を痛烈に皮肉る一冊だ！

5月15日(水)の三省堂書店めくる塾に登場します。受講料は1,705円、オンラインで視聴できます。本屋大賞発表会のことや、成瀬シリーズ三作目について話す予定です #成天
今年度本屋大賞作家 宮島未奈さん登壇！〜三省堂書店めくる塾 内田剛の小説がもっと面白くなる読書会 ptix.at/HSxKdi

オフィスアルパカ通信（1403)🦙🍜🍙🍛🧂🍻
『定食屋「雑」』原田ひ香（双葉社）は受け継がれる味が愛おしい。思いがけない離婚の危機に飛びこんだ商店街の店。ままならぬ人生に泣き笑い。苦難の数だけメニューが増え、甘辛の味が全身に染みわたり、時を超えた情が未来を開く。満腹間違いなしの一冊だ！

オフィスアルパカ通信（1402)🦙📚📖✍️👨‍👩‍👧🌈
『本が紡いだ五つの奇跡』森沢明夫（講談社文庫）は未来へと伝えていくべき物語。人生の転機に巡りあった真剣勝負の一冊が書き手や売り手の想いを超えて悩める人々の心を救う。原点回帰のメッセージや人生の真理が伝わるだけでない。本物の感動がここにある！

オフィスアルパカ通信（1401)🦙🚨👮🏥🦮📰
『犬は知っている』大倉崇裕（双葉社）の主役は警察病院で愛されているファシリティドッグ。その隠された任務は凶悪犯罪の真相を探ることだった。人間以上に正直で嗅覚の鋭い犬の活躍から見えてくる新事実。癒されると同時に湧きたつ心。これは油断ならない！

オフィスアルパカ通信（1400)🦙🏥🥼💉🎓🗞
『対決』月村了衛（光文社)は不条理な性差別に挑む。正義に迫る新聞記者。職場を守る医大理事。歪んだ社会と闘う二人の女性。その怒りは無自覚の罪を暴き、禁断の闇を切り裂いていく。目を背けてはならない現実がここにある。真っ当な未来に向けた必読の書！

オフィスアルパカ通信（1399)🦙💐🏡🍂💃💅
『赤い星々は沈まない』月吹文香（新潮社）は赤裸々な日常に引きこまれる。揺らめく精神に蠢く肉体。不器用に自分を見つめながら運命のいたずらに立ち向かう女たち。逞しい言葉から感じるのは圧倒的な包容力。むき出しの想いが弾ける生々しくも雄弁な一冊だ！

オフィスアルパカ通信（1398)🦙🚨🚔👮🏫🏢
『あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか』天祢涼（角川春樹事務所）は少年犯罪の葛藤を描く。重い十字架を背負って十年、再びの悲劇が待ち受けていた。それは復讐なのか？更生の先にも拭い去れない罪。事件の真相に心が激しく締めつけられる！

オフィスアルパカ通信（1397)🦙🏫📚📖👩‍🏫🚪
『あなたの言葉を』辻村深月（毎日新聞出版）は豊かな学びにあふれる。体験に基づいた学校生活に作家という仕事とは？大人になるとは「わたしの言葉」を見つけること。想像力を高める小説の楽しみ。孤独を癒す読書の喜び。この一冊は悩める僕らの仲間になる！

オフィスアルパカ通信（1396)🦙👘🥷🏯📱🗼
『お梅は呪いたい』藤崎翔（祥伝社文庫）の主役は五百年の時を超えて現代人に襲いかかる日本人形。強烈な怨念に蠢く悪意。最狂の呪いは通じるのか？必殺の企みは受難の連続。理不尽なこの世の空気に溶けこむお梅の姿にまさかの感動。この泣き笑い、最高だ！！

オフィスアルパカ通信（1395)🦙📢👔💅🗞💢
『女の国会』新川帆立（幻冬舎）は途轍もなく雄弁な物語。謎めいた遺言書を残して気鋭の政治家が亡くなった。真相を追うほどに膨らむ疑惑。この国の中枢にあるのは、男ばかりが跋扈する理不尽な組織と深い闇。女たちの怒りが硬い拳となって常識を粉々にする！

オフィスアルパカ通信（1394) 🦙🏘🪦🏥🛌⌛️
『みんなのお墓』吉村萬壱（徳間書店）は終の住処を考えさせられる。欲に塗れた日常があれば突然の臨終もある。どんなに肉体が疼いても人は誰もが死に向けて生きている。思いもよらぬ悲喜劇から見えてくるのは人生の真理。生々しい人間臭さに満ちた一冊だ！