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おい磯野、お前のポストが今年アボリッシュ（廃止）されるらしいぞ。 ー国連職員にだけわかる怖い話ー

緊急人道援助の現場は、ワークもライフも混ざっていてバランスや境界線がない感じ。帰宅してからもみんな仕事している。休暇中も仕事している。上司から「頑張るか、超頑張るかの２択で考えてください」って言われた（ウソ）

追記： 🔸人件費削減のため、国際スタッフのポジションが現地スタッフのポジションに変更される。 🔸人件費削減のため、本部機能の一部がPost Adjustmentが低い国に移動する。

自分たちでニーズをアセスして、計画した支援が、現場に届けられる場面に立ち会えること。そして一連のプロセスにかかる時間が数週間と短時間であること。これが人道支援の仕事の醍醐味かなと。やっぱ人道支援の現場はスピード感が違うよな。

国務長官のポストの要約：USAID拠出の83％のプログラムを打ち切って、5200件の契約が中止になった。（USAIDが解体されるため、）残りの約1000のプログラムは国務省傘下で管理することを計画している。（要約ここまで）

人道危機がある国では紛争が続いているため、治安上の理由、資金難やその他理由で大規模な世帯調査が行われていないため、既存の統計・データが古い。国勢調査が行われたのが２０年近く前だから、正確な人口データがない。自分の専門分野のデータも最新のものが２０１３年とかなので、正確な現状分析と

地方の政府関係者との会議は疲れる。お偉いさんを立てないといけないし、伝えたいことをちゃんと翻訳してくれているか不安になるし、センシティブな話題とプライバシーに配慮しないとだし、カメラで許可なく撮られることあるし、招待していない人がいたするし、極めつけは警察が来ることあるし（なんで

昔、ハードシップ・カテゴリーについて書いたけど、「E」は前に書いた通りという感想。補足すると、Eの任地でも限られた範囲なら出歩ける場所もある。Eの中にもファイブスターと言われる恵まれた赴任地がある。自分の部屋に台所とトイレ・シャワーが付いているか、それとも共有かで生活の快適さが大き

省庁からレターをもらわないとプロジェクトが進まない場面が多々ある。あと、本当に重要なことは大臣か副大臣と話して交渉しないと決まらない。そんなこんなでプロジェクトの進捗が遅くなるなぁ。今まで働いたことがある途上国よりもこの国はそれが顕著だな。

国連フォーラムが新しい「国連職員NOW」のインタビュー記事を掲載しなくなって残念だなと思っていたら、３年半ぶりに新しい記事が出た。各種企画から国連にはいろんな機関があって、いろんな分野に取り組んでいて、いろんな職種の人がいることを教えてくれる貴重な機会だった。記事からみんなキャラが

全然政治的なプロジェクトじゃないのに、カウンターパートの州政府との関係では政治的な対応を求められる。政治的な対応が求められるのは他の国でも同じだけど、独裁政権下だとそのレベルは群を抜いている。カウンターパートとの折衝は現場レベルの国際協力の醍醐味だし、頭に血が上るような交渉も楽し

帰国子女の才女に出会った。彼女は同じ国連職員だ。入りたい大学に入れて、入社したい会社に入れて、落としたい男を落とせて、挫折がないらしい。家族親戚全員が高卒で、高校生の時に新聞配達して家計を支えて、新卒の初任給が手取り１２万円で、英語コンプレックスありありの自分は涙目になったけど、

小学３年生の娘が英検３級に受かった。英単語を覚えるための例文作成をChatGPTに手伝ってもらったので、その時に使ったプロンプトを紹介したい。英単語を覚えるという退屈な作業を好きなことと結び付けることで結構スムーズに覚えられたみたい。本人の頑張りがあってだけど。以下プロンプトです。

イスラエルがガザへの物資の流入を禁止してから1か月以上が経過した UNRWA は残っている物資で援助を続けているが、在庫は少なくなり、状況は絶望的になっている 空っぽの倉庫の写真が、事態の厳しさを語る👇 包囲が解かれ、人道支援物資の流入が再び許されなければならない

アフリカに住んでいてもう限界と思う瞬間は多々あるけど、メンタルをすり減らす原因はこれ（正直書ききれない）。完全アフェーの土地でインフラが脆弱で治安と政情が不安定で毎日虫との闘いに追われ日本にすぐに帰れない環境で、我々は多くの我慢を強いられている。自分に優しくする時間は絶対に必要だ

アフリカで働いていてもう限界と思うことは多々あるので、自分はアフリカは向いてないのかなと思うことがあるけど、その理由をいまいち言語化できないのが悩み。理由の一つは「孤独」だと思っている。外国人コミュニティーが小さいアフリカの小国で働いていた時は、アフリカ人同士お互いにブラザー・シ

いくつかの国連機関が予算を20％減らす、職員数を20％減らすというニュースを見て萎えている。パーセンテージは機関によって違うけど。これがnew normalになると受け入れるしかない。各機関はアメリカやヨーロッパにある本部機能をオフィス家賃やpost