この話は色々な人のフックに引っかかるから、何を主語にするか悩ましいけど「30代女性、海外、ポスドク」に話を限定するとその道を選びたい人としか問題は共有できない。 最近若手問題も話せる環境になってきたけど海外でキャリアを築きたいとはなかなか人に言いにくい（今全世界に向けて言ってるけど

ここでは自立したいとか、頑張るとかしか言ってないけど、博士で30代で海外でって生きるの難しいのは当たり前。 さらに女で結婚も子供も諦めたくなくて、就職難しい分野でと問題山積み、せめて自分が生存しようとしなければ、これからの研究者の道に救いがないじゃないかと思っている。

私が初めてカフェというものを認識したのは、幼少期に親に連れられて行った福井のコロンバとニシムラカフェです。 こちらはニシムラカフェ本店の様子、子供たちはフローズンヨーグルトミックススプレーがけが好きで、母はラムレーズンがけが好きでした。 先日はそんな母の13回目の命日でした。

ミラノ滞在8年目にして初めてお店のラーメンを食べました🍜 外食でラーメンを食べること自体、中学生ぶりだから20年ぶりくらいでした。 「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」と聞かれても「パン、わりと覚えているッ！」と言えるくらいいつ、どこで、誰と何を食べたか覚えています。

まだ暑さが残る9月、黒無花果が出回っていた時期に1パック3.5€の黒無花果を奮発して購入し、プロシュートと一緒に食べました。 サクッと切ると真っ赤な無花果、好きな果物の一つ。 また中華街で3€くらいで大量に入ったライスペーパーを買い、プロシュートと野菜を巻くやつに一時期ハマっていました。

お店の内装がまるでパリ、ミラノにあるパスティチェリア・ジャコモ、パスティチーノは一つ1.5€。 ミラノでレストランを何店舗か展開するジャコモグループのテイクアウト専門のドルチェ部門です。 レストランの方のジャコモも高いだろうけどいつか行ってみたい🍽️

あと混ぜ麺（油そば）も生まれて初めて食べました‥美味しい！ ただお値段は一杯17€（2792円）、これがイタリアのラーメン屋に行けない理由です涙 なぜ日本でもラーメンを食べに行かなかったのだというと、単純に蕎麦が好きなのと、外食に対する情熱は全てカフェに注いでいたからだと振り返りました。

関空からミラノへの帰りのフライトは•低ラクトースミール（Low lactose meal）を注文。 全然お米がない！メニューだったけど、乳製品はほぼ使われておらず、副菜やデザートも生野菜やフルーツがメインでした。 3番目のはみ出てる焼きそばに添えられている肉団子、肉じゃなくて大豆ミートでした。

ここ数年、家庭の事情で年3回は帰国する必要があったので、フライトは安さ重視、エアチャイナをよく使いました。 同じような機内食だと飽きてしまうので、毎回色々な特別食を頼むようにしていて‥（上はまだ食べていないメニュー、下は食べたメニュー） 最大限にフライトを楽しむようにしています

フライト前日に7-8年ぶり？に京大へ。 百万遍を歩きながら京都に残る選択もあったのかなとちょっと考えたりしたけど、全然安定はしないけど、今自分がいる場所が好きです。

ちなみに開通50周年を迎えたJR湖西線に乗っていると、滋賀県野洲市出身の西川貴教さんによる車内放送が聞こえてくる。

「再来週カルロ・ギンズブルグの講義があるよ、詳細は後ほど。来れる人は来るように」というメールがさっきコーディネーターから回ってきて‥ 何時から？どこで？という詳細も数日前（下手したら2-3日前）に来るのだろうなと‥ 私のローマでの博士課程3年間、いつもこんな感じだった。

ミラノの老舗パスティチェリアのマルテザーナが、モスキーノとコラボしたパネットーネ（60-70€）を販売しているとのこと。 1人の身に1kgのパネットーネは大き過ぎるし、いい店のパネットーネは高いから、バールのカウンターで一切れ3.5€位のパネットーネ食べてこようかなと考え中🎄

最近の悲しみ。マルテザーナも私が初めて行った2017年にはカフェ1€、パスティチーノ1€だったのに‥ 今ではカフェ1.4€、パスティチーノ1.5€に値上げ（今年9月までカフェ1.3€、パスティチーノ1.4€だったのに）。 ミラノ中心部だとカフェ+パスティチーノで3€以下の店が少なくなってきたかも涙