闘十ちゃんが部屋に行くより先に丸の寝かしつけという大義名分で離脱した御母堂様、ぽすぽすしつつも「本当は今日はあまり早く寝なくて良いのだがな」ってひとりごちたら、「父上が帰ってきておられるのにか…？」と純粋さゆえのトドメの一言を刺される。

「だって十六夜が1人では可哀想ではないか！！責任持って数日は早めに帰ってこようと」「今日貴様が早く帰ってくると妾が可哀想じゃし、なんなら十六夜も可哀想なことになるんじゃ阿呆！何でこういう時に限って空気が読めぬのだ！！」ってキレる御母堂様。

「今晩、妾はさー今から旦那が愛人と一線超えまーすという状態を見ながら飯食わねばならぬのか…？いやさすがに空気読んで深夜帰りで十六夜の部屋に直行するよな？さすがに」って思ってたのに、闘牙くんが元気に夕ご飯に間に合う時間に帰ってきやがったのでとりあえず殴る御母堂様。

現パロ十六夜ちゃんがやってきて数日経ち、さすがにそろそろ準備も整ってきたし、闘牙が帰ってき次第そういうことになるのだろうなー。って思って、1人で「きっついの」ってぽそっと言ってから、何でもない顔でみんなの前に戻る御母堂様。

現パロ闘牙くん、夫婦での用事からの帰りの車の後部座席に御母堂様と一緒に乗ってる時にスリットから出てたので太もも触って、大丈夫みたいだから内股撫でようとした瞬間に表情一つ変えずに流れるような素早さで手叩かれる。耳目のある場所でやっていい事悪い事のラインがハッキリある女。

現実にこんな強げな赤子がいるなら、現パロ赤子丸もどこまでも盛っても大丈夫だな…という謎の心強さを得た。

照ノ富士の息子、てむじんくん 1歳4ヶ月で17kgなのかわいすぎて尊い

犬御母堂様(夫と息子が光っておる)
犬闘牙くん(妻と息子が光っている)
子犬丸(両親が光っている)

「あんな足短い丸いものがころころと走っとるのか転がっとるのかよう分からん状態で移動しとるのが速すぎて見えておらぬなんて……そんなんで人間はどうやって野生の世界で生きていくんじゃ……」って哀れまれて、「野生の世界で生きることはないので…」って説明してる十六夜ちゃん。

闘御仔犬達が突然のテンションぶちあげ運動会を始めたのを見てるけど、鈍すぎて完全に目で追えてすらいない側室十六夜ちゃんを見て、このとろさでどうやって生きていくのかすごく心配になる成犬のみなさん。

ちまちま作業の匂いを嗅ぎつけてやってきた十六夜ちゃんが入って作業速度が爆上がりする。

ばけいぬ せっしょうまるをあのくそちっちぇーお名前シールにおさめるのがマジで難易度が高く、嫁に「何でこんな長い名前にした？」って静かに聞かれて、「こんな事になると思うとらんかったんだもん」ってしょぼしょぼしてる闘牙くん。

「親父！！事務所にカチコミです！！」って若い衆が飛び込んできて、現パロ闘牙くんが「後にしろ！！今さんすうセットのおはじきにお名前シールを貼っとるんだ！！！」って一喝しだしたから、「さすがにそれはおはじきより優先して良いぞ」って計算棒にシール貼りながら許可を出す御母堂様。

現パロ御母堂様が永久脱毛検討してるのを闘牙くんが知って、「えっ全部か？」「全身じゃから、髪と眉とまつ毛意外はまあ」って言われて、涙ながらに「……前だけは。せめて前だけは残してもらえんか…」って交渉してきて、「そなたまだ妾の知らぬ性癖を隠し持っておったのか…」って引いてる御母堂様

「そなた、そういう家庭科レベル100みたいなことやりだすが、単純に自分の興味でやっとるナチュラルさが逆にモテる要素ある上に、同時に女から見てもおもしれー女だからダメじゃな」「あやとりと折り紙うまかったところから実質の進化してませんから…」って言ってる十六夜ちゃん。

「別にしばらく閑散期じゃから、好きにしろ。……ところで、それ今作っとるのって、どうしても作りたくてやっとるやつか？」「え？いえ、買ったらついてきた編み図で練習してるだけですよ？」「あー。あー」ってシノギの匂いを感じる現パロ御母堂様。

「何でそなた去年来てくれなかったのだ」「去年？」「幼稚園の諸々がの」「ああ…」ってなるけど、丸の袋物がやたら凝ってるので、「刺繍とかまでやられてません？」「妾の息子に下手なもの持たせられぬゆえ、全力出したのだ。時給で考えるとウン十万じゃ」ってやれば時間かかるけど器用な御母堂様

閑散期なので、午前中で事務作業終わってしまうので、上司(御母堂様)に確認取って、ゴージャスに刺繍をしたり、タティングレースを嗜む十六夜ちゃん。

7月に持ってくものの準備を始めてます。