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対馬國 和多都美神社 長崎県対馬市豊玉町仁位 往古 仁位川河口界隈は 彌生期頃から集落が展開 海などに纏わる 何かしらの 磐座信仰が始まりとされ 社叢周域からも 広形銅矛などが出土 延喜式名神大社と云われる 久遠の彼方より 海を通し ニイにイツキ ツシマ海神溶け合い コダマすワタツミノ杜🌿✨

伊勢國 月夜見宮 三重県伊勢市宮後 往古 宮川流域界隈は 縄文期頃より人々が住み 彌生期頃から集落が展開 社叢周域には 宮川支流旧河道が流れ 高河原などと呼ばれ 山海を結ぶ水須原であり 農耕神などに纏わる 何らかの信仰が始まりとされる 延喜式内社と云われる ツキヨミ歩む夜吐息が芽吹きし杜🌿✨

美濃國 若江神社 岐阜県岐阜市西改田 往古 根尾川扇状地界隈は 彌生期頃より人々が住み 古墳期の 水辺祭祀跡などもあり 清らかなる湧水や 旧河道巡る砂洲上の森への 何らかの 原始信仰が始まりとされ 南には古代東山道が通り 北方より現社地遷座の 延喜式内社と云われる 道ウルサラの水氣遊ぶ杜🌿✨

美濃國 大領神社 岐阜県不破郡垂井町宮代森下 往古 相川流域界隈は 縄文期頃より人々が住み 彌生期以降は 東西を繋ぐ陸路の要衝となり この地に纏わる 何らかの信仰が始まりとされ 社叢周域には古墳群があり 在地豪族の祖神崇拝を重ねる 延喜式内社と云われる 死して尚も要衝を守護せし 大領の杜🌿✨

美濃國 佐羅早松神社 岐阜県美濃市上河和 往古 長良川を往来する 中継集落が 縄文期頃から営まれ 両岸に双子の様に その地に纏わる 何らかの信仰が生まれ 東岸では 胎内帰化する様な 清らかなる幽谷界隈を 祭祀の場とし 八世紀以降は 巨大な白山信仰の 一社となる古社と云われる 縄文母神蔦ふ杜🌿✨

対馬國 多久頭魂神社 長崎県対馬市厳原町大字豆酘 往古 龍良山を 神奈備とする 何らかの 原始信仰が始まりとされ 対馬の地に連なる 天道信仰の 聖域の一つとされる 延喜式内社と云われ 明治期以降は 神宮寺の 豆酘寺観音堂を社殿とする 今も オソロシドコロと呼ばれる 原生林の吐息を感じる杜🌿✨

美濃國 鵄栖神社 岐阜県大垣市室本町 往古 久瀬川旧河道流域界隈は 自然堤上微高地などに 彌生期頃より拠点集落が営まれ 水巡りし鳥集う森に纏わる 何らかの信仰が始まりとされる 美濃國神名帳の鵄栖明神で 神宮寺の星晨寺と共にあったが 大正期 南の蛭子神社に遷座と云われる 星ムスフトビス杜🌿✨

大和國 春日大社 奈良県奈良市春日野町 往古 春日山域を 神奈備とする 何らかの女神信仰が 始まりとされる 榎本神社の座地に 平城京守護神として 藤原氏が八世紀頃に創建 本殿は丘山境の断層上に 東西四列が 自然勾配を生かした 聖なる段差をもつ 延喜式内名神大社と云われる 天水日向に戦ぐ雷杜🌿✨

参河國 上畑神社 愛知県西尾市東幡豆町宮脇 往古 清らかなる水が 海へと注ぎし界隈は 彌生期頃より人々が住み 上畑山域を神奈備とする 何らかの信仰が始まりとされ 社叢周域には 古墳群も埋もれており 祖神崇拝重なりし 創建不詳の古社とされる 上畑の地主神と云われる 水源を古墳と共に守る山杜🌿✨

伊勢國 二見興玉神社 三重県伊勢市二見町江 往古 大台ヶ原を水源とする 宮川旧河道が産む 砂堆界隈には 縄文期頃から人々が住み 古墳期頃より集落が展開 海上往来などに纏わる 海中巨岩への 何らかの 磐座信仰が始まりとされ 奈良期には 神宮寺創建の古社と云われる 暗礁富士に 日輪凪の五十鈴杜🌿✨

摂津國 猪名野神社 兵庫県尼崎市猪名寺 往古 猪名川流域界隈は 彌生期頃より栄え この地に纏わる 何らかの信仰が始まりとされ 藻川西岸の 洪積台地上に鎮座 在地豪族の祖神崇拝を重ね 古墳築造後の 白鳳期に古代寺院が造営 904年に 伊丹に遷座した 延喜式内社の元宮と云われる 風和む地主神の杜🌿✨

摂津國 三石神社 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通 往古から 和田岬には 海に纏わる 何かしらの信仰があり 大阪湾岸の 神功皇后伝承によって 結ばれし社叢の一つであり 奈良期以降は 往来の船を守らんと 大輸田泊の鎮護とし 神号を 往来神・雪気神と称し 國史見在社と云われる 大海に繋がりし祈りの杜🌿✨

美濃國 牛頭天王社 岐阜県美濃市須原 往古 長良川湾曲せし 河岸段丘上界隈は 縄文前期頃から人々が住み 石器の農耕などを営み 晩期頃の疫病なども祓う 清流伴う 地主神への信仰が始まりとされ 彌生期の土器棺なども出土 祖神崇拝も重なり 後の洲原神社御旅所と云われる 今は木が跡なる久遠の古杜🌿✨

若狭國 日吉神社 福井県三方郡美浜町佐柿 往古 社叢から尾根伝いに繋がる 清水を生みし 御岳山系を神奈備とする 何かしらの 信仰が始まりとされ 周域には古墳群があり 祖神崇拝重なり 藤原京出土木簡に 和尓部と記載 延喜式内社であり 後に日吉神を勧請と云われる 谷水に祖神集う ワニべの塩納杜🌿✨

尾張國 入海神社 愛知県知多郡東浦町緒川 往古 この辺りは 海を望む台地で 縄文期頃より人々が住み 社叢の段丘崖からも 七千年前頃の土器などが出土 整列な貝塚は 胎内帰化への澱を語り 何らかの 女神信仰が始まりとされ 海とは蜜月な 日本武尊東征の伝承も残る 郷社と云われる 女神の櫛奏でる杜🌿✨

美濃國 三輪神社 岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪 往古 揖斐川流域界隈は 縄文期頃より 美濃の山奥を介する 往来の要衝であり 社叢背後から 尾根伝いに続く山域を 神奈備とする 何らかの信仰が始まりとされ 後に在地豪族が 三輪大神を勧請 平安期の美濃國神名帳 大國主大神と云われる 冠水汲むミワ郷杜🌿✨

丹後國 國守神社 京都府与謝郡与謝野町金屋 往古 野田川流域界隈は 縄文期頃より人々が住み 彌生期頃から栄えた地で 東の鏡山より遷座とされ 祭神に 大伴金村の名があるも 本来は 鏡などに纏わる 信仰をもつ古社であり この社叢にも この地に纏わる 何らかの 信仰があったと云われる 埋もれし杜🌿✨

遠江國 只木神明宮 静岡県浜松市北区三ヶ日町 往古 この辺りは 石灰岩地層で みわやまと称す 神奈備が始まりとされ 社叢東に 縄文期の人骨などが出土 この地をおさめし 豪族の祖神崇拝重なる 延喜式内弥和山神社と云われ 平安期以降は 神宮御厨となり神明宮となる かつては人でありし 地主神の杜🌿✨

丹波國 九手神社 京都府船井郡京丹波町豊田 往古 高屋川流域界隈は 彌生期頃より集落が営まれ 古墳群もあり 奥山の水に纏わる 何らかの神域で 1029年に豊田地頭 藤原定氏が 嵐山の松尾大社より勧請 社殿を造営と云われる 夕刻の淡き風彼方は みえぬ水縁を照らし 言葉を介さず 谷産む出水を語る杜🌿✨

遠江國 六所神社 静岡県浜松市南区小沢渡町 往古 波打ち際の砂堤上界隈は 古墳期頃から 陸海を結ぶ要衝となり 海上交通に伴う 砂堤列間湿地の水辺に纏わる 何らかの信仰が始まりとされる 延喜式内許部神社で 938年に浜松八幡宮の地に遷座後は 元宮で六所神社になると云われる 海風沢に佇むコベ杜🌿✨