近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile
近藤弘明

@komei_kondo

日本画家 近藤弘明 Komei Kondo(1924-2015)の公式アカウントです。弘明の言葉や作品、展覧会情報などをつぶやきます。運営→@kazuyakondo 主な所蔵先:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、横浜美術館、神奈川県立近代美術館、平塚市美術館、東京オペラシティアートギャラリー、山種美術館 etc.

ID: 1192659567944978432

linkhttp://komeikondo.setenv.net calendar_today08-11-2019 04:27:06

1,1K Tweet

54 Takipçi

21 Takip Edilen

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「円融」 地獄の成立。午前三時半、業火を描く。 地獄が見える人は、法悦の世界を知る、と三井寺の兄に諭された。この不思議な宇宙、円融なる仏世界。兄の静かな言葉。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「想」 日々健康でいて、心の花の画を描ける状況で常々いること。不思議な花をあと何百点も描いて残しておきたいと、今日も思う。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「因縁」2 学生時代、香月泰男の「逆光のファンタジー・シリーズ」を個展で見て、感銘を受けた。 数十年後、銀座で銅版画の個展を私がひらいた時、香月さんが入って来て、作品を全部買ってくれると言った時は、嬉しかったり驚いたりした。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「画作」 いつもよい仕事をすることは無理。 いつも遊んだり、寝たりしていて、少しの良い作品を時々創ることは、出来そうに思う。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「寂照風景」1 私の描く華々は 無限の静寂感の中に広がる華々の 心の肖像である そして私の自画像でもある ほの白く透明な純粋なはなびらの吐息 華々の清らかなゆらめき 万物の霊魂のふるさととも言える此の光景を 私は深夜瞑想する 永遠な祈りと鎮魂の詩は暁に向って ながれてゆく

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「散華楽」 一切衆生悉皆仏生、 好きな人も嫌いな人も、恩を受けた人も恨みのある人もみんな悉く仏様という。 すべて因縁果の樹に咲く花々。ただ、春の夢のごとくに……。仏たちは、その美しい散華の様を楽しそうに見守っている。 (1982年4月8日)

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「話」 「宮沢賢治を体験する」と題する講演会に頼まれて行く。自分の絵を通して、宮沢賢治の慈しみの心について話す。スライドを使って。 薄暗いので下手だが少し話しやすかった日。 (1990年1月20日)

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「不安」 芸術家は常に不安でなければ、よいものは生れない。不安だからこそ、夢を求める力も強い。夢のある優しい世界は、不安な心の上にある。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「因縁」1 単に細かいだけの画ではいけない。やはり、野生とか、素朴さとかがあって、その上に情意があるものが良い。 その点で、香月泰男が、山本岳人の絵は良いと言ったのを思い出す。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「自画像」 内なる音楽と出会って納得できる画を求めて描いている。自分を知るために描く。 自分を強く叱る。強く叱られている自分をまた見つめてから、抱きしめてやること。苦しんで描いていますと言うと、キザになるし、喜んで描いていますと言うと甘くなる。 誰とも妥協しないで自分の世界にデン

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「翌日」 華岳を読みつつ幼稚園に教えに行く。これを読んでいると、勉強せねば、身体を大切にしなければ、と思う。謙虚に質素であることを思い、本当の画家の喜びを知らされた。 学生時代に読んだ時とは違って、実感と共感があって身に沁みる。 朝と夜、その気持で制作した。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「幻秋」 秋の七草を追いつめられたような心持で描いていた時、「自然、即、図」というふうにして進む筆。こんな時、幸せを感じる。今日はめずらしく研究会もなく、今ごろ光子は、二階の部屋で安心して眠っているだろう。 一日描く。やっと中心に向かって構図が決定してきた。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「夏」 山本先生宅を訪問。華岳の本を見せられて緊張した。華岳を読むと勇気が心の底に湧いてくるのを感じる。偉い人であり、身近な人であると思われた。大磯からの帰りの電車は、海水浴の人で混み、横浜まで坐れずだった。 (1962年8月2日)

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「彼岸」 はるかな山の風景を思う 海の風景を思う さらに宇宙の果てを念う。 高いところもひっくり返せば 海の底になってしまう。 彼岸。

近藤弘明 (@komei_kondo) 's Twitter Profile Photo

「人間」 人間は純粋であって、いつも怒りっぽいほど自分を大切にしなければと思う。怒りっぽいという表現は変かも知れないが、人間は感じやすい方がよい。いつも生活に感動的で、涙ぐむような、かいがいしさで絵を描けば、画面に自ら張りが現われる。曖昧で曇った心では良い芸術は生まれない。