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萩原健之

@kittendiary

『猫とピストル』(現在発行されていません)という本の著者。読みはKenji Hagiwara。本屋さんで働いている。1968年生まれ。猫のアリスと同居中で、アリスから健ちゃんと呼ばれているおいちゃん。森を歩いては考え事をしている。

ID: 331047475

calendar_today07-07-2011 15:29:29

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鎌倉、今泉、山桜の樹の下で。 山ざくら花のした風吹きにけり木のもとごとの雪のむらぎえ 康資王母 (新古今118)

鎌倉、今泉、山桜の樹の下で。

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はないろなのかそらいろかはるいろなのかはなびらいろ 霞んでいる 健ちゃんとアリス詠みける

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健ちゃんとアリス詠みける
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猫のアリスが何処にいってたと訊く。山桜を眺めに行ってきた、と言うと、どうだった?と訊くので、まだまだこれからだな、と答えると、とこくりと頷く。手がつけられなくなる頃に一緒に花見に行くか?と言うと、アリス言う。じゃあふたりでかかいをしよう。歌会、花会、かかい、ふたりはなをことほぐ。

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北鎌倉は晴れ。明け方にざっと雨が降ったおかげで空気が澄んでひかりの美しい一日だった。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ裏山へ。風が強いので桜のはなびらが舞い落ちるというよりもびゅんびゅんと飛んでいる。谷戸では新緑が芽吹きはじめていた。

北鎌倉は晴れ。明け方にざっと雨が降ったおかげで空気が澄んでひかりの美しい一日だった。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ裏山へ。風が強いので桜のはなびらが舞い落ちるというよりもびゅんびゅんと飛んでいる。谷戸では新緑が芽吹きはじめていた。
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猫のアリスをリュックの上に乗せて山径を歩く。桜の樹の下でのんびりするつもりだったが花はほとんど散っていて、時々そらの上の方で風の音がしては、はなびらがあちこちから飛んでくる。このはなびらたちはどこに行ってしまうのだろうか?アリス言う。アンパンの上か?ああ、それもあるかもしれんな。

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北鎌倉は晴れ時々曇り。日中は気温が上がったが風は乾いてひんやりとしていた。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ大船へ出て散髪。その後、湘南電車に乗り平塚へ行き、神奈中バスで吉沢(きさわ)へ。八剱神社の脇を抜け畑の中の径を歩く。菜の花、ダイコンバナ、春紫苑とモンシロチョウ。春だ。

北鎌倉は晴れ時々曇り。日中は気温が上がったが風は乾いてひんやりとしていた。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ大船へ出て散髪。その後、湘南電車に乗り平塚へ行き、神奈中バスで吉沢(きさわ)へ。八剱神社の脇を抜け畑の中の径を歩く。菜の花、ダイコンバナ、春紫苑とモンシロチョウ。春だ。
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猫のアリスが眠っている。起こさないようにそっとリュックを置き隣に寝転がる。ちょっと歩きすぎたかな。眠くなってきた。やつるぎ、ゆるぎ、ひのみや、たていし。立石の周りを七回半廻ると大蛇が現れるそうだ。神話のなかの、ふることふみの、ゆれる、ゆらぐ、ゆるぎ、すぐそこまでなにかが来ている。

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北鎌倉は晴れ。日中は気温が上がったが風がからりとしていて心地よい。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ外出。鎌倉市会議員選挙の投票を済ませ山へ。写真は今泉の山中から見た六国見山。みどりのうみの季節がやってきた。

北鎌倉は晴れ。日中は気温が上がったが風がからりとしていて心地よい。朝食の後、掃除、洗濯を済ませ外出。鎌倉市会議員選挙の投票を済ませ山へ。写真は今泉の山中から見た六国見山。みどりのうみの季節がやってきた。
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猫のアリスが何処に行ってたと訊く。山を歩いてた、と言うと、どうだった?と訊くので、風が吹くと樹の葉が揺れて、数えきれないほどの葉がざわめいてはささやいて、それを聴いているだけで満ち足りた気分になった、と言うと、アリス言う。遠くでしてたのはその音だったか!森の潮騒、みどりのうみの。

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北鎌倉は晴れ。爽やかな初夏の陽気。朝食を済ませた後、昨日の嵐の名残りを見つけに裏山へ行く。大雨の後で空気が澄んでいるせいで光がとても美しい。そして光が美しいと色彩もまた美しい。光は色彩であり、色彩は光だ。

北鎌倉は晴れ。爽やかな初夏の陽気。朝食を済ませた後、昨日の嵐の名残りを見つけに裏山へ行く。大雨の後で空気が澄んでいるせいで光がとても美しい。そして光が美しいと色彩もまた美しい。光は色彩であり、色彩は光だ。
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猫のアリスが眠っている。片方のおなかを床にぺったりとつけ両脚を投げ出している。カーテンが風をはらんでふくらみひかりが床の上でちらちらと揺れ、手を伸ばしそれを掴む。これは《永遠》なのか《一瞬》なのか。てのひらがくすぐったい。目を覚ましたアリス言う。健ちゃんおかえり。うん、ただいま。