西本幸雄が阪急監督時代、急遽キャンプにオーナーが訪れた。 番記者が西本に聞いた。「練習スケジュールを変えるんですか？」。 オーナーのため投げる予定のないエースを投げさせたり、見栄えのいい練習をするのかという意味だ。 西本は言った。 「ワシは天皇陛下が来たってスケジュールは変えん！」

「もし、私が悲運なのなら、戦争に行った時、死んでいるはずだ。 もし私が悲運なら、オリオンズや阪急で優勝できるわけがない。 もし私が本当に悲運なら、近鉄でこんなに素晴らしい思いをする訳がないではないか」 西本幸雄（1979年）

「名選手だからいいプレーをするのではない。練習の汗が名選手を生むのだ」 西本幸雄

「私には一生懸命やってくれるコーチがおり、選手がいる。そして必死で声援してくれるファンがいる。 これで〝悲運“といえるか！」 近鉄監督・西本幸雄（1979年）

「叱り方によっては、相手の人格を無視してかからねばならぬ事もある。そんなことを一流中の一流の存在になっている選手には勿論できない。 しかし、これから教育をされ本人も努力を積み重ねばならないクラスの選手であれば、例え弟のような選手の目の前であっても、当然叱らねばならない」 西本幸雄

「チームの統制を取る責任のある人間の気持ちを一緒に戦っている連中はみんな見抜ける、わかるんだな。 だから俺が監督をしてる時、2点3点勝ってる時でもヘラヘラできなかったんだよ。 俺が喜んだせいでみんなの気持ちが緩んだのかなと、そう思うようになってからベンチで笑えなくなったよ」 西本幸雄

「監督して許せないことはある。手を抜く、怠ける、そういうことや。 選手はみんな監督のことを見てるんやね。『あのことに監督が何も言わなかった』となったら困る。 ひとつのことを容認してしまったら、みんなが同じことをやり始めるよ」 西本幸雄

「練習をガンガンさせるのは簡単なんですよ。でも結果が伴わなくちゃいけない。この人の言う通りにやっていれば勝てるようになるんだと思わせないと。 選手がそう信じれば自分がもっとやろう、もっとやろうとなる。 選手にそう思わせるという点では（西本幸雄は）歴代監督でNo.1でしょうね」 山田久志

「監督の意向、方針を何としてでもチームに植え付けるんだという気持ちでいなくちゃならん。選手はやっぱりそれに従わないといけない。 そういう監督と選手の関係を作るのは、チームを預かった者の責任でもあると思う。そういったものをうやむやにしていると、しめしがつかない」 西本幸雄

「なぜ、ウチ（近鉄）の選手にあれだけの練習をさせるのか。 世の中には必ずしも日の当たる場所で働いている人ばかりではない。例え日の当たらないところでも毎日コツコツと努力している人は多い。 その方々のためにも、努力していればいつかきっと日が当たるんだ、そのことを証明したい」 西本幸雄

「俺がこれと思った選手の指導には力を入れた。手を焼いて途中で匙を投げたようなことはなかったよ。 俺と一緒に戦った選手で監督やるのも多いし、コーチやフロントで活躍している人間も沢山いる。野球以外の仕事で成功している人もいる。人間性というか、そういうものを作れる時間だった」 西本幸雄

小さい秋を見つける前にしっかりした秋になった。 みんなは小さい秋見つけたか。 ひろみつ

本日（9/24）は寺田ヒロオ先生のご命日。寺田先生については「1970年代前半に“筆を折った”」と紹介されることがよくあるのですが、その後も（少年漫画の第一線は退いたと言えるものの）漫画の仕事をいくつもなさっています。80年代の寺田漫画で印象的なのがザテレビジョン連載の「ひとこまマンガ展」。

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NHKのニュースで『百年の孤独』の特集を流していたが…海外文学って盛んに言っているのに翻訳者に関する言及がまったくなかった。担当編集者、文芸評論家、読者が登場してそれなりに尺はあったのに。翻訳者がいないと原書で読める人以外は海外文学を楽しめないのにひどい扱いだね。

拙者はそんな甘っちょろい戯れ言よりもドンペリを入れてほしいでござるよ