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きりゑだう

@kirie_folklore

民俗や宗教に関するツイートが中心。趣味は読書、旅行、絵など。平成13年製。行った国:🇻🇳🇹🇼🇰🇭🇹🇭

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calendar_today10-12-2020 12:44:08

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由緒ある寺社が同時に新宗教団体の本部施設としての役割も担っている例はしばしば見られますね 出雲大社と出雲大社教 金刀比羅宮と金刀比羅本教 石鎚神社と石鎚本教 最上稲荷山妙教寺と最上稲荷教(のち日蓮宗に復帰) などのように これらは各々の寺社の崇敬団体が組織化されたものであることが多いです

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南九州では、春の彼岸にヤマワロ(山童)が山から降りてガラッパ(河童)となり、秋の彼岸には山に帰ってヤマワロに戻るという伝承が一部地域に見られるが、 これは山の神が春の農耕期になると人里へ降りて田の神となり、秋の収穫期が過ぎると山に帰って山の神に戻るという信仰が基になっているのだろう

南九州では、春の彼岸にヤマワロ(山童)が山から降りてガラッパ(河童)となり、秋の彼岸には山に帰ってヤマワロに戻るという伝承が一部地域に見られるが、
これは山の神が春の農耕期になると人里へ降りて田の神となり、秋の収穫期が過ぎると山に帰って山の神に戻るという信仰が基になっているのだろう
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古い寺社が新宗教に乗っ取られる事例はしばしば見られますね あとは時の管長が新宗教やスピリチュアルなどに傾倒して、その管理下にある寺社をその教団なりの施設としてしまう例も(京都の鞍馬寺などのように)

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台湾の道教寺院にて 霊媒師・呪術師による宮内での儀式を禁じる貼り紙 乩童は神懸かりによる託宣などを行う霊媒師 鸞生は扶鸞という占いを行う卜者 法師は僧侶のことだが、シャーマニズム的儀礼に関与したり、乩童と連携して活動する例も少なくない

台湾の道教寺院にて
霊媒師・呪術師による宮内での儀式を禁じる貼り紙
乩童は神懸かりによる託宣などを行う霊媒師
鸞生は扶鸞という占いを行う卜者
法師は僧侶のことだが、シャーマニズム的儀礼に関与したり、乩童と連携して活動する例も少なくない
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道教では、太陽神(太陽星君など)が主神として祀られることは殆どありませんね 天界の統治者であり、実質的な最高神の立場にある玉皇大帝の配下の一柱という立ち位置に止まっています ちなみに教学上の実際の最高神は、万物の根源である太元を神格化した元始天尊(を含む三清)です

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朝鮮巫俗でも最高神としては太陽神ではなく、万物の統治者であるハヌニム=天の神を措定していますが(おそらく道教における玉皇大帝のような存在)、 しかしこの神は人事に関して殆ど直接的な干渉がないため、民間信仰である巫俗においては寧ろその支配下にある神々への信仰が盛んです

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中国におけるイナゴの害は強烈で、大群により空が真暗になるとか、飛び去った跡は赤裸の土地だけが残る等といわれる 戦時中、日本軍の将校がイナゴの害を除いたのを大変喜んだ山西省の農民たちは、その人の像を造って駆蝗神として祀ったが、その人は眼鏡をかけていたので神像も眼鏡をかけているという

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(1/4) 日本の昔話には「お爺さんは山へ柴刈りに」から物語が始まるものが数多くあるが、 そこから童や動物を拾って幸を得る話や、金銀財宝を授かる話などとして展開する 柴は霊力を持った呪物であり、例えば鹿児島県の旗山神社における「柴祭り」では、山の神として柴神(しばんかん)が祀られ、 ↓続

(1/4)
日本の昔話には「お爺さんは山へ柴刈りに」から物語が始まるものが数多くあるが、
そこから童や動物を拾って幸を得る話や、金銀財宝を授かる話などとして展開する

柴は霊力を持った呪物であり、例えば鹿児島県の旗山神社における「柴祭り」では、山の神として柴神(しばんかん)が祀られ、
↓続