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柚木 一

@kazu_hana0515

恋人が心不全である日突然他界。受け止めきれないまま6年が経ち、もう彼のことを話す機会もなく、心のなかと外側が解離していく毎日。でも6年経って、やっと気持ちを外に出そうと思えてアカウントを作りました。 #死別 ときどき #短歌

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calendar_today25-07-2024 13:15:51

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嫁に罵られてばっかりなんですよと笑う人も、もうだんなのこと愛してないし手だってつなげないやめてーと冗談まじりに話す人も、でもパートナーはいるじゃない。もうわたしにはそれさえないの。

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あと3日で彼はしんでしまう。戻れるなら戻って教えたい。もっと早く見つけられたとしても、数秒で死に至るから間に合わなかったと医者は言ったけど、倒れる前にやれたことがあったかもしれない。人生2周目はいつ始まるの?次はしなせないから戻りたい。

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あした命日だ。やだな…。いつも午前中には必ず一度連絡くれたのに、お昼ごろ連絡しても既読にならなくて、スマホ忘れて仕事行っちゃったかなって思ってた。夜中にただいまおやすみの連絡したのに、朝になって急に心臓とまるなんて普通思わないよ…。

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このLINEをくれたのは6年前の今日。そして明日が命日。LINE、まだ消えてない。でももうずっと、既読はつかない。

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今ごろ彼は倒れたんだろうか。死亡推定時刻はわかるけど、そこまでの正確な時間はわからない。ひとりで亡くなると変死扱いになって、解剖されてしまうことも知った。病院ではなく警察に運ばれてしまうことも知った。彼の胃のなかには、夜中に食べたはずの、大好きな菓子パンが入っていたんだろうか。

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いろいろ考えたのに、結局どこにも行けず、午前中が終わった。ベッドから動けない。去年は動けたのにな。

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彼が亡くなる前に予知できなかったのかずっと気になっていて、亡くなってから「そういえばあのとき」って気になったことがいくつかあったんだけど調べきれなくて、でも今日ChatGPTに聞いたら判明した。虚血性心不全、事前に気付くのは難しいと聞くけど、わたしが思い当たったことは病気の前触れだった

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もしわたしが医者だったら、それを何てことないことだと思わず、心不全の予兆だと疑えたのかもしれない。

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少なくともわたしが会った、亡くなる3日前には心不全が起こることを疑ってもいい症状があった。けど、心臓を痛がったとかそういう直接的なことではないから病院などもちろん勧めなかった。近くにいたわたしだからこそ気づけたことなのに、なにもできなかった。

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大きなヘマをしてしまった今日。時間は巻き戻せないってわかっていたのにな。落ち込んだまま寝しかない。

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既婚者から誘われた。どうして男は(主語が大きくてごめんなさい)性的欲求を人生の真ん中に置いてしまうのだろう、そこまで築きあげたものが破滅するかもしれないとわかっていながら。ホントにわたしはもう、ピュアな恋の対象にはなれないんだろうか。ふつうに、誰かとまた向き合いたいだけなのに。

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わたしの体は最後に彼が触ったまま。そのままの体で死にたい気持ちと、それではさみしいのだろうかという気持ちと。

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5月が終わる。紫陽花がちらほら咲きはじめ、紫陽花を見にいく約束をした6年前を思う。亡くならなかったらわたしたちはそろそろ紫陽花を見に行っていた。相合傘をしたり濡れた髪を拭きあったりしていた。ちょっと冷えるねって布団に潜ったり、温かいコーヒーを飲んだりしていた。なにもない。なんにも。

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我が家には彼の遺髪がある。ご家族が、もしよかったらと、葬儀の前に彼の髪を切ってくれた。死んだら何も生きたしるしが残らなくて、骨はいつも見えてなかった部分だからよくわからなくて、でも髪は、あのまま。生きていたときのままなの。すこしかたくて、すこしやらかい。ちゃんとこの世に生きてた髪