まったく結果を求めない行為はただの傍観です。人はだれでも、自分の願望の実現のために、結果出すために行動するのです。ただし、その行動の最中は、結果ではなく行為や対象に注意を向けるのです。そのような超作（フロー体験）により、精神が純粋になり、大きな力とつながり、結果的に願望も成就され

相手が成り立っていくように相手の立場でものを考え、いつまでも自己主張をしないで、相手の立場に立ってものをみながら、その相手の役に立つようなことをしてあげるのが大事です。"

自分の中にある「大きな力」を感得し真似し「本当の自分」として働かせることができれば、人はもっと自由で創造的に生き、自分も周囲の人たちももっと幸せにできるのです。13T

「今」目の前にある対象や行為に静かに注意を向けていると、行為や対象になり切ることができ、行為や精神は純粋なものとなります。すると、日常生活で心や自我に埋没している「本当の自分」が生き生きと現れ、「本当の自分」とつながっている「大きな力」に還ることができます。20T

自分の運命（カルマ）という素材を生かし、自分の人生で新たな表現を行うとき、自分の内なる「大きな力」が発揮され、創造や進化を楽しむことできます。すると、その「大きな力」こそが、「本当の自分」なのだと自覚できます。しかし、惰性的に日常生活を送っていると、「本当の自分」は心や自我に埋没

正しいと思うこと、これこそが人の役に立つと思うこと、これこそ真実だと思えることを一途にすることが大事ですね。あれをしたりこれをしたりと、いろいろなことをしてみるというのが今の人に多いようだけれども、真実だと思えることを一途にすることが、一番大事で、大きな力に近づく道なのです。

自然や人体の仕組みは非常に巧妙にできています。人類も長い歴史を通じて進歩しています。全てを創り生かし進化させている「大きな力」があります。11T

この世界では、因果関係（カルマの法則）によって全てが決定します。したがって、ある人の現在の状態・地位は、過去の（精神の使い方や状態も含めた）行為により決定したのです。将来についても、同様に「今」の行為により決定します。09T

現在の身体の具合が悪いとしたら、それはその本当の自分（魂、純粋精神）の次元に運命（カルマ）として蓄積されたいろいろ問題の反映なのです。だから、自分の現在の生活に何らかの問題があるとしたら、本当の自分（魂、純粋精神）の中にその原因（運命、カルマ）があるわけです。

全てを生かし進化さる「大きな力」とつながったものは、自分も含めた周囲の一切を成り立たせ、自分も周囲も幸せにでき、成長という生きる喜びを自由の中に表現できます。25T

自分の直観に従って何かを一生懸命にしたときには、一生懸命したらことが成就するだけでなく、同時にその一人がそのことに関してもっていた「運命（カルマ）の束縛」から解放され自由になれます。

「大きな力」の形のない愛や知恵を、形のあるこの因果関係の世界で表現にするためには、運命（カルマ）という素材が必要です。運命（カルマ）には、自分自身、家、国、地球などの様々な階層がありますが、どれも自分の内なる「大きな力」を表現のための大切な素材です。14T

人間というのは、一人だけで生きているのではなくて、大きな自然の中で、また皆がいる社会の中で生きているわけですから、自然を壊さないように、相手の人も成り立つように心がけ、行動する。そういうふうに生きることが、大きな力の智慧と愛の体現なのです。

「自分がそこから出たところ」という本源が自覚できるようになったら、人々を支えたり、本質的な創造ができるようになるのです。

超作(フロー体験）において本当の自分（魂、純粋精神）の純粋意識が現われてくれば、人生が充実して自然と生きがいを感じることができるのです。"

因果関係に拘束されている心も、本当の自分(魂、純粋精神）がコントールできるようになります。例えば、人があることにとらわれて執着している時には、正しい判断ができなくて、どうしてよいかわからない。しかし、冷静になると、「何だ、あれはこうだったんだな」というふうに分かる。

自然や人類社会が長い歴史を通じて進化し続けているのは、「大きな力」の愛と知恵によります。「大きな力」は、すべてを生かし進化させ、新たな創造の様子を観察して楽しんでいます。12T

心が純粋ではなく自己に執着し自己に陥る者は、全てを生かしている「大きな力」とつながりが途切れるので、人や物を生かすことができずかえって傷付けてしまいます。21T

難しいことはなにもないのです。ただ一生懸命にすればいいのです。「する自分」があってはだめだ、というだけのことなのです。

自分も相手も包摂したよう広い精神性においてはじめて、大きな力が入ってくる。しかし、自分の自我がまだガチッとある状態や、あるいは自分が自我をコントロールできず自覚ができない状態では、大きな力がわーっと入ってくることはできないのです。