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崔盛旭

@jinpatb313

映画研究者。明治学院大学大学院で芸術学(映画専攻)博士号取得。日韓の映画を中心に映画の魅力を、文化や社会的背景を交えながら伝える仕事に取り組んでいる。

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calendar_today18-10-2019 15:48:55

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『シュリ』のデジタルリマスター版が来月、日本で公開される。改めて見て驚くべき発見があった。今や韓国映画を代表する俳優の一人で『ソウルの春』では全斗煥役を熱演したファン・ジョンミンの初々しい姿が映っていたのだ!短すぎて気づきにくいが、ファンたちにとっては堪らないご褒美ではないか?

『シュリ』のデジタルリマスター版が来月、日本で公開される。改めて見て驚くべき発見があった。今や韓国映画を代表する俳優の一人で『ソウルの春』では全斗煥役を熱演したファン・ジョンミンの初々しい姿が映っていたのだ!短すぎて気づきにくいが、ファンたちにとっては堪らないご褒美ではないか?
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「キネマ旬報」9月号に『ソウルの春』についての短い文章を書かせていただきました。『日本の一番長い日』(岡本喜八、1967)ならぬ「韓国の一番長い日」をぜひ、ご堪能ください。

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野球に興味もなくルールもろくに知らず、周りから散々バカにされてきたけど、京都国際高が決勝に進出したというニュースには、さすがにすごい!と思った。「決勝」なんだから。そして、なぜか涙が出てしまった。

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韓国初の野球チームは1904年誕生した「皇城YMCA野球団」。当時、朝鮮では連戦連勝で無敵だったという。日韓併合後の1912年には日本での遠征試合にも臨んだが、早大に0:23で負けるなど、7試合で1勝5敗1引分けの芳しくない結果となった。このチームをモデルにした映画が『爆裂野球団!』(2002)である。

韓国初の野球チームは1904年誕生した「皇城YMCA野球団」。当時、朝鮮では連戦連勝で無敵だったという。日韓併合後の1912年には日本での遠征試合にも臨んだが、早大に0:23で負けるなど、7試合で1勝5敗1引分けの芳しくない結果となった。このチームをモデルにした映画が『爆裂野球団!』(2002)である。
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全斗煥政権時代、直接批判ができない鬱憤を晴らすために巷では彼の悪政を風刺するブラックジョークが大流行した。例えば…“大統領官邸の壁に「全斗煥はバカだ!」と紙が貼られた。逮捕された犯人は裁判で無期懲役に。そこまでの罪か?と思いきや、罪名はなんと「国家機密漏洩」だった!”という類の。

全斗煥政権時代、直接批判ができない鬱憤を晴らすために巷では彼の悪政を風刺するブラックジョークが大流行した。例えば…“大統領官邸の壁に「全斗煥はバカだ!」と紙が貼られた。逮捕された犯人は裁判で無期懲役に。そこまでの罪か?と思いきや、罪名はなんと「国家機密漏洩」だった!”という類の。
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全斗煥ジョークをもう一つ。邦題『愛と青春の旅だち』(83)の韓国語題名は『士官と紳士』で、読みは「サガングァシンサ」だ。「士(サ)」は小学生でもわかる簡単な漢字だが、なんと全斗煥はこの「士」と「土(ド)」の違いがわからず、映画の題名を「ドガングァシンド」と自慢気に言ってた!と。

全斗煥ジョークをもう一つ。邦題『愛と青春の旅だち』(83)の韓国語題名は『士官と紳士』で、読みは「サガングァシンサ」だ。「士(サ)」は小学生でもわかる簡単な漢字だが、なんと全斗煥はこの「士」と「土(ド)」の違いがわからず、映画の題名を「ドガングァシンド」と自慢気に言ってた!と。
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7月の「韓国映画と大統領」に続き、9月下旬に再び伊東順子さんと「韓国映画のサイダー女性群像劇を語り合う」をテーマにトークを行うことになりました。前回はチェッコリ店内のエアコン故障で対面実施が中止になってしまったので、リベンジと思って頑張ります。 chekccori.tokyo/mc-events/gene…

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日本によって強制退位された高宗とその後を継いだ純宗。しかし、二人とも不満があり譲位の式典には参加しなかった。仕方なく(売国奴と言われている)イ・ワニョンは宦官たちに高宗と純宗の服を着させ、式典を強行した。こうして1907年の今日、8月27日に大韓帝国の「皇帝」は交替したのである。

日本によって強制退位された高宗とその後を継いだ純宗。しかし、二人とも不満があり譲位の式典には参加しなかった。仕方なく(売国奴と言われている)イ・ワニョンは宦官たちに高宗と純宗の服を着させ、式典を強行した。こうして1907年の今日、8月27日に大韓帝国の「皇帝」は交替したのである。
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『ソウルの春』のファン・ジョンミンのほかに全斗煥を演じた歴代俳優たち。快く演じてくれた彼らに感謝。

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院生時代、日本人友だちから「崔さんの日本語って東北弁みたいね」と言われたことがある。「関東大震災101年目」の日を迎えて、ふと思い出した。 globe.asahi.com/article/149931…

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今更も今更だが、『工作~黒金星と呼ばれた男』で北に潜入したファン・ジョンミンが面会する金正日を演じているのは誰か、日本のかつての天皇表象のように遠目から映すのかと思ったら、なんとホン・サンス映画の大常連キ・ジュボンではないか!特殊メイクの効果もあるが激似だった。

今更も今更だが、『工作~黒金星と呼ばれた男』で北に潜入したファン・ジョンミンが面会する金正日を演じているのは誰か、日本のかつての天皇表象のように遠目から映すのかと思ったら、なんとホン・サンス映画の大常連キ・ジュボンではないか!特殊メイクの効果もあるが激似だった。
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初めて観たキム・ヘスの映画は、彼女のデビュー作『깜보(カンボ)』(1986)である。とても可愛かった。そしてほぼ40年後の『密輸 1970』を観る。相変わらず可愛いし、だけでなく格好いい!

初めて観たキム・ヘスの映画は、彼女のデビュー作『깜보(カンボ)』(1986)である。とても可愛かった。そしてほぼ40年後の『密輸 1970』を観る。相変わらず可愛いし、だけでなく格好いい!
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今月(13日)公開される『シュリ』(カン・ジェギュ、1999)デジタルリマスター版のカタログに「シュリ・シンドローム」やその後の韓国映画の躍進について書かせていただきました。当時、韓国映画界からすれば「神様の贈り物」のような信じられない作品でした。25年ぶりの再会を、ぜひ映画館で!

今月(13日)公開される『シュリ』(カン・ジェギュ、1999)デジタルリマスター版のカタログに「シュリ・シンドローム」やその後の韓国映画の躍進について書かせていただきました。当時、韓国映画界からすれば「神様の贈り物」のような信じられない作品でした。25年ぶりの再会を、ぜひ映画館で!
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『ソウルの春』でクーデターを起こした全斗煥を中心とした「ハナ会」は、1993年、大統領に就任した金泳三(キム・ヨンサム)によって真っ先に解体させられた。現在韓国では『ソウルの春』の続編として、これをテーマにした「YSプロジェクト(仮)」のシナリオ執筆が進められているという。実現してほしい。

『ソウルの春』でクーデターを起こした全斗煥を中心とした「ハナ会」は、1993年、大統領に就任した金泳三(キム・ヨンサム)によって真っ先に解体させられた。現在韓国では『ソウルの春』の続編として、これをテーマにした「YSプロジェクト(仮)」のシナリオ執筆が進められているという。実現してほしい。
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GLOBE+連載11回目は『KT』です。前回の『ソウルの春』から遡ること6年、東京で起こった朴正煕最大の政敵、金大中の拉致事件から、その後の朴正煕暗殺未遂事件までを振り返ってみました。当時の日韓関係についても触れています。韓国の現代史を線として捉える一助に是非。 globe.asahi.com/article/153945…

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パク・ジョンジャは韓国映画界において「ムーダン(巫女)」役の第一人者だった。キム・ギヨン監督の『イオ島』(1977)が代表的な作品である。『파묘(破墓、パミョ)』でのキャスティングは、そんな彼女へのオマージュに他ならない。

パク・ジョンジャは韓国映画界において「ムーダン(巫女)」役の第一人者だった。キム・ギヨン監督の『イオ島』(1977)が代表的な作品である。『파묘(破墓、パミョ)』でのキャスティングは、そんな彼女へのオマージュに他ならない。
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実質的に全斗煥が倒れる1987年までの金大中の闘いの道のりをまとめたドキュメンタリー『オン・ザ・ロード~不屈の男 金大中』が、11月1日より日本でも公開されることになった。『ソウルの春』で韓国の近現代史に対する注目が高まっている今だからこそ、一人でも多くの人に観てもらいたい作品だ。

実質的に全斗煥が倒れる1987年までの金大中の闘いの道のりをまとめたドキュメンタリー『オン・ザ・ロード~不屈の男 金大中』が、11月1日より日本でも公開されることになった。『ソウルの春』で韓国の近現代史に対する注目が高まっている今だからこそ、一人でも多くの人に観てもらいたい作品だ。
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最近ホン・サンス映画でお馴染みのイ・ヘヨン。彼女は韓国映画の巨匠であり『7人の女捕虜』(65)が北を美化したとの理由でKCIAの拷問を受けたイ・マニ監督の娘でもある。私が初めて観たイ・ヘヨンの映画は『땡볕(カンカン照り)』(84)。独裁政権による女優の商品化,だと、後に彼女自ら批判した作品だ。

最近ホン・サンス映画でお馴染みのイ・ヘヨン。彼女は韓国映画の巨匠であり『7人の女捕虜』(65)が北を美化したとの理由でKCIAの拷問を受けたイ・マニ監督の娘でもある。私が初めて観たイ・ヘヨンの映画は『땡볕(カンカン照り)』(84)。独裁政権による女優の商品化,だと、後に彼女自ら批判した作品だ。