自己愛性は、自己肯定感を保つために、身近な人間を常に下に見ていたい。 そのため、あなたがなにか成果を上げた際、嫌味や否定から入る。

どんな仮面を被っていようと、そのモラハラ者は自分のことしか心配していない。

自分を過大評価し、捏造した自慢話さえする一方で、あなたのささいな失敗を見逃さず、だから何をやってもだめだなどと、飛躍した論理を展開するのが自己愛性。

自己愛性の語るその場限りの薄っぺらい約束。 聞き流そうすると、一転して不機嫌になり、さらにそのまま機嫌を取らずにいると、ますます攻撃的になる。

「あなたのせいでこうなった」と、責任をなすりつけたがるのが自己愛性モラハラ者。

自己愛性は、結局のところ自分の要求しかない。 他者とまともな関わりができず、常に自分都合。give and takeの takeだけを求める。

人の善意や費やした労力に対し、一言のお礼の言葉もなければ、感謝の気持ちもない。 それどころか、「してもらって当然」というふてぶてしい態度。 これが、自己愛性パーソナリティ障害というモンスターの真の姿。

自己愛性モンスターは、被害者をよそおいたがる。

論点をずらし、巧妙に話をすり替える、さらに自分の方こそつらい目に合っていると、もっともらしく主張する。 それが自己愛性モラハラ者。

自己愛性は、あなたの訴えそのものを否定し、問題なのは、むしろあなたのその受け取り方だと主張する。

自己愛性は、あなたが冷静に話し合おうとすると、攻撃されたと周囲に訴え、被害者ぶる。

常にあなたの価値を下げ、心理的に下に置き、上目線のポジションを維持しようとする。 そのような自己愛性モラハラ者に、価値を見出す必要は全くない。

自己愛性は、自己肯定感を保つために、ターゲットを常に下に見ていたい。 そのため、あなたがなにか成果を上げた際、嫌味や否定から入る。

憎むより自分が幸せになろう、そんなふうに簡単に割り切れなくて当然。 憎んでいい、それだけひどいことをされてきたのだから。

「やめてほしいことを心から打ち明ければ、わかってくれるし、やめてくれる」 このような期待は、相手が自己愛性の場合、通用しない。

「無視」や「不機嫌」といった幼稚な方法で、あなたをコントロールしようとするのも、自己愛性モラハラ者の特徴。

何事もお互いに歩み寄ることが大切。相手が変わらないなら、あなたが変わろう。このようなアドバイスを自己愛性相手に適用すると、ターゲットの奴隷化が加速する。 自己愛性に「お互いに」はなく、相手が自分に都合の良いように変わってくれるなら好都合！

モラハラ攻撃者は、被害者ぶるのがうまい。

問い詰めると、自分の好きなようにやって何が悪い？ と開き直る。 相手側のことを一切考えない、それが自己愛性の真の姿。

自己愛性は、自分にとって居心地が良い状況を要求するが、 それが相手にとっても良い状況なのかは、考慮しない。