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社会人 読書が趣味 好きな作家は京極夏彦、安部公房、筒井康隆、清水義範、星新一、平山夢明、井上真偽、石持浅海、早坂吝、白井智之、小林泰三、麻耶雄嵩、舞城王太郎、町田康、小松左京、佐川恭一、木下古栗(敬称略)

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最近ほんのり話題になってる本屋ブックチャームのガチャガチャ回してきた 狙ってた2つが連続で出てきて最高すぎ

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狙ってた2つが連続で出てきて最高すぎ
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『文学賞メッタ斬り!』大森望、豊﨑由美 芥川賞・直木賞からローカルな文学賞まで、国内の小説賞について対談形式で語り尽くす一冊。ブックガイドにもなりそうではあるものの、ボロカスに批判されていて読む気が失せる作品もちらほら。メフィスト賞のページが割と充実してたのは個人的に嬉しかった。

『文学賞メッタ斬り!』大森望、豊﨑由美

芥川賞・直木賞からローカルな文学賞まで、国内の小説賞について対談形式で語り尽くす一冊。ブックガイドにもなりそうではあるものの、ボロカスに批判されていて読む気が失せる作品もちらほら。メフィスト賞のページが割と充実してたのは個人的に嬉しかった。
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『エヌ氏の遊園地』星新一 タイトルの通り色んな“エヌ氏”が登場するショートショート集。星新一の作品は隙間時間でさらりと読みやすく、社会人になってからは特に重宝している。 ちなみに今回読んだのは「新潮文庫の100冊 2023」のプレミアムカバー版。気づけば今年の100冊ももうすぐ始まりますね。

『エヌ氏の遊園地』星新一

タイトルの通り色んな“エヌ氏”が登場するショートショート集。星新一の作品は隙間時間でさらりと読みやすく、社会人になってからは特に重宝している。
ちなみに今回読んだのは「新潮文庫の100冊 2023」のプレミアムカバー版。気づけば今年の100冊ももうすぐ始まりますね。
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『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』木下古栗 失踪した男の行方を当の本人が追う表題作や社長の不倫相手の身代わりとなって社長の妻に謝罪をしに行くOLなど、奇妙な世界観の短編集。「書き散らかしている」という言葉がピッタリの作品だが、この作者でしか感じられない面白さも確実にある。

『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』木下古栗

失踪した男の行方を当の本人が追う表題作や社長の不倫相手の身代わりとなって社長の妻に謝罪をしに行くOLなど、奇妙な世界観の短編集。「書き散らかしている」という言葉がピッタリの作品だが、この作者でしか感じられない面白さも確実にある。
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『魔女の子供はやってこない』矢部嵩 「これを拾った方、  自由町 六の十三の二  六〇六号室まで届けてください。  お礼します。 魔女」 変なステッキを拾ったのをきっかけに始まる血みどろファンタジー。 小学生が主人公の話とは到底思えないほどエグい作品。気持ち悪い文体も何故か癖になる。

『魔女の子供はやってこない』矢部嵩

「これを拾った方、
 自由町 六の十三の二
 六〇六号室まで届けてください。
 お礼します。 魔女」
変なステッキを拾ったのをきっかけに始まる血みどろファンタジー。
小学生が主人公の話とは到底思えないほどエグい作品。気持ち悪い文体も何故か癖になる。
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『兇人邸の殺人』今村昌弘 “生ける廃墟”と呼ばれる地方テーマパーク内の建物で起こる惨劇。“班目機関”の闇が垣間見えるシリーズ第3弾。 今作は本格ミステリというよりスリラー要素が強い仕上がりになっていた。そこまで頻繁に続編が出るシリーズじゃないけど、一冊ごとの満足度は高いなと改めて実感。

『兇人邸の殺人』今村昌弘

“生ける廃墟”と呼ばれる地方テーマパーク内の建物で起こる惨劇。“班目機関”の闇が垣間見えるシリーズ第3弾。
今作は本格ミステリというよりスリラー要素が強い仕上がりになっていた。そこまで頻繁に続編が出るシリーズじゃないけど、一冊ごとの満足度は高いなと改めて実感。
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『木製の王子』麻耶雄嵩 比叡山の山奥に隠棲する“閉じられた家系図”を持つ一家。雪が降りしきる夜、家族の1人が生首だけの状態で発見される。 新本格色強めの一冊。宗教が絡み出した時点で「あ、これやばいな」と何かを察した。電車のダイヤグラムの如きアリバイ整理表はアリバイ崩し好きには必見。

『木製の王子』麻耶雄嵩

比叡山の山奥に隠棲する“閉じられた家系図”を持つ一家。雪が降りしきる夜、家族の1人が生首だけの状態で発見される。
新本格色強めの一冊。宗教が絡み出した時点で「あ、これやばいな」と何かを察した。電車のダイヤグラムの如きアリバイ整理表はアリバイ崩し好きには必見。
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『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光 大御所ミステリ作家の幻の遺作を探すストーリー。素直に騙されるつもりで読んでいたが、割と序盤で作品の仕掛けとワイダニット的な部分を見抜いてしまった。帯の煽り文句のおかげで売れた側面もあると思うが、バレると終わりなので難しいなぁと思ったり。

『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光

大御所ミステリ作家の幻の遺作を探すストーリー。素直に騙されるつもりで読んでいたが、割と序盤で作品の仕掛けとワイダニット的な部分を見抜いてしまった。帯の煽り文句のおかげで売れた側面もあると思うが、バレると終わりなので難しいなぁと思ったり。
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『ヘル』筒井康隆 筒井康隆が描く“ヘル(地獄)”は、現実世界の延長のようであり、夢と見分けがつかないようなものとなる。時系列が入り乱れながらも、登場人物たちがなぜヘルに来たかが少しずつ明らかになってくる。途中から始まる文章の転調も心地良い。案外地獄とはこういうところなのかもしれない。

『ヘル』筒井康隆

筒井康隆が描く“ヘル(地獄)”は、現実世界の延長のようであり、夢と見分けがつかないようなものとなる。時系列が入り乱れながらも、登場人物たちがなぜヘルに来たかが少しずつ明らかになってくる。途中から始まる文章の転調も心地良い。案外地獄とはこういうところなのかもしれない。
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『少し不思議なカレーの物語』タケナカリー サラリーマンの主人公がとある出来事から突然カレーにハマり始め、彼の人生がカレーに侵食されていく摩訶不思議な“カレーSFファンタジー”。カレーの奥深さを味わいつつ、主人公を次々と襲う破茶滅茶な展開に引き込まれた。実在するお店が出てくるのも良い。

『少し不思議なカレーの物語』タケナカリー

サラリーマンの主人公がとある出来事から突然カレーにハマり始め、彼の人生がカレーに侵食されていく摩訶不思議な“カレーSFファンタジー”。カレーの奥深さを味わいつつ、主人公を次々と襲う破茶滅茶な展開に引き込まれた。実在するお店が出てくるのも良い。
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『スメル男』原田宗典 無嗅覚症である主人公の体に突如訪れる異変。とあるきっかけから強烈な体臭を放つこととなった彼は、都内全域を巻き込む異臭騒ぎを引き起こし…… あらすじからは想像できないほど恋愛あり友情あり笑いありの小説。欲を言えば異臭騒ぎのドタバタな展開をもう少し読みたかった。

『スメル男』原田宗典

無嗅覚症である主人公の体に突如訪れる異変。とあるきっかけから強烈な体臭を放つこととなった彼は、都内全域を巻き込む異臭騒ぎを引き起こし……
あらすじからは想像できないほど恋愛あり友情あり笑いありの小説。欲を言えば異臭騒ぎのドタバタな展開をもう少し読みたかった。
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『バリ山行』松永K三蔵 社内の登山部で六甲山登山を経験した主人公の波多。ある日、職場で孤立するベテランの妻鹿があえて通常の登山ルートを外れる“バリ山行“をしていると知り…… 社会の厳しさも命の危険を前にすると霞むもの。それは逃避に過ぎないのか。バリ山行の場面は迫力があり面白かった。

『バリ山行』松永K三蔵

社内の登山部で六甲山登山を経験した主人公の波多。ある日、職場で孤立するベテランの妻鹿があえて通常の登山ルートを外れる“バリ山行“をしていると知り……
社会の厳しさも命の危険を前にすると霞むもの。それは逃避に過ぎないのか。バリ山行の場面は迫力があり面白かった。
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『戦争はなかった』小松左京 ある日突然、全ての日本人の脳から大東亜戦争の記憶が消え去る表題作や謎のドッペルゲンガー現象に衝撃の結末が待つ「影が重なる時」など、戦時下の重厚な雰囲気が漂うSF短編集。最後の「四月の十四日間」も戦争にまつわる話で、歴史if小説としてかなりの傑作だと感じた。

『戦争はなかった』小松左京

ある日突然、全ての日本人の脳から大東亜戦争の記憶が消え去る表題作や謎のドッペルゲンガー現象に衝撃の結末が待つ「影が重なる時」など、戦時下の重厚な雰囲気が漂うSF短編集。最後の「四月の十四日間」も戦争にまつわる話で、歴史if小説としてかなりの傑作だと感じた。
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『美しい距離』山崎ナオコーラ 末期がんと診断され入院した妻を仕事の合間で見舞う夫。彼はがん患者としてのステレオタイプな生ではなく、妻自身の固有の生を全うしてほしいと願う。 自分も今後大切な人の死に遭遇することがあると思うが、そうしたときに読み返したいと思える素晴らしい作品だった。

『美しい距離』山崎ナオコーラ

末期がんと診断され入院した妻を仕事の合間で見舞う夫。彼はがん患者としてのステレオタイプな生ではなく、妻自身の固有の生を全うしてほしいと願う。
自分も今後大切な人の死に遭遇することがあると思うが、そうしたときに読み返したいと思える素晴らしい作品だった。
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『#真相をお話しします』結城真一郎 離島に住む4人の小学生。そのうち1人が入手したiPhoneによって、彼らはYouTubeの存在を知る。ところが、ある事件をきっかけに突然彼らに対する島民の態度がよそよそしくなり……(「#拡散希望」) 一捻り二捻りあるミステリ短編集。読みやすいが少しイヤミス感あり。

『#真相をお話しします』結城真一郎

離島に住む4人の小学生。そのうち1人が入手したiPhoneによって、彼らはYouTubeの存在を知る。ところが、ある事件をきっかけに突然彼らに対する島民の態度がよそよそしくなり……(「#拡散希望」)
一捻り二捻りあるミステリ短編集。読みやすいが少しイヤミス感あり。
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『三人目の幽霊』大倉崇裕 「季刊落語」編集部に配属された間宮緑。落語好きの編集長は彼女を振り回しつつ、落語にまつわる様々な事件の謎を解き明かしていく。 主に古典落語をモチーフとした連作短編集。いわゆる日常の謎系なので派手さはないが、最近落語をかじっていることもあり結構楽しめた。

『三人目の幽霊』大倉崇裕

「季刊落語」編集部に配属された間宮緑。落語好きの編集長は彼女を振り回しつつ、落語にまつわる様々な事件の謎を解き明かしていく。
主に古典落語をモチーフとした連作短編集。いわゆる日常の謎系なので派手さはないが、最近落語をかじっていることもあり結構楽しめた。
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『箱男』安部公房 この前映画版を観に行ったとき「こんな話だったっけ」となったので、およそ10年ぶりの再読。初読時ほどの衝撃はないもののやっぱり面白い。そして想像以上に原作通りだった。 映画ならではの仕掛けもあったが、個人的にはマイナス要素。やはりこの作品は活字で味わうべきだと思う。

『箱男』安部公房

この前映画版を観に行ったとき「こんな話だったっけ」となったので、およそ10年ぶりの再読。初読時ほどの衝撃はないもののやっぱり面白い。そして想像以上に原作通りだった。
映画ならではの仕掛けもあったが、個人的にはマイナス要素。やはりこの作品は活字で味わうべきだと思う。
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『ひよっこ社労士のヒナコ』水生大海 新米社労士の雛子が様々な企業の依頼を受け、葛藤しながらも成長していくお仕事ミステリ。ライトなタッチだが、辞職、残業代、育休などの社会問題にズバズバ切り込んでいる。自分の仕事にも多少関係していることもあり、かなり面白かった。ぜひ続編も読みたい。

『ひよっこ社労士のヒナコ』水生大海

新米社労士の雛子が様々な企業の依頼を受け、葛藤しながらも成長していくお仕事ミステリ。ライトなタッチだが、辞職、残業代、育休などの社会問題にズバズバ切り込んでいる。自分の仕事にも多少関係していることもあり、かなり面白かった。ぜひ続編も読みたい。