趣味が一緒の人より、何か作品を観た後の感じ方が似ている人の方が自分に合ってると思うんですよ

私の唇はぷくぷくしている。彼女は私のそんなところも好きだったのだと、手紙で教えてくれたのに。文末には「何かあったらすぐ話してね電話かけてね、お互い傷付きやすくて挫けやすいけどがんばろうね。毎日を消費するのをやってみよう、一緒に長生きしようね」と書いてあった。私の可愛い似顔絵も。

森鴎外への怒りが収まらなくて、文学徒15人くらいで白熱した討論1時間半くらい繰り広げたんですが、あの、どうしてくれるんですか、この感情。森鴎外に対して思うことを全員が述べてくれ。

私は頭がおかしい、頭のおかしさのスピードで、みんなを置いていく

性格が変わってきた。今まではご飯を作ってあげたかったけど、今はご飯を作ってもらいたい、と思う。どういう心情の変化なのか分からない。

ともだちが泣いた。ともだちが泣いたから、というより私も同じタイミングで悲しくなったから一緒に泣いた。箱根の山奥の蛾の溜まり場で、うぇーんうぇーんって赤ん坊みたいにふたりで泣いていた。ともだちが「早く生まれ変わって、お花になりたいよ〜う」と言っていて可愛かった。もう私のお花だった。

このまえ友達と「大切な人にしか言わない自分の中で大事にしてる言葉ってなに？」という話になって、友達は「いい夢みてね」、私は「またね」と言った。友達は悪夢を見て苦しまないようにお祈りして、私はサヨウナラじゃなくまた会えることをお祈りしていた。私にまたねと言われた人たちへ、またね。

眼鏡屋さんで眼鏡を試着するとき、自分のかけてる眼鏡を外すから鏡に映ってる自分が見えなくなって似合ってるかどうか分からなくなるジレンマ、まじでどうすれば良いんですか？これ誰も解決しようとしてないのやばいと思う。

「私には何もないよ〜泣」なんて呻いていたけど、私には私を大切にしてくれるお友達がむちゃくちゃたくさんいることを思い出し、私にお友達がこんなにいるということは「私には自分では気づけていない大きな魅力が何かしらあるはずだ、そうじゃなきゃ辻褄が合わないからね」と結論づけることに成功。

私が友達によく言われる言葉 ・ゆっくりで良いよ〜 ・○○で待ってるね〜 ・先向かっとくね〜 ということに気づき、大粒の涙がひとつだけ出た

五年くらい前はよく写真を撮ってたのですが、人生のすべてを諦めた時にカメラは封印してしまっていました。ただ、ここ二日間で二度も「写真が上手だね」と褒めてもらえたのがすごく嬉しくて、また再開しようかななんてぼんやり思い始めました。

写真のことをぼんやり思ってたら、この残酷で美しい想像が私のことを襲ってきて、涙が出かけたけどすんでのところで止めたのかっこよかった

同じタイミングで中島らものことを想ってる人を見つけて嬉しくて、嬉しくて、雨が、祝福で、雨粒は他の雨粒と触れ合うことなく地面に叩きつけられて死ぬのか、とか考えて、雨が、悲しくて、傘を使って雨粒たちを逢わせてあげた。

「歳をとるってノーファンデ生活ができなくなるっちゅーことか」って呟いた瞬間、厨房からパリーーーーンって皿が割れた音がして爆笑した

吉祥寺でサリーの女になってヨガのポーズでタクシーを止めるまで死ねない