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富士川三希

@f9bv01jkvyqtpog

140字小説楽しんでます。星々2022.5〜『星々vol.2』に掲載/『敗者復活文学賞12回、13回』に掲載/2000字程度の小説をnoveldaysに掲載中です。 novel.daysneo.com/sp/author/miki… 無言フォロー失礼します!

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calendar_today28-03-2022 07:20:52

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【1分で読める小説】シロクマ文芸部「変わる時」『引き返せない気持ち』|富士川三希 富士川三希 #note note.com/shiny_bee923/n…

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わたしも見本届きました! 表紙の絵も良いし、タイトルの書体も良いし、まだパラパラと読んだだけだけど星々の色が出てる本だな、と。(140字小説にしか参加できてない者がおこがましいけれど 笑) これからじっくり読むから楽しみ! 小説を書く人も書かない人も たくさんの人に届くといいなぁ

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花の香りでぼんやりと目が覚める。庭を眺めてその主がハクモクレンだと気づき、微かな雨音に耳を澄ますと何かの気配を感じた。誰だったろうか。ひどく、懐かしい気がする。次第に陽が射して細雨をスクリーンに朝が七色に輝く。その気配の輪郭は捉えどころがないけれど、ずっと見つめていたいと思った。

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腕が細くなり、手の甲に骨が浮き出て、耳も遠くなって。月日と共に字も歪んでいった。それでもその字を読む自信はあった。最近の写真もわざわざコンビニで印刷してきたところだったのに。机の上の新しいレターセットは封も開けられていない。行く先を失った便箋がただ静かに、寂しそうに、佇んでいる。

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【5分で読める小説】#シロクマ文芸部「金魚鉢」『君に広い世界を』|富士川三希 富士川三希 #note note.com/shiny_bee923/n…

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ネットで見る記事の誤字脱字が気になる。特に間違った漢字が使われていると眉間に皺が寄る。 きっと自分も間違って使ってることあるんやろーなーて思うと、読む人が気持ちよく読めるように何度も見返して気をつけなあかんなぁと。

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【1分で読める小説】#シロクマ文芸部「紫陽花を」『彼女はこちらを見ない』|富士川三希 富士川三希 #note note.com/shiny_bee923/n…

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予選通過ありがとうございますー^ - ^ 他の方の読んだけど好きなの多かったから受賞作どれになるのか楽しみー( ´ ▽ ` )

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#星々文芸博 にお邪魔して懇親会にも参加させていただきました! 九ポ堂さんのポストカードどれも可愛い 「言葉の舟」創刊記念140字小説コンテストでこんなちゃんとした賞状をいただけるとは思っておらず、ファイルを持参すれば良かったな…と。 佳作ありがとうございます!

#星々文芸博 にお邪魔して懇親会にも参加させていただきました!

九ポ堂さんのポストカードどれも可愛い

「言葉の舟」創刊記念140字小説コンテストでこんなちゃんとした賞状をいただけるとは思っておらず、ファイルを持参すれば良かったな…と。

佳作ありがとうございます!
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運営の皆さま、出店されていた皆さま、ほんとうにお疲れ様でした。 こういった場に初めて参加できて良かったです! 懇親会でいろいろな方とお話しもできて楽しかったです。 ほんとうにお疲れ様でした!

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【1分で読める小説】#シロクマ文芸部「かき氷」『ゴーラーになる君へ』|富士川三希 富士川三希 #note note.com/shiny_bee923/n…

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「お星さまって、とっても高いところにあるのね」って言った娘が「でも、」と続けた。「今は天の川の上を歩いてるの」昨日工事が終わったアスファルトの上がキラキラしてるね。「あ、流れ星」街灯の向こうを横切った黒猫の瞳が光って見えたね。娘と夜の家路を辿れば、宇宙を歩いているみたいに楽しい。

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駐車場に行くと、いつも私の車の下で猫が涼んでいる。「すまんね、車動かすで」と言えば、猫はするりとブロック塀に登り「ええんやで」と去っていく。ある朝、初めて猫が私に近づいて来て、尻尾で足をぱたっと撫でた。それから少しして、空の高いところに行ったんだと、猫たちが噂しているのを聞いた。

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虫よけスプレーの匂いがする。ふと逃げ水の向こうに、真っ青な空に映える黄色が見えた。あの向日葵畑を一緒に歩いたのは五十年以上も前のことだったか。隣を見れば僕と同じ目線の高さに君がいる。「そんな昔のこと思い出してたの」と笑った、昔と変わらぬ目の優しさと、最近増えた目尻の皺が愛おしい。