浜口倫太郎 作家 異世界リュウジ発売中 (@rintarou_hama) 's Twitter Profile
浜口倫太郎 作家 異世界リュウジ発売中

@rintarou_hama

作家。小説家、漫画原作、元放送作家。毎日1分で読める1分小説を書いてます。『異世界リュウジ』連載中。新刊『サンナムジャ』、著作『コイモドリ』『ワラグル』『お父さんはユーチューバー』『AI崩壊』『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『廃校先生』『シンマイ!』他多数。猫とラーメンが好き。

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1分小説463作目『犯罪者専門クリーニング店』  クリーニング店に、強面のトシキがやってきた。 「裏メニューを頼む」  店長がにこりとうなずいた。 「了解しました」

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1分小説462作目『棋士』  マルメ星人のヤナカとカリカが、宇宙船の中で話していた。 「この前、地球という新しい星を発見した。我々と同様、文明を持っている」 「高度な文明か?」 「いや、はるかに低レベルだ。いまだに空も自由に飛べず、言語は未統一、宗教で争い、環境も破壊している」

講談社文庫 (@kodanshabunko) 's Twitter Profile Photo

【10/5 #教師の日】浜口倫太郎著『廃校先生』閉校が決まった谷川小学校には七人の生徒と四人の先生しかいない。だが、過疎の村の住民にとって学校は生活の中心だった。そして、卒業とともに母校を失う六年生の思いとは?

【10/5 #教師の日】浜口倫太郎著『廃校先生』閉校が決まった谷川小学校には七人の生徒と四人の先生しかいない。だが、過疎の村の住民にとって学校は生活の中心だった。そして、卒業とともに母校を失う六年生の思いとは?
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1分小説463作目『冷凍睡眠ベッド』 「なんか不公平じゃないか」  サトルがコウタにいった。 「何が?」 「オレみたいな金持ちがおまえみたいな貧乏人と生きる時間は同じって。老ける速度も同じなんだからやってられないぜ」 「そんなこといわれても」  ヤマル博士が声をかけてきた。

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1分小説464作目『カンニングバスター』 「どうすればカンニングが防げるんだ……」  大学の入試管理責任者のトキオは、頭を抱えていた。  近年の受験ではAIメガネ、骨伝導イヤホン、その他の見知らぬハイテクグッズでのカンニングが横行していた。  もうトキオたちでは見ぬけないレベルだった。

ゴーエン@映画ときどき読書議事録 (@goenkansya) 's Twitter Profile Photo

『お父さんはユーチューバ』著 浜口倫太郎浜口倫太郎 作家 #読了 やーでぃにやられた。涙腺が崩壊。想いで紡ぐ。周りで支えてくれる人たちの存在はかけがえのない宝物だ。誰かのために時間を使えるって素敵。何かに夢中になれるって、めっちゃっ輝いてる。失敗を恐れずにチャレンジできるヒトになるぞ

『お父さんはユーチューバ』著 浜口倫太郎<a href="/rintarou_hama/">浜口倫太郎 作家</a> #読了

やーでぃにやられた。涙腺が崩壊。想いで紡ぐ。周りで支えてくれる人たちの存在はかけがえのない宝物だ。誰かのために時間を使えるって素敵。何かに夢中になれるって、めっちゃっ輝いてる。失敗を恐れずにチャレンジできるヒトになるぞ
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1分小説465作目『ゾーン薬』 「どうすれば勝てるんだ……」  シンジがため息を吐くと、トシマ博士があらわれた。 「いかがされましたか?」 「ボクは将棋の棋士なんですが、どうしてもライバルのケイタに勝てないんです」 「実力の差ですか?」

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1分小説466作目『性格』 「あーっ、もう腹立つ!」  ミカがいらいらしていると、ケナキ博士が声をかけた。 「どうされましたか? 何かお困りごとでも」 「メグミの性格がムカつくんです!」 「具体的にはどんなふうに?」

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水曜日のダウンタウンで、後藤さんがくるよさんに「あんた吉本のジュリーやな」と言われたことがあるといっていたが、僕もくるよさんに「あんた作家のディカプリオやな」と言われたことがあるのを思い出した。

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1分小説467作目『椅子』 「なぜだ。サヤカはどうしてオレと結婚してくれなかったんだ!」  シゲキがくやしがると、カナタがなぐさめた。 「もういいかげん、あきらめろよ」  シゲキは昔からサヤカに想いを寄せていたが、彼女は先日、別の男性と結婚してしまった。

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1分小説468作目『宇宙大学』 「どうしたら宇宙大学に入れるんだ……」  ソウタはため息を吐いた。  現代の最大のあこがれの職業は、宇宙飛行士だった。  宇宙飛行士になるには、宇宙大学に入学する必要がある。頭脳も体力も優れていないとだめだが、ソウタはどちらもなかった。

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1分小説469作目『煮ても焼いても』 「えっ、課長、今月中にっていいましたよね。だから急いで仕上げたんですが」  トオルが声を強めると、課長のタマリが何食わぬ顔で答えた。 「そうだったかなあ。君のきき違いじゃないの」 「ちゃんといいましたよ」

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1分小説470作目『謝れない男』 「なんでそんないい方しかできないの!?」  ミキエが声を荒げると、タカシは眉をひそめた。 「オレは正しいことをいってるだけだろ」 「あなたって自分が悪いのにいつも謝らないわよね」 「悪いことしてないんだから当然だろ。もういい。出ていく」

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1分小説471作目『冷え切った夫婦』  ヨウジは新聞を読み、マナミはスマホを触っていた。  会話は一言もなく、ヨウジは無言のまま家を出た。  そして会社からの帰り道、ヨウジはため息を吐いていた。 「どうされましたか」  声をかけてきたのは、トキヤ博士だった。

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1分小説472作目 「この旅行がチャンスだ」  タケルがはりきった。  今日はサークルの合宿で海にきた。タケルの目的は、サヤカと付き合うこと。だが問題はライバルだ。このサークルの男子は、すべてサヤカを狙っている。 「キャアア!」

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1分小説473作目『忘れウィルス』  助手がスマホで動画を見ていた。 「このダンス流行ってるな……」  博士が声をかけた。 「そんなものは見ない方がいい」 「でも、見てないと流行についていけないですよ」 「ではきくが、一週間前にどんな動画が人気だったかを覚えているかね?」