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ビタミンDサプリメント摂取が2型糖尿病発症リスクに影響するかを調べた、米国高齢者対象のプラセボ比較RCTの論文（2次解析の報告）。 ビタミンD摂取でリスク低下傾向（統計的有意差なし）があり、3件先行研究とのメタ解析では有意な結果が得られたとのこと。 Nat Commun誌 nature.com/articles/s4146…

約200万人のゲノムデータを使い、変形型関節症の発症に関わる遺伝子（タンパク質）・シグナル・パスウェイを明らかにした論文。 また、特定したタンパク質の半数については既存承認薬のターゲットであることを示しており、将来的な治療可能性も提示しています。 Nature誌 nature.com/articles/s4158…

確かにこれが常にできる人は無敵だ。 私もなりたい。

ヒトを対象とする栄養研究って、食べることがあまりにも生活に密着しすぎているせいか、他分野の研究員や同僚社員から「科学」として認識されていない気がする。 生活に密着しているからこそ、変数が無数にある難しい学問だと私は思っています…

膝関節炎を持つ人が、ヨガもしくはトレーニングを12週間続けた際の有効性を比較したRCTの論文。 効果に有意差はなかったが、ヨガがトレーニングと効果が同等である（非劣勢である）ことが示され、臨床現場にヨガを取り入れる意義が示唆されたとのこと。 JAMA Network Open誌 jamanetwork.com/journals/jaman…

地中海式食生活と運動の併用は、地中海食のみを実施する場合と比べて、肥満者の体重減少と骨密度への改善につながるかを調べた、高齢者対象のRCT論文。 結果、女性においては運動の併用により腰椎骨密度の低下が抑制されたとのこと。 JAMA Network Open誌 jamanetwork.com/journals/jaman…

ヒト糞便メタゲノムと宿主のシングルセルRNAseqのデータを統合し、腸内細菌と宿主細胞・組織の相互作用を調べた研究。 腸内細菌Collinsellaとコレステロール代謝関連肝細胞サブセットの関連を発見し、その後動物実験で因果関係を明らかにしたとのこと。 Nature Microbiology誌 nature.com/articles/s4156…

摂取したタンパク質に反応し、腸管内分泌細胞から分泌される新しいホルモン「tachykinin」を同定した論文。 さらに、このホルモンがタンパク質摂取後の食欲調節、睡眠や概日リズムの調節、寿命延長に関わることをハエのモデルで明らかにしています。 Nature Metabolism誌 nature.com/articles/s4225…

このままでは若手が何も経験できず時が過ぎてしまう。これは誰のためにもならない。なんとかしないと。

腸内ビフィズス菌が分泌する細胞外小胞が、非小細胞肺がんに対する抗PD-1療法の効果を高めることを明らかにした論文。 この細胞外小胞は経口投与でも腫瘍に移行・蓄積し、CD8+T細胞の増加などに寄与するとのこと。 Nat Commun誌 nature.com/articles/s4146…

このアカウントの論文紹介、企業で働く人のお役にも立てていますか？ぜひコメントもらえると励みになります。

腸内微生物叢の異常が肺動脈性高血圧（PAH）の発症につながることを明らかにした論文。 罹患者の糞便を移植したラットではPAHが発症したこと、逆に発症ラットに普通ラットの糞便を移植すると症状が改善したとのこと。 eBioMedicine誌 thelancet.com/journals/ebiom…

多発性硬化症（MS）患者において、重症度が高いほど血中ビタミンB6濃度が低いことを明らかにした論文。 また、MS重症患者へ3週間の持久運動介入を行うと、血中ビタミンB類の濃度が増加することも報告しています。 AJCN誌 ajcn.nutrition.org/article/S0002-…

アカデミアの皆様に質問。 企業から共同研究の相談を受けた際、企業側担当者の研究背景や業績（博士学位の有無、論文、など）は気になったり調べたりしますか。

こちらの質問。個人的に非常に気になっているので、多くのアカデミアの方にお答えいただけると嬉しいです。 企業研究職の方もご参考まで。

インパクトファクターの合計って初めて聞きました。本当あるのこんな世界？ どこを合計するんやろ？主著のみ？共著も？受理された年の数値？

イチ会社員ですが、最近これをヒシヒシと感じます、と同時に我が身も反省。 素直さでのマイナス評価は本当に取り戻せない。

タンパク質の摂取量及びその由来（植物or動物）と死亡リスクの関連を、101カ国のコホートデータを使い評価した論文。 関連は年齢区分で異なり、乳幼児期は動物由来を増やし、20代以降は植物由来を増やす（+脂肪も減らす）のが望ましいとのこと。 Nat Commun誌 nature.com/articles/s4146…

レスベラトロールは、腸内細菌Eggerthella lentaの酵素で還元されると抗炎症活性が増強されることを示した論文。 この代謝酵素遺伝子は腸炎患者の糞便で存在割合が低く、代謝産物ジヒドロレスベラトロールは炎症性腸疾患モデル動物の症状を軽減したとのこと。 Cell Reports誌 cell.com/cell-reports/f…

メラノコルチン4受容体（MC4R）をノックアウトして過食と肥満を発症するマウスを使い、同位体標識乳酸などを投与して肥満発症時の多臓器の代謝動態解析を行ったリソース論文。 肥満時に肝臓の糖新生やTCAが活性化することなど、興味深い結果が多いです。 Cell Reports誌 cell.com/cell-reports/f…