「今日は、優しくなんてできそうにない」――そんな日もある。欲望のままに深くまで突き動いて、激しく貪るように壊してしまいたくなる。それでも終わったあとは、「ありがとう」って、ぎゅっと抱きしめたくなるんだ。

じっくりと重ねる深いキスをしながら、手は服の間に入っていく・・。そのうち相手の口から「ん…ん…」と漏れて手が止まると、「舌、ちゃんと続けて」なんて冗談っぽく囁く。「だって…」と戸惑うような声も、その時の目が合って、ちょっと視線をそらす仕草も、全部含めて好き。

久しぶりに会うその日の何日も前から禁欲して、パンパンになった状態で迎えた再会。部屋に入った瞬間、もう我慢なんてできなくて、そのまま押し倒して覆いかぶさる。耳元で「ずっと、したくてたまんなかった」って囁きながら、溢れ出した衝動のまま夢中で貪る。

深くまでじっくり攻め込むのが好き。欲望のまま、腰の動きもどんどん激しくなっていく。この瞬間のために抑えてきたものを、相手の奥へと一気に解き放ちたい。

初めての相手とのときは、いろいろ試しながら反応を見ていく。そして、一度「ここだ」って場所を見つけたら、たとえ「むり…」「だめ…」って声が漏れても、何度も何度も同じところを責めていく。

服を脱ぎ捨てて生まれたままの姿になったら、強く抱きしめ合いたい。体温や鼓動を確かめ合うように。肌から伝わってくる柔らかさも、ぬくもりも、ひとつ残らず全身で感じていたい。

「中に出すよ…」「いくよ…」「はぁはぁ…」「だすよ…」「でるっ…」って、言うの、本当に中で出すみたいで、すごく興奮する。ゴムしてるのに。

果てたあとは、すぐに離れたくない。ぬくもりを感じながら、少しでも長く重なったままでいたい。どっちの鼓動なのか分からないくらい近くで、静かに息を整えながら、ただ余韻に身を委ねていたい。

コートだけ脱がせたあと、服の上から優しくさわっていくのも好き。1枚も脱がさないまま焦らしながらずって触ってると、たまらなくなった君は、自分で脱ぎ始めたね。

今すぐ、密着する体位で繋がりたい。相手の鼓動や息づかいまで感じ合いながら、汗なんて気にせず、ただ本能のままに奥まで突き上げたい。理性なんてどこかに消えて、ふたりの熱だけがそこにある、そんな時間を過ごしたい。

指先をゆっくりと沈めて、とろけた奥を優しくかき回す。そのたびに漏れる甘い声。それを見下ろしながら思わず笑みがこぼれる。「気持ちいいの？」って耳元で聞くと、目を閉じながら少しうなずく。

深く、奥までゆっくりと沈めたとき、「おく…だめ…」って言って、彼女の方から腰を動かし始めた。この間は、俺はぜんぜん動かしてないのに、そのままイッちゃったよね。すごく興奮した。

クリだけに集中して優しく左右に舐めつづける。最初は「んっ」って漏れるだけだった声が、だんだん大きくなって、最後は腰まで動き出すのが好き。「ちょっと…まって…」って言われても、脚を固定してそのまま舐めてあげる。

顔を近づけると、「やだ…見ないで…」と小さい声。でも、そんなふうに言われても、指でそっと開いて、柔らかな奥のほうまでじっくり眺めてしまう。恥じらうその反応が好きで、もっと見てみたくなる。

君のセ⚫️クス中に見せる何気ない表情、思わず「かわいい」って言ったんだけど、そのあとに見せた、ちょっとてれた顔は、もっとかわいかったよ。

挿れたら、動かずにそのままじっとしている。ただそれだけのことで、腰がピクピクするのを見るのがたまらない。

クリを優しく左右に舐めてるときと、ヒダにそって舌を上下させるとき、声のトーンが違うのがかわいい。そして、不意に指を入れると「あっ…」って一段大きな声になる。

少しずつそういう雰囲気になっていって始めるのも好きだけど、「しよ？」って一言で、突然乱れ始めるのも興奮する。

「やだ」とか「見ないで」なんて言いながら、脚はしっかり開いてるし――本当は舐めてもらうの、待ってるんじゃないの？

指で丁寧にほぐしてから、奥のほうまでじっくりと押し込んでいく。動かしていないのに、小さく震えて反応する姿が妙に艶っぽくて、たまらなく惹かれる。