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御厨貴教授の夥しい著書などから、政治・社会・歴史に対する鋭い一言を抜粋してみます。試験運転中…。

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calendar_today29-11-2017 12:18:27

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今回(平成からの改元)は存命中の退位で、元号がいつ変わるか事前にわかる。元号の選定プロセスを明らかにしてほしいという声が出た時に、政府は拒否できるのか(日経新聞20171202、皇室会議で天皇退位の日程が固まって)

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私自身、座長代理として、官邸と、天皇のお住まいである「千代田のお城」とのせめぎ合いの一端を垣間見ました。早い結論を求めて業を煮やす宮内庁側が「第二の天皇メッセージ」を準備しているといった情報も漏れ聞こえました(朝日新聞20171202オピニオン面、皇室会議で天皇退位日程が固まって)

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今も昔も政治学って最終的には人だと思う。やっぱり人なんですよ。だけど、みんなはある時期から……「制度」だとか「組織論」だとか……言うようになった。でもそんなことはない。政治は最終的には人なんです。どんな制度ができたって動かすのは人です。(『日本政治ひざ打ち問答』202頁)

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アベノミクスにしても、結局は制度の問題などではなくて、これを動かしている安倍さんという人間がいるということであって、安倍さんが経済のことをわかっていようがいまいが関係なく、あの人がやっているいることを信用するかどうか…(『日本政治ひざ打ち問答』203頁。政治は人だ、という文脈で)

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知識汚染がなく、自民党という組織に関心がなく、三無主義そのものを貫く「裸の王様」として堂々としたニヒリスト。これこそが私の小泉純一郎について丸ごとつかまえたイメージに他ならない(「御厨流政治道場」『文学界』2017年11月号)

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かつては、佐藤政権、中曽根政権、そして小泉政権ですら、五年以上の長期政権の担い手は、次世代の政治家を競わせながら後継者として育成していったものだが。安倍政権にはそういった姿が見えない。かくて安倍政権の不幸は「反対者なき政治」になってしまったことにある(『戦後をつくる』p.395)

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政治というのは、よほどの独裁政治でもない限り、反対者がいて初めて、緊張感が走り、戦略の凄みが出て政権は引きしまってくる…。だからこそ次第に強力な政権に化けうる。そこで反対者がいなければ、これを無理してでも作り出す方に安倍政権は傾いていかざるをえない(『戦後をつくる』p.395)

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社会党の歴史は、政権をとれぬ政党の歴史であった。生まれ出ずる時と死に至る時の、そう、生と死を迎える二回だけしか政権党にならなかった「不幸」な歴史を持つ。〝戦後〟を捉えるのに、研究者もまた社会党の歴史をなおざりにしてきた(『権力の館を考える』p.103)

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僕にとって必要なのは「ざわめき」…。「ざわめき」がないと何事も進まない。オーラルなんていうのはまさに言葉を通しての「ざわめき」です。建物もそうです。動線というものを考えるときに、その人間がどう歩いていくか、…どういうおしゃべりをしながら行くのか(『御厨政治史学とは何か』90頁)

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社会党の歴史は、政権をとれぬ政党の歴史であった。生まれ出ずる時と死に至る時の、そう、生と死を迎える二回だけしか政権党にならなかった「不幸」な歴史を持つ。〝戦後〟を捉えるのに、研究者もまた社会党の歴史をなおざりにしてきた(『権力の館を考える』p.103)

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オーラル・ヒストリーなんていうのはもう全部点線…。…その点線の幾つかは本人もよくわかっていないので幾つもの円弧を描くわけ…「まあまあ、これがそういうところなんですよね」ということが…わかるけれど…。だからオーラルの特徴は「選択肢を示すことだ」(『御厨政治史学とは何か』p.99)

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平成は約30年で終わることになったが、明治も30年で切ってみると面白い。明治30年ごろ、「この国もある程度のところまできた」という感じを国民が持つようになる。維新から30年たって20世紀に入るまでの間に憲法ができ、統治制度も整った。(2018年3月15日付『毎日新聞』「明治150年」)

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「明治100年」の頃から『明治天皇紀』が刊行され始めた。当時『明治天皇紀』は絶対研究に使ってはいけない、政府系の関係者たちが明治天皇を顕彰するために作ったもので、史料にもならないと言われた。ところが、読んでみたら面白かった(2018年3月15日付『毎日新聞』「明治150年」)

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明治維新以降の⽇本には健康なナショナリズムがあった。それが変質していくのは⽇露戦争あたりだ。もう⼀つ、明治天皇が「敵でも許す」といっていた天皇と国⺠との関係が⼤逆事件で変わる(『毎日新聞』2018年3月15日)

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(野中広務を追悼して…)自民党そのものを、野中は決して丸ごと受け入れてはいない。日本の政治がよって立つ唯一の基盤政党であるのは確かだが、それにしてはあまりにも目線は上向きで、国民に対して「非情」であり過ぎると感じていた。それが野中の自民党観であった(『WEBRONZA』2018年2月27日)

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「カネの介在、当たり前に」 御厨氏が商品券問題に見る「自民文化」:朝日新聞 asahi.com/articles/AST3R… #自民