質問その5「曲の制作秘話」だが、これはエピソードが多すぎて、語りだしたら日付を跨いでしまうだろう。なので、ポイントを絞って伝えたいと思う。

曲調に合わせて、ストレートな言葉で表現するように心がけた。いつもより、俺を近くに感じてもらいたかったからだ。己に向き合い、素直な気持ちをそのまま歌詞にするのは意外にも難しく、何度も書き直したものだ。

以上で、最後の質問とさせてもらおう。皆とのやり取りは、俺にとって最高の思い出となった。本日の締めくくりとしてまた会いに来る。それまで少しの別れだ。では。

誕生日をこうして無事に迎えられることは幸福だと改めて感じた。過去の自分と比べて成長できているか時折振り返りながら、限りある時間を大切にしたい。

胸を張って幸せだと言えるのは、周りにいる皆のおかげだ。皆の応援により、アイドルとして日々を頑張れる。仲間にも支えられていることを強く実感する1日だった。

これからも夢という名の奇跡をお前と共に叶えていきたい。永久の愛のもと、誓いのキスをしよう……。

俺は今、「NEVER AGAIN NEVERLAND」という作品を世に送り出せる喜びを噛みしめている。ミュージカルドラマという新しい挑戦を見届けてほしい。皆にとって良い思い出となるよう、力を尽くそう。

7人の寄せ書きになっている。俺が最後にサインを入れるので、緊張するな。書き損じれば、やり直しになってしまうからな。

ポスターは企画展の会場で行われる抽選会で当たるものだ。参加する者は、初回限定盤に封入されているハガキを持参するのを忘れぬようにな。外れた場合も、俺たちが書いた作品タイトルが印刷された企画展記念カードをもらえるぞ。

手にする者のため、1つ1つに心を込めて書く。作品に対する想いも溢れてくるな。役柄上、あまり多くは語れないが、是非本編で楽しんでもらいたい。

ここからは書くことに集中したいと思う。次は試聴会で会おう。作品や役についても、そこで話すとしよう。ではな。

ロビン・アトロポス・アンジェロ・ダーリング。良い名前だ。

視聴者を観客に見立てて声掛けをする。まさにミュージカルドラマといった感じだな。

スミーは兼ね役だ。驚いてくれたようで、嬉しい。

この船長にして、この部下あり。演技は相手に合わせている。

アイアイサー！

「NEVER AGAIN NEVERLAND」の物語、お楽しみいただけたかな？

人によってドラマの楽しみ方は違うと思うが、台本を見ながら耳を傾けることを勧めたい。俺は先ほどの試聴会にも、台本を片手に参加していた。

「愛の歌」は、学園時代から築き上げた2人の関係性が歌にも表れていると思う。大切な人への想いを歌う曲であり、一十木とだからこそ真の温もりを込めることができた。

語り手、スミー、そして物語のキーマンでもある役を演じられたことを役者として誇らしく思う。この素晴らしき物語が生まれた今日という日と、お前たちとの出会いを忘れずに語り継いでいきたい。