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calendar_today01-02-2017 21:09:20

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神は、理の当否をもて、思ひはかるべきものにあらず、ただその御怒を畏みて、ひたぶるにいつきまつるべきなり。 直毘霊/本居宣長

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朝廷の大御稜威の衰へ坐べき、基本をはじめ給へる物なりける、此後やうやうに臣等の威権つよく盛になりて、いとも畏く、天皇をもなほざりに思ひ奉るやうになりぬる〔略〕此ことわりをえさとらず、世に此天皇(天智天皇)を、中興の君としも心得ためり 歴朝詔詞解/本居宣長

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すべて人がらの善悪によりて、子孫の盛衰存亡をさだむるは、おほかたの世の教術のあらまし言にて、実の世間の状には叶はざる論なり。 壬申紀証註/伴信友

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物のみならず人の魂も、神の賦賜へる物なる故に、多麻とは云ふなり。神の幸ひの漸に加ゆくを、ミタマノフユといふにても、この義の言なること知るべし。 霊能真柱/平田篤胤

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古へ人の歌は、ときにしたがひて、おもふことをかくさずよめれば、その人々のこころは顕は也。さる歌を、いくももも常に唱ふるままに、古へのこころは、しかなりてふことを、よくしり得らる 邇飛麻那微/賀茂眞淵

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聖人はまことに善人めきて聞え、又そのつくりおきつる道のさまも、うるはしくよろづにたらひて、めでたくは見ゆれども、まづ己からその道に背きて、君をほろぼし、国をうばへるものにしあれば、みないつはりにて、まことはよき人にあらず、いともいとも悪き人なりけり。 直毘霊/本居宣長

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生膚断死膚断 生人にもあれ、死屍にもあれ、其膚に疵を作る穢を以て罪とする也、人の身を傷ふ悪行の方を以て、罪とするには非ず、其疵を穢とする也、されば他に疵作るのみならず、己が身に疵作るも、同じ事也、又人に疵をつけたる者も、人につけられたる者も共に穢なるべし 大祓詞後釈/本居宣長

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國之常立より洲土、角凝までにて、国の成整ひゆく貌を大方に聞せて、其上の足備はりゆく状は、次々の神達の御形体の備はりゆき坐方を以て知しめて、国と神との二を包たるぞ言すくなゝる、古語の微妙なる所なる。 難古事記伝/橘守部

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すごやうのものの、御まなじりにかかりてかかる御製(雄略天皇御製)のありけるは、やさしくもかたじけなくも侍るかな。 万葉代匠記/契沖

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抑昔在天皇は。御名の絶なんことを悲しみ思ほして。御名代を置賜へるなれは。其御名の。人民は更なり。山野に掛ても。万代に伝はりゆかん事そ。大御心なりけんを。今はそを畏しとして。廃止賜へるは。あはれ移れる代の状ならすや。 大勢三転考/伊達千廣

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全て世には、悪事凶事も、必まじらではえあらぬ、神代の深き道理ある事なれば、とにかくに、十分善事吉事ばかりの世中になす事は、かなひがたきわざと知べし。然るを儒の道などは、隅から隅まで、掃清たる如くに、世中を善事ばかりになさんとする教にて、とてもかなはぬ強事也。 玉くしげ/本居宣長

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古の歌もて、古の心詞をしり、それを推て、古の世の有様を知べし。古の有様をしりてより、おしさかのぼらしめて、神代のことをもおもふべし。 国意考/賀茂眞淵

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神のたすけさきはひ給ふも、ただ言のつけざまによる事也。もし詞のつけざまあしくは、神もたすけさきはひ給はじとしるべし。いはまほしき事を、深く言につつしめる心のうちのくるしさを、神もあはれとおぼすぞかし。 万葉集灯/富士谷御杖

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伊邪那美命の御言を聞坐し穢れなどゝ申て此大神をひたぶるに悪神と心得たるもいとあな恐し。此御時御禊に因て如此尊き神だちの顕出坐けるも、猶彼神避坐し女神の幽冥より助け幸へ、守護り給へる故なるぞかし。 難古事記伝/橘守部

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うるはしくもてつけていふと。うちとけたのとのたがひあるを。歌はことに思ふ情のあるやうのまゝに。ながめいでたる物なれば。そのうちとけたる詞して。訳すべき也。うちとけたるは。心のまゝにいひ出たる物にて。みやびことのいひほひに。今すこしよくあたればぞかし。 古今集遠鏡/本居宣長

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神武帝の御祖も、この帝の御世までは、たゞ一方の魁首にぞおはしましけんとおぼしき也、この故に此上巻のうちに説たまへる天神は悉神武帝の大御身の御神気に御名づけましゝものにて、地祇はみな天下衆人の神気なる事うたがひなき事也 古事記灯/富士谷御杖

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日本国にうまれて、日本国の道をしらんと思ふものは、稲のものにすぐれてあることをしるべきなり。稲は人のくひものとなりて、人の心をあめにひきあぐるものなり。 本学挙要/大國隆正

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神はただ尋常の人のうへにて心得べし。すぐれてよき人とても、をりによりては怒ることあり。怒りては人のためによからぬことも、必ずなきにあらず。又あしき人とても、まれにはよきこともまじることにて、一概には定めがたきが如し。 鈴屋答問録/本居宣長

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強ちに学問を深くせんでも譬へ文字は知らんでも古道の大意にも演説いたす通り道に志して達人の云ふ事を能く聞おぼえて其至る処に至れば夫だけの名を人にも知らるゝやうになるでござる。 歌道大意/平田篤胤

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日即天也、月即泉也といふことを知らざるは初いまだ旋らざりしほど、天は頂上にあり、根国は下方に在しならひにて、頂上を天と心得、根国は地下にありと心得来れるから、旋る世になりて後も、なほ其心にて、旋る物をば、日といひ月といひて、天・泉とは、別物のごとくなれる也。 三大考/服部中庸