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株式会社バーネット

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書籍・雑誌やwebコンテンツの編集・制作会社。2018年に長野県佐久市にて創業。代表の高橋修がつぶやいています。website → barnette.co.jp スワローズ応燕ラジオ→ twitter.com/@GoSwallows_39

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日誌#218『のんではいけない』(樋口明雄、山と渓谷社) 酒が強くないが、それはむしろ幸運だったのかもと思った。著者は断酒しながらも、若かりし頃に繰り広げた酒遍歴や酒の文化を決して否定しておらず、新鮮。末尾にある「めぐり合わせ」という言葉が、最近の著者のテーマとなっているのだろう。

日誌#218『のんではいけない』(樋口明雄、山と渓谷社)

酒が強くないが、それはむしろ幸運だったのかもと思った。著者は断酒しながらも、若かりし頃に繰り広げた酒遍歴や酒の文化を決して否定しておらず、新鮮。末尾にある「めぐり合わせ」という言葉が、最近の著者のテーマとなっているのだろう。
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日誌#219『三四郎』(夏目漱石、新潮文庫) 夏目漱石は、とても現代的な作家だよな、と思う。とても100年以上も前に書かれた小説とは思えない。『三四郎』では、とくに終盤の失恋後の部分がテーマだけでなく文章も終わり方もいま風で、ちょっとびっくりするほど。すごいなぁ。

日誌#219『三四郎』(夏目漱石、新潮文庫)

夏目漱石は、とても現代的な作家だよな、と思う。とても100年以上も前に書かれた小説とは思えない。『三四郎』では、とくに終盤の失恋後の部分がテーマだけでなく文章も終わり方もいま風で、ちょっとびっくりするほど。すごいなぁ。
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日誌#220『怖い絵』(中野京子、朝日出版社) 次の企画の資料として図書館で借りてきた。年季が入っていて多くの人が読んできたことがわかる。さすがのベストセラーだ。 なんといってもラ・トゥール作の絵画「いかさま師」の大胆なトリミングがいい。こんな眼をした女性、新宿とかによくいるよね。

日誌#220『怖い絵』(中野京子、朝日出版社)

次の企画の資料として図書館で借りてきた。年季が入っていて多くの人が読んできたことがわかる。さすがのベストセラーだ。
なんといってもラ・トゥール作の絵画「いかさま師」の大胆なトリミングがいい。こんな眼をした女性、新宿とかによくいるよね。
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日誌#221『神宮球場100年物語』(長谷川晶一、朝日新聞出版) 大事な佐久のスワ友(ヤクルトファンの友人)を亡くしてしまい痛恨の極み。昨日、ご葬儀に行ってきたが、その人柄が偲ばれて悲しかった。わたしとほぼ同世代なので、今後のことをいろいろ考えた。新しい神宮球場でまた観戦したかったな。

日誌#221『神宮球場100年物語』(長谷川晶一、朝日新聞出版)

大事な佐久のスワ友(ヤクルトファンの友人)を亡くしてしまい痛恨の極み。昨日、ご葬儀に行ってきたが、その人柄が偲ばれて悲しかった。わたしとほぼ同世代なので、今後のことをいろいろ考えた。新しい神宮球場でまた観戦したかったな。
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日誌#222『怖い絵2』(中野京子、朝日出版社) カバーの男の顔がとにかくおそろしい。しかもこれが結婚の宣誓の瞬間の顔だというから、おそろしいのもひとしおだ。どうしてもその右目に目がいくようにデザインされた「2」が秀逸だけど、作者ファン・エイクが生きていたらイヤがったかもしれないな。

日誌#222『怖い絵2』(中野京子、朝日出版社)

カバーの男の顔がとにかくおそろしい。しかもこれが結婚の宣誓の瞬間の顔だというから、おそろしいのもひとしおだ。どうしてもその右目に目がいくようにデザインされた「2」が秀逸だけど、作者ファン・エイクが生きていたらイヤがったかもしれないな。
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日誌#223『ハマボウフウの花や風』(椎名誠、文藝春秋) 先日観た映画『息子』の原作「倉庫作業員」所収の短編集。シーナマコトのSFものと青春3部作以外の短編はあまり読んでなかったので。「倉庫作業員」が、わたしの好きなSFものの「武装島田倉庫」とコインの裏表的な作品とは知らなかったなぁ。

日誌#223『ハマボウフウの花や風』(椎名誠、文藝春秋)

先日観た映画『息子』の原作「倉庫作業員」所収の短編集。シーナマコトのSFものと青春3部作以外の短編はあまり読んでなかったので。「倉庫作業員」が、わたしの好きなSFものの「武装島田倉庫」とコインの裏表的な作品とは知らなかったなぁ。
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日誌#224『世界99 上』(村田沙耶香、集英社) 1章では主人公が「世界」を選択し移動していたのに、2章になると「世界」が主人公を選択して移動してくるように読めて、おそろしかった。そして上巻末尾のカタストロフィ。このあと下巻ではどんな「世界」が現れるのだろうか。

日誌#224『世界99 上』(村田沙耶香、集英社)
1章では主人公が「世界」を選択し移動していたのに、2章になると「世界」が主人公を選択して移動してくるように読めて、おそろしかった。そして上巻末尾のカタストロフィ。このあと下巻ではどんな「世界」が現れるのだろうか。
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日誌#225『逆転美人』(藤崎翔、双葉文庫) 全体に仕掛けられたトリックもすごいが、それ以上にそのトリックの必然性が十分に考慮されている構成が素晴らしい。とんでもない労作で、文庫書き下ろしだからこそ可能な仕掛けに感嘆した。

日誌#225『逆転美人』(藤崎翔、双葉文庫)

全体に仕掛けられたトリックもすごいが、それ以上にそのトリックの必然性が十分に考慮されている構成が素晴らしい。とんでもない労作で、文庫書き下ろしだからこそ可能な仕掛けに感嘆した。
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日誌#227『身近な薬物のはなし』(岩波書店、松本俊彦) 薬物を「悪い使い方」で使う人は、何か別に困りごとを抱えている、ということがよくわかった。 あと、著者が喫煙者だからか、はたまたわたしが喫煙者だからか、タバコについてはとくに擁護的な筆致なのがなんだかほほえましかった。

日誌#227『身近な薬物のはなし』(岩波書店、松本俊彦)

薬物を「悪い使い方」で使う人は、何か別に困りごとを抱えている、ということがよくわかった。

あと、著者が喫煙者だからか、はたまたわたしが喫煙者だからか、タバコについてはとくに擁護的な筆致なのがなんだかほほえましかった。
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日誌#228『藻屑蟹』(赤松利市、徳間文庫) 気になって購入したが、ずっと読めずにいた。原発避難地とその周辺では、きっとこんなことがたくさん起こっていたんだろうな、と思わずにはいられないストーリー。大きな企業や国は、機械のように無慈悲に人間を蹂躙するんだろうな、と改めて実感した。

日誌#228『藻屑蟹』(赤松利市、徳間文庫)

気になって購入したが、ずっと読めずにいた。原発避難地とその周辺では、きっとこんなことがたくさん起こっていたんだろうな、と思わずにはいられないストーリー。大きな企業や国は、機械のように無慈悲に人間を蹂躙するんだろうな、と改めて実感した。
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日誌#229『酒を主食とする人々』(高野秀行、本の雑誌社) 高野さんの著書はホントにハズレがない。次はどんなところへ我々を連れて行ってくれるのだろうかと、毎回楽しみです。

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高野さんの著書はホントにハズレがない。次はどんなところへ我々を連れて行ってくれるのだろうかと、毎回楽しみです。
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日誌#230『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』(角幡唯介、新潮社) やっていることはとてもおもしろいのに、文章が理屈っぽすぎてついていけず、半分まで読んで断念。 最近、クルマに乗っていても「カーナビなんてなければいいのに」と思うことが多い。漂泊したいよね(そんなレベルの話ではないか)。

日誌#230『地図なき山 日高山脈49日漂泊行』(角幡唯介、新潮社)

やっていることはとてもおもしろいのに、文章が理屈っぽすぎてついていけず、半分まで読んで断念。
最近、クルマに乗っていても「カーナビなんてなければいいのに」と思うことが多い。漂泊したいよね(そんなレベルの話ではないか)。
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【急募!】 v0で制作しダウンロードしたものを、(1)http/css/jsでアウトプットし、(2)https化して、(3)FTPでアップロードする直前までの作業ができる方! ご連絡乞う!

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日誌#231『哀愁の町に何が降るというのだ。』(椎名誠、本の雑誌社) 『哀愁の町に霧が降るのだ』のリメイク版という位置付けなのだが、シーナさんももう老境ということで、だいぶ筆致が淡いものになっていて面食らう。ただ、歳上の女性との密かな逢瀬のあたりは妙に艶かしくて、それにもびっくり。

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『哀愁の町に霧が降るのだ』のリメイク版という位置付けなのだが、シーナさんももう老境ということで、だいぶ筆致が淡いものになっていて面食らう。ただ、歳上の女性との密かな逢瀬のあたりは妙に艶かしくて、それにもびっくり。
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日誌#232『熟柿』(佐藤正午、角川書店) 行ったり来たりの時系列、視点の切り替わりといった、いつもの佐藤正午的不思議さはなく、その分、主人公の心情がストレートに伝わってきた。それと、わたしは上の子の継父なので、田中さんの後妻側に立った想像をいろいろした。非常に前向きな読後感。

日誌#232『熟柿』(佐藤正午、角川書店)

行ったり来たりの時系列、視点の切り替わりといった、いつもの佐藤正午的不思議さはなく、その分、主人公の心情がストレートに伝わってきた。それと、わたしは上の子の継父なので、田中さんの後妻側に立った想像をいろいろした。非常に前向きな読後感。
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日誌#233『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子、徳間書店) 好物の折原一の香りのするイヤミスで大好物。なのだが、最後のトリックはトリックとしてはよくても、それによる意外性がなく、読後感がガラリと変わるというわけでもないので、モヤっとした。作品としてのトリックの必要性ということを考える。

日誌#233『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子、徳間書店)

好物の折原一の香りのするイヤミスで大好物。なのだが、最後のトリックはトリックとしてはよくても、それによる意外性がなく、読後感がガラリと変わるというわけでもないので、モヤっとした。作品としてのトリックの必要性ということを考える。
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日誌#233『ボダ子』(赤松利市、新潮社) 読み終わったのが仙台、またその少し前には石巻にいたということもあり、リアルに読めた。作中の「河南市」は石巻市のことだが、お邪魔した町でそんなことが起きているなんて……、と驚愕。地元の人にとっては「何をいまさら」というような事実なんだろうな。

日誌#233『ボダ子』(赤松利市、新潮社)

読み終わったのが仙台、またその少し前には石巻にいたということもあり、リアルに読めた。作中の「河南市」は石巻市のことだが、お邪魔した町でそんなことが起きているなんて……、と驚愕。地元の人にとっては「何をいまさら」というような事実なんだろうな。