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@aoi_tanka_haiku

短歌/俳句/写真/日々/

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calendar_today19-11-2020 00:44:27

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『NHK俳句』 2025年5月号 題詠「囀」 堀田 季何 先生 選 佳作 さえずれど生殖しないセルフレジ 選んでいただいていました 生物や繁殖の概念が変わり始めているかもしれない、と最近思います #俳句 #haiku

『NHK俳句』 2025年5月号
題詠「囀」
堀田 季何 先生 選 佳作

さえずれど生殖しないセルフレジ

選んでいただいていました
生物や繁殖の概念が変わり始めているかもしれない、と最近思います

#俳句 #haiku
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『NHK短歌』 2025年5月号 題詠「書く」 大森 静佳 先生 選 佳作 富士山の富士を漢字で書けそうな子もおしなべてふじの書き初め 選んでいただいています 中学のとき、英語のテストの答えを筆記体で書いて、減点された同級生がいました #短歌 #tanka

『NHK短歌』 2025年5月号
題詠「書く」
大森 静佳 先生 選 佳作

富士山の富士を漢字で書けそうな子もおしなべてふじの書き初め

選んでいただいています
中学のとき、英語のテストの答えを筆記体で書いて、減点された同級生がいました

#短歌 #tanka
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2025.4.25✉️ 近所の姉弟に手紙をもらった。歪ではあるが、とめはねはらいを守った小学生らしい、律儀な字が並んでいる。私の字はよく踊る。他人にも指摘される。踊っているので、文字の本分を損ない、読みにくいらしい。だが仮に書が人を表すのならば、私の肉は、私の本分を失い、踊れる可能性がある。

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『角川俳句』 2025年5月号 題詠「新」 夏井 いつき 先生 選 秀逸 しゃぼん玉むくむく重い新生児 選んでいただきました 新生児はいつ抱いても、重さと柔らかさの中に脆さと生命を感じて、おろおろしてしまいます #俳句 #haiku

『角川俳句』 2025年5月号
題詠「新」
夏井 いつき 先生 選 秀逸

しゃぼん玉むくむく重い新生児

選んでいただきました
新生児はいつ抱いても、重さと柔らかさの中に脆さと生命を感じて、おろおろしてしまいます

#俳句 #haiku
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2025.5.1🚲 自転車に乗った女子高生が、右手にタバコを燻らせながら走り去った。今、この時、つまりそれを青春と彼女がみなす時に、吸わないといけないのだろう。私には必要のなかった春が角を曲がって消えた。

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2025.5.5🌃 水田が姿を現す時期だ。畦で四角く切られた地面に、とぷとぷと水が張られる。波がないので、それは水鏡となる。昼もいいが、夜、街灯や家の明かりなどが光となってうつりこむ姿は、まだ少し肌寒い夜気と相まって、静謐な美しさがある。本格的に田植えが始まる前の、短い期間の美しさだ。

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2025.5.7🌾 ゴールデンウィークも終わり、おそらくほとんどの田植えが終わった。水田に規則正しく植わり、チョイと葉を出す稲を見て不意に、地図記号の田は、今の季節の稲の様子なのではないかと思った。あるいは、収穫後に残る根もとの様子。どちらにせよ、実りの季節の記号ではないように思った。

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2025.5.18🏣 簡易郵便局に行く機会があった。ATMがなく、窓口から出金してもらうという却って贅沢な行いをした。生まれ育った町には「簡易」郵便局すらなく、コンビニもなく、駅もバス停も遠く、しかし警察官が常駐していない空の交番はあり、雉と燕がいて、水田と畑に囲まれていた。不便とは。

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2025.5.23🥭 苔を摘む四十雀を観ていた。飛び跳ねた先にたわわに青梅が生っていた。見れば足元にも、今まさに落ちたというように、ころん、とひとつ転がっていた。拾い上げると、するするとした手触りをしていた。芯のあたりがひんやりとしていて、梅に体温はないが、私にはあるのだったなと思った。

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2025.6.11🛏️ 最近、夫の眠る前、青葉市子のレコードをかける。私はカーステレオですら、低音を少し強く設定する。あまり音質にうるさくないはずなのだが、耳が悪いのか、iPhoneのスピーカーからでは低音が拾えない。夫のアンプから鳴るCOLORATURAは大変に素晴らしい。そろそろA面が終わる。