娘が理科の実験で「失敗したらみんなの迷惑になるからそこはやりたくない」と言ったら、先生に「やる気がないなら帰れ、集団行動が嫌ならもう学校にくるな」と怒鳴られた。娘は内申が気になり黙ってたというが、これで不登校になったら先生は責任を取れるのか。もはや指導じゃなく暴言としか思えない。

「俺は金を稼いでる、お前は何してんだ」と子どもが不登校になると言い放つ旦那さんが世にはいるらしい。でも奥さんは家政婦として換算するだけで年収864万円になるという試算もある。そこに育児まで任せっきりなら、出てくる言葉は文句じゃなく「ありがとう」だよね。それも無理ならせめて黙ろうか。

娘が不登校だったとき、毎朝学校に「今日も休みます」と連絡するのがつらかった。ある日、先生が「来れる日だけ連絡してくれたらいいですよ」と言ってくれた。不登校の親にとって毎朝の連絡は精神的にキツすぎる。もちろん規則もあると思うけど、こんな配慮と優しさに、涙がでそうになるほど救われた。

次女が英検準二級に合格した。受験前に受かったのがまた嬉しい。だけど小学生までは長女の方が勉強もスポーツも得意で友達も多かった。次女が勝ってたのは負けず嫌いで頑張ること。そして不登校になったのは長女のほう。2人を見てて思う、努力って大事だし、努力できるのがそもそも才能だなってこと。

遅刻ギリギリで駆け込んできた部下に、再雇用のおじさんが「始業前には作業服に着替えとけ」と説教してたから、僕から「着替えは業務だから来るのはギリでもいいよ」と言ったら、おじさんが「甘やかしだ」と怒ってきたので「あなたのお気持ちでコンプラ違反しないで下さい」と言っといた。昭和に帰れ。

健診センターで採血のときに「アルコールは大丈夫ですか？」と聞かれたので「 はい！昨日も飲んできました 」と答えたら「昨日お酒飲んだなら健診中断して会社に報告しますよ」って怒られた。それはマズいので「冗談です飲んでません」と嘘をついたけど、寝酒がないと眠れない人間に健診が苦行すぎる。

娘が「やっぱり無理かも」と言ってきたとき「そんなことないよ」って否定するのをやめた。まず「分かったよ」と受け止める方が、相手は自分のことを話しやすくなる。否定しないってそれだけで立派なギフトだよね。でも娘に「髪、また薄くなった？」と聞かれて「そんなことない」って全力で否定してる。

不登校の娘が学園祭にだけ参加したときに『準備にも参加してないのに迷惑かも』と不安に思いながら送り出したことがある。娘が「すごく楽しかった」と笑顔で語る姿にほっとしたけど、クラスのみんなはいい気はしなかったかもと想像すると苦しくなる。なにが正解だったのか、答えはいまだ見つからない。

部下と評価面談していたら「やることキチンとやって失敗もないのにB評価は納得できない」と言ってきた。だから「現状より良くしようとチャレンジしないから。失敗は悪いことじゃなく、挑戦した人だけが得られる副産物」と言ったら「じゃあ、失敗したらいいんですね」と返ってきた。いや、そうじゃねー

20代のとき転勤で引っ越すことになった。茶髪にピアスで不動産屋にいったら、店員に予算8万て言ってるのに6万くらいの物件ばかりもってくる。そこで名刺だして「借り上げ社宅です」と言ったら今度は10万の物件をもってきた。人を身なりだけで決めつけるなと言いたいけど、まずは予算の物件もってきて。

受験を控えてる娘が「努力って必ず報われるわけじゃないよね」と言ってきたから「今はそう思うかもしれないけど、努力の積み重ねが自分の実力になっていくんだよ」と語ったら「じゃあ無理して志望校に受からなくてもいいか」と言ってきた。あれ、頑張ろうって言ったつもりが全く通じてなくて、涙でた。