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定期的にマジックから離れるのって良いことだと思うんですよね。僕みたいに趣味がありすぎる人間は、各趣味に費やせる時間が限られているから、常にマジックだけに集中するのは難しい。とはいえ、カードに触らない日はないんだけど。だからこそ、ふと新しいマジックを閃くことができると思うんです。

最近とても良い練習方法を編み出したからここに記しておく。 人が必要なんだけど、かなりの至近距離（15cm以内）で見てもらうという練習方法。 バレたくないから手の動きが早くなったり、普段より怪しい動きになるでしょう。その後で実際の演技の時の距離感で演じてみてください。かなりラクですから。

たとえばね、 「２枚のクイーンを使いましょう。」 ってセリフから始まるマジックがあるとして、 「２人の美女を使いましょう。」 って言いかえるだけで、なんだかあなたのマジックが優雅になった気分になりませんか。

デックの自由化が起きたのはいつからだろう。「マジシャンといえばバイシクル」という時代を知らない若手も増えてきた。希少なデックを使いたい気持ちはわかる。でも使い込みすぎて側面が黒ずんだデックだけは実演で使わないように。これからマジックを演じるって時にマイナス100点を食らってしまう。

「価値のあるマジックは？」と聞いたら… マジシャン「誰も知らないマジック」 クリエーター「誰でも簡単にできるマジック」 研究者「難しいマジック」 客「ビックリするマジック」 YouTuber「映えるマジック」 女性「おもしろいマジック」 相手にとって「価値がある」を提供せなアカンよね。

マジックかっこいいって思う人、10,000人 マジックしたいって思う人、1,000人 マジック始める人、100人 マジック続ける人、10人 マジック極める人、1人 上手い人の本質は、極めてシンプル。

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種明かしのない世界で生きている客を相手にし続ければいいだけだと知りつつも、どうしても種明かしに群がる群衆を羨ましく思ってしまう。し、それに挑戦してしまう。 どうあがいても、種明かしを超える客引きコンテンツは生み出せないのに。

マジックが上手い人と下手な人の決定的な違いは、カードやコインを扱う動きの軽さ・重さだと思う。 そしてこの表現もまた、上手い人にしか理解できない。