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古川聡 Satoshi Furukawa

@Astro_Satoshi

JAXA宇宙飛行士
JAXA Astronaut

ID:207878118

linkhttp://iss.jaxa.jp/ calendar_today26-10-2010 06:24:46

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宇宙から地上へ戻った後、コーヒーの良い香りに癒されています。国際宇宙ステーションの微小重力環境で飲み物は通常密閉容器に入っていて、ストッパー付ストローで飲むので、地上のようにカップに入ったコーヒーから漂う香りを楽しめなかったのです。

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今回の署名により、日本の得意分野での挑戦・貢献による国際協力で有人月探査が今後進むことを、とても嬉しく思います。関係者のみなさまに感謝いたします。

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宇宙から地上に戻り本日で4週間、リハビリのおかげで運動能や柔軟性が飛行前レベルに近いところまで戻ってきました。リハビリは約45日間コースで、まだ続きます。

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宇宙から地上に戻り本日で20日目、体重の約10%、ボウリングボールくらい重さがある頭を支えるため後頚部筋肉が張って疲れやすかった症状や、イスに座った際に当たるお尻部分の痛みが消失しました。

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宇宙の微小重力環境では、短時間物を仮置きする際、そっと手を離して空中に浮かせておく場合があります。その感覚が残っていると、地上に戻ってから大切なものから手を離して落としてしまうため、相手が物を持ったことを確認してから自分の手を離すよう注意していました。

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国際宇宙ステーションの微小重力環境でそうであったように、床を少し押せば天井まで飛べたり、ビルの屋上から出ても自分の身体が浮いていられるような気が、地上へ帰還後しばらくしていました。大変危ないため、そのような場所へは近づかないよう注意しているうちに、重力環境に慣れてきています。

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宇宙から地上へ帰還後は、ボールを使ったリハビリもしています。ボールを壁あてする際、最初思わず壁に向かい真っすぐ水平に投げ、狙ったところより下へいってしまいました。それは、宇宙の微小重力下では、力を加えた向きに物が真っすぐ進むレーザービーム投球であり、それに慣れていたためです。

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地上から宇宙の微小重力環境に行ってすぐの頃に仲間へ何かを投げて渡す際、目標より上にいってしまいました。これは、無意識のうちに重力の影響を受けての山なり放物線軌道をイメージしたためと推測。宇宙の微小重力環境では、野球をプレーする者の夢であるレーザービーム投球を誰でもできます!

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宇宙長期滞在から地上へ帰還後のリハビリは、ジムでバイクをこいでからストレッチ、ウエートトレーニングをしたり、また水中を歩いたりもして進めています。日替わりメニューで飽きがこないよう専門家が工夫してくださっており、感謝!

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宇宙の微小重力下では、身体のストレッチが難しいです。2ヶ所以上で手すり等をつかみ身体を固定しないと、身体が浮いたり回転してしまったりして、思うように対象部位を伸ばせないのです。うまいアイデアがある方、是非お願いします!

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宇宙長期滞在から地上へ帰還後には、首や背骨を前後左右に曲げる柔軟性が下がり、また肩関節や股関節などの可動域(動かせる範囲)が狭くなっていました。微小重力環境ではそれらを地上ほど動かすのが不要だし難しかったためと推測されます。各種ストレッチで、飛行前の状態へ徐々に戻ってきています。

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地上帰還3日目頃から、背骨の腰部分(腰椎)および座った際イスや床にあたるお尻が痛いと感じました。いずれも、宇宙の微小重力で支えるのが不要だった自分の重さを支えるために生じた症状と推測しています。それらも、少しずつ良くなってきています。

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地上帰還2-3日目から、微小重力で上半身にいっていた組織液が重力で下半身へシフトして元に戻り、足裏とふくらはぎが腫れぼったくジンジンするのを感じました。また、身体バランスを取るのにふくらはぎの筋肉を沢山使っているためか、ふくらはぎが張っています。それらが少しずつ改善してきています。

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微小重力環境では、斜めや逆さまどんな姿勢でも問題なかったのに対し、地上の1Gでは、ある程度以上身体を傾けると転ぶこと、その限界を思い出すリハビリをしています。

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宇宙長期滞在から地上に戻り、2-3日で首を動かしても気持ち悪くなくなると、次に気になるのは、ちょっとした動きでバランスを崩しやすい身体の不安定さです。バランスを取りやすくするため、前屈みになりがちでしたが、改善してきています。

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頭は体重の10%程度で、ボウリングのボールくらいの重さです。それを支えるのが不要だった宇宙の微小重力環境から地上に戻ると、頭を支える首の筋肉がプルプルしているのを最初感じました。また、頭を支える後頚部の筋肉が張って疲れやすいですが、日に日に改善してきています。

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宇宙の微小重力環境から地上の1G環境に戻って最初は、首を特に縦方向へ動かすと気分が悪くなります。最初下を向けないため、靴下や靴を自分ではけず大変でしたが、2-3日で改善しました。

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フロリダ沖に着水後、ヘリに次いで飛行機にて米国テキサス州ヒューストンへ戻りました。重力環境への再適応に向けたリハビリ等中心に、これからしばらく活動していきます。みなさま、ありがとうございました!

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