ワタナベ タカユキ (@subculture_0925) 's Twitter Profile
ワタナベ タカユキ

@subculture_0925

馬ノ骨科演劇属 (売れない俳優)
映画を観ます。本を読みます。音楽を聴きます。

出演作『工作教室』『かもめ -四幕の喜劇-』『母を逃がす』『中島鉄砲火薬店』『唐版 風の又三郎』ほか

ID: 3316483376

calendar_today16-08-2015 04:01:27

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穂紫 朋子 (@ho_shi_0729) 's Twitter Profile Photo

未麻りん好評だったのでこちらも❣️ 沢山のいいねとリツイートありがとうございます☺︎ #perfectblue

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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』鑑賞。鬱屈した現実の日々を吹き飛ばすのはジョークでなく音楽だった。支持者(自身の影・ハーレイ)に喰われる展開はすでに冒頭アニメで暗示されていたわけか。結局どこまでも孤独な"ひとり狂い"を演じるしかなかった男の話。嫌いではないが展開がワンパターンで退屈。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』鑑賞。鬱屈した現実の日々を吹き飛ばすのはジョークでなく音楽だった。支持者(自身の影・ハーレイ)に喰われる展開はすでに冒頭アニメで暗示されていたわけか。結局どこまでも孤独な"ひとり狂い"を演じるしかなかった男の話。嫌いではないが展開がワンパターンで退屈。
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ウインド39周年祭『ガメラ2 レギオン襲来』鑑賞。宇宙生物の生態に『ウルトラQ』的ワンダーと科学的根拠が付与され、拡充する電子網への批判的視点までもが見え隠れする。街が戦場になるかもしれないという緊張感が的確な演出とショットの積み重ねによって高まり、怪獣同士の激突へと繋がる。職人技!

ウインド39周年祭『ガメラ2 レギオン襲来』鑑賞。宇宙生物の生態に『ウルトラQ』的ワンダーと科学的根拠が付与され、拡充する電子網への批判的視点までもが見え隠れする。街が戦場になるかもしれないという緊張感が的確な演出とショットの積み重ねによって高まり、怪獣同士の激突へと繋がる。職人技!
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『グレース』鑑賞。せせらぎの音から始まる物語は少女の経血へ、そして赤い車へ繋がる。上流から下流へと続く旅はひとりの少女が大人へと成長する、父の支配と母の面影という桎梏から自由になりひとりの女性として生き始める旅だ。どこへでも行けそうでどこにも行けない閉塞感を打ち破るラストが見事。

『グレース』鑑賞。せせらぎの音から始まる物語は少女の経血へ、そして赤い車へ繋がる。上流から下流へと続く旅はひとりの少女が大人へと成長する、父の支配と母の面影という桎梏から自由になりひとりの女性として生き始める旅だ。どこへでも行けそうでどこにも行けない閉塞感を打ち破るラストが見事。
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ウインド39周年祭『私、オルガ・ヘプナロヴァー』鑑賞。若く美しく抑圧された女性死刑囚となればいくらでも物語を装飾することは可能だろうが、あえて愚直なまでに編集をぶつ切りにし、感情移入はおろか物語の展開すら読み取りにくくしている。功を奏しているかどうかは別だが、やりたい事はよく解る。

ウインド39周年祭『私、オルガ・ヘプナロヴァー』鑑賞。若く美しく抑圧された女性死刑囚となればいくらでも物語を装飾することは可能だろうが、あえて愚直なまでに編集をぶつ切りにし、感情移入はおろか物語の展開すら読み取りにくくしている。功を奏しているかどうかは別だが、やりたい事はよく解る。
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『八犬伝』鑑賞。中途半端な映画を2本くっつけてようやく一本立ちさせたけど、いろんな部分がガタピシいってる印象。虚の側は演技も演出も作り物感が強く稚拙で、そのご都合主義的な展開を実の側で著者に弁解させているようにすら思えてくる。良い話風で言いくるめられた感が強い。照明が綺麗だった。

『八犬伝』鑑賞。中途半端な映画を2本くっつけてようやく一本立ちさせたけど、いろんな部分がガタピシいってる印象。虚の側は演技も演出も作り物感が強く稚拙で、そのご都合主義的な展開を実の側で著者に弁解させているようにすら思えてくる。良い話風で言いくるめられた感が強い。照明が綺麗だった。
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『ルート29』鑑賞。森井勇佑監督の持つ子供の目が好きだ。大人には見えないものが見える目。すでに亡くなっている人や社会的な仕組みの外にいる人、あるいは脳に腫瘍ができた人にしか見えない無何有郷。死の影の差すと同時にいきもので満ち溢れた、サイクルの場。一時でもそこで遊べた者は幸福だろう。

『ルート29』鑑賞。森井勇佑監督の持つ子供の目が好きだ。大人には見えないものが見える目。すでに亡くなっている人や社会的な仕組みの外にいる人、あるいは脳に腫瘍ができた人にしか見えない無何有郷。死の影の差すと同時にいきもので満ち溢れた、サイクルの場。一時でもそこで遊べた者は幸福だろう。
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『本心』鑑賞。良い世界になったと言うが、それは誰にとっての良い世界なのだろうか。裕福な者はより便利で上辺だけ綺麗なものに囲まれ、困窮する者はさらに苦しみを強いられる。ディストピアはすぐそこにある。他人どころか自分の気持ちすら解らなくなる中で、黒猫が幸運の象徴であったことは救いだ。

『本心』鑑賞。良い世界になったと言うが、それは誰にとっての良い世界なのだろうか。裕福な者はより便利で上辺だけ綺麗なものに囲まれ、困窮する者はさらに苦しみを強いられる。ディストピアはすぐそこにある。他人どころか自分の気持ちすら解らなくなる中で、黒猫が幸運の象徴であったことは救いだ。
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ウインド39周年祭『ノベンバー』鑑賞。まるでベルイマンのような対比の強い白黒画面の中に、自動人形や擬人化された疫病、聖餅の弾丸などマジック・リアリズム的要素が鏤められる。息を呑むほどに美しい映像と人間の欲に満ちた醜く汚らしい映像、この聖と俗を交互に紡いだような詩的情景が素晴らしい。

ウインド39周年祭『ノベンバー』鑑賞。まるでベルイマンのような対比の強い白黒画面の中に、自動人形や擬人化された疫病、聖餅の弾丸などマジック・リアリズム的要素が鏤められる。息を呑むほどに美しい映像と人間の欲に満ちた醜く汚らしい映像、この聖と俗を交互に紡いだような詩的情景が素晴らしい。
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ウインド39周年祭『極道恐怖大劇場 牛頭』鑑賞。トンデモなく不条理なのだが、全ての人がこれだけは譲れない、これこそが自分の使命なのだということを頑なに貫き通そうとした結果、噛み合わなくなっての不条理なので実は芯の部分はかなりしっかりしている。三池監督作品中でも屈指の大傑作だと思う。

ウインド39周年祭『極道恐怖大劇場 牛頭』鑑賞。トンデモなく不条理なのだが、全ての人がこれだけは譲れない、これこそが自分の使命なのだということを頑なに貫き通そうとした結果、噛み合わなくなっての不条理なので実は芯の部分はかなりしっかりしている。三池監督作品中でも屈指の大傑作だと思う。
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ウインド39周年祭『栗の森のものがたり』鑑賞。カラヴァッジョのような明暗対比やフェルメールのような窓辺の光が西洋絵画を彷彿とさせ目を惹くが、肝心の物語にあまり魅力を感じず。全編が死の直前の走馬灯を映像化したもののようではあったが、夢と現実が交錯する場面も強く印象に残りはしなかった。

ウインド39周年祭『栗の森のものがたり』鑑賞。カラヴァッジョのような明暗対比やフェルメールのような窓辺の光が西洋絵画を彷彿とさせ目を惹くが、肝心の物語にあまり魅力を感じず。全編が死の直前の走馬灯を映像化したもののようではあったが、夢と現実が交錯する場面も強く印象に残りはしなかった。
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ウインド39周年祭『WANDA/ワンダ』鑑賞。常に何かに怯えているようなバーバラ・ローデンの佇まい。痛々しいほどの孤独感と疎外感。行きずりの男と寝、強盗の男に逃避を求めたのかもしれないが、彼女にはアメリカン・ニューシネマのような刹那的開放感すら与えられない。ラストショットはまるで遺影だ。

ウインド39周年祭『WANDA/ワンダ』鑑賞。常に何かに怯えているようなバーバラ・ローデンの佇まい。痛々しいほどの孤独感と疎外感。行きずりの男と寝、強盗の男に逃避を求めたのかもしれないが、彼女にはアメリカン・ニューシネマのような刹那的開放感すら与えられない。ラストショットはまるで遺影だ。
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ウインド39周年祭『りりかの星』鑑賞。前半のサイレントパートが説明的過ぎるように感じる。モンタージュのみで語れる部分や観客が想像で補える部分にまで字幕カットが入っていて、ソリッド感が失われてしまっていた。ダンスシーンを引き立てるためだけのようにすら思えてしまう。パンチラは良かった。

ウインド39周年祭『りりかの星』鑑賞。前半のサイレントパートが説明的過ぎるように感じる。モンタージュのみで語れる部分や観客が想像で補える部分にまで字幕カットが入っていて、ソリッド感が失われてしまっていた。ダンスシーンを引き立てるためだけのようにすら思えてしまう。パンチラは良かった。
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ウインド39周年祭『ディス・マジック・モーメント』(舞台挨拶付上映)鑑賞。各映画館についての短いインタビューは、あくまでその劇場を深く知る為のきっかけに過ぎず物足りなさは否めないが、一瞬一瞬を紡ぐことで魔法のような"場"が形成されてゆくのだろう。僕はこれからも映画館に行く。それだけだ。

ウインド39周年祭『ディス・マジック・モーメント』(舞台挨拶付上映)鑑賞。各映画館についての短いインタビューは、あくまでその劇場を深く知る為のきっかけに過ぎず物足りなさは否めないが、一瞬一瞬を紡ぐことで魔法のような"場"が形成されてゆくのだろう。僕はこれからも映画館に行く。それだけだ。
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ウインド39周年祭『風が吹くとき』鑑賞。二度の世界大戦で戦勝国となったイギリスの国民だからか、あるいは政策そのものが機能していないのか、夫婦はどこまでも長閑だ。それが却って恐ろしく、悲愴感が漂う。科学万能の時代が称揚されるが、その科学が生み出したものの究極が原水爆であることの皮肉。

ウインド39周年祭『風が吹くとき』鑑賞。二度の世界大戦で戦勝国となったイギリスの国民だからか、あるいは政策そのものが機能していないのか、夫婦はどこまでも長閑だ。それが却って恐ろしく、悲愴感が漂う。科学万能の時代が称揚されるが、その科学が生み出したものの究極が原水爆であることの皮肉。
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『悪魔と夜ふかし』鑑賞。番組の雰囲気が堪らない。世代ではないが、いかにも"往年のヒット番組"という感じ。そこで繰り広げられる数々の超常現象が、絶妙な虚実皮膜のあわいを描き出している。観覧客がいて、さらに我々観客がいるという二重の安全圏で守られた、エンタメに振り切ったフッテージもの。

『悪魔と夜ふかし』鑑賞。番組の雰囲気が堪らない。世代ではないが、いかにも"往年のヒット番組"という感じ。そこで繰り広げられる数々の超常現象が、絶妙な虚実皮膜のあわいを描き出している。観覧客がいて、さらに我々観客がいるという二重の安全圏で守られた、エンタメに振り切ったフッテージもの。
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『ドリーム・シナリオ』鑑賞。夢すらも拡散され消費され、毀誉褒貶に晒される。夢(あるいは映画やその他の芸術)は生産財か消費財かという問題も含んでいるだろう。ジャンプカットの多用で全体が夢のような構成になっているのは悪くないが、悲劇としても喜劇としても物足りない。狂気性と娯楽性も同様。

『ドリーム・シナリオ』鑑賞。夢すらも拡散され消費され、毀誉褒貶に晒される。夢(あるいは映画やその他の芸術)は生産財か消費財かという問題も含んでいるだろう。ジャンプカットの多用で全体が夢のような構成になっているのは悪くないが、悲劇としても喜劇としても物足りない。狂気性と娯楽性も同様。
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『ドリーム・シナリオ』ニコラス・ケイジが大学教授役じゃなくて、ニコラス・ケイジ本人役でみんなの夢の中に出て来たら『マルコビッチの穴』みたいな不条理映画として面白かったかもしれないな。

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太田昌克『核クライシス 瓦解する国際秩序』読了。核拡散防止条約が孕む矛盾、独自に核開発を続ける北朝鮮やイスラエル、冷戦終結後から今なお続くロシアとウクライナの微妙な関係性、そこに常に影を落とすアメリカ、第三の大国、中国。核をめぐる未曾有の危機に、日本人の僕にできることはあるのか?

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『Chime』鑑賞。人間が本質的に持っている残酷さや本来的に抱く恐怖感を凝縮したような映画。不可解な現象をすべて個人の妄想や強迫観念の産物として描くことで、きっかけすらあれば自分も同じような行動に出てしまうのではないかという恐さがある。血の赤、車の赤、ペットボトルの赤(!)が印象的。

『Chime』鑑賞。人間が本質的に持っている残酷さや本来的に抱く恐怖感を凝縮したような映画。不可解な現象をすべて個人の妄想や強迫観念の産物として描くことで、きっかけすらあれば自分も同じような行動に出てしまうのではないかという恐さがある。血の赤、車の赤、ペットボトルの赤(!)が印象的。